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宮崎で”今”起こっていること[2010年05月31日(Mon)]
知人から送られてきた宮崎で”今”起こっていることに関する情報を転載します。

「当事者以外は蚊帳の外」では、あまりにも悲しすぎます。
赤松さんの発言には、怒りを通り越して、呆れ、あきらめすら感じてしまいます。

宮崎の現場の悲痛を、みなさんの周りの一人でも多くの人へ伝えて下さいメガホン
よろしくお願いします。


---***以下、すべて転載文***---

【2010年05月12日】口蹄疫の問題について

今、宮崎県内では口蹄疫の問題で衝撃が走っています。宮崎県内にいても詳しく知らない、わからない口蹄疫の現状。

普天間問題やギリシャの問題、、殺人事件等々、ニュースがあふれている中宮崎県内のニュースでもあまり長い時間を割かれないのはなぜなのでしょうか?なぜ全国ニュースでは報道されないのでしょう? 県内外の方々に伝えて口蹄疫問題を理解していただけたら・・・心から 思います。

この 現状を知ってもらうこと世論で政府を動かすしかもう手が無いんです。昨日日記に書いた仲間の輪による消毒剤の話も、政府の圧力がかかり、“各県まず自分所の防疫の徹底をせよ。宮崎は農相みずから出向き全力で対応している”との電話があったみたいです。
消毒剤が圧倒的に足りません。
消毒剤の事は昨日書きましたが、人手も圧倒的に足りません。
政府は“現場スタッフを国としても確保している”と発表してますが、一昨日までの現場スタッフ350人のほとんどは県のスタッフ。
九州農政局から3人の獣医師と20人のスタッフ、追加で30人の自衛隊。
追加で来た自衛隊は4日出たら2日休み実質2/3の労力。
昨日から宮崎による確保と九州各県の応援により倍の700人体勢に。
それでも殺処分対称の1割しか処分出来てません。
県も、保健所も、獣医師も、JAも、市町村も、休みなしで必死になって頑張ってます。 保健所の友人はGWどころか、発生からずっと休み無し、6〜21時の重労働。
爪は割れ、消毒剤で手の皮膚が爛れ…、それでも必死になって戦ってます。
マイミクさんの旦那さんも新婚、子供が産まれて初めてのGWも休み無しで頑張ってくれてます。 ホントに感謝しています。

それでも全然処分が追い付かないんです。

今、処分対称の10万頭のうち、20日間で処分が終わったのは1万頭にも届きません。
今1日の処分頭数が千頭。毎日発症する頭数の方が圧倒的に多いんです。
感染した牛は毎日10億個、豚は5兆個のウイルスを撒き散らします。
感染拡大が止まりません。 4月末に発症した友人の農場では、今のペースでは5月内に処分出来るかどうかと言った所です。
全て殺されてしまう。
それでも弱れば排出するウイルスが増える。
だから、殺されるのがわかってても、毎日餌をやり、ビタミンをやり、あらゆる手を尽くして少しでも牛を健康に保とうとしてます。
でも、農場全ての牛に広がり、弱い子牛から次々に弱り、死んでいきます。
死んでも処理業者も出入りできないため、死体の上に大量の石灰を乗せても、腐敗し異臭を放ち始め、それでも親牛は自分の子を一生懸命舐め、石灰を落とそうとします。
消毒剤の不足から、本来は牛に使わないような強い薬を大量に毎日浴びせられ、牛は毛が抜けぼろぼろになっていきます。
そんな中で、自分の家族同然の牛を殺す事も出来ず、飼い続けなければならないんです。
また、保健所や獣医師が殺処分現場に集中せざるを得ず、発症が疑われる農場の検査も出来ず、テレビや報道では50件80000頭となっていますが、把握してるだけで発症の疑いがあり検査待ちの所があと40農場あります。
とにかく人手が足りないんです。
もう殺処分が追い付かないんです。
首相が激甚災害に認定し、自衛隊を出さない限り、拡大は収まりません。
「その必要があるかどうかを関係閣僚と話し合い、必要とあれば検討する」とか言ってる場合じゃないんです!!
ワクチンと言う手も有りますが、現行の法律では使えず、しかも大臣は「参院選後の国会で立案立法を…」とか言ってますが、その頃には国内の牛・豚・山羊・羊・鹿・猪…等の偶蹄類はいなくなってるでしょう。

皆さんにお願いです。

とにかく、今、宮崎で大変な事が起こってると言うことを、多くの人に伝えて下さい。
もう世論で政府を動かすしか方法がないんです。 資材機材も、人手も、予算も…

もう国に頼るしかないんです。

よろしくお願いします。
おおきなうねりとなって国会の場に届くことをねがっています
どうか宮崎の酪農を助けて下さい。
心の底からお願いします。

もしも宮崎だけではなく、自分の住む街に口蹄疫の病気が広がったらどうしますか?

人事では済まされない、今必死に食い止めようとしている宮崎の農場の方達の努力を是非に政府に働きかけるのを手伝って頂きたい。

ブログの力は弱いかも知れないが何もしないよりマシ

何卒宜しくお願い致します。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

別の方の5月10日の朝の日記

「朝4時。2時間しか寝てないのに目が覚める。

牛舎に入り、1頭1頭ヨダレは出てないか、水泡は出来てないか、びくびくしながら見て回る。
最後の1頭を見て、
「あぁ、良かった。今日も出て居なかった。」とため息を付く。
それから2時間の消毒作業。念入りに隅から隅まで消毒をする。もう、消毒剤も残り少ない。
それが終わると餌やり。本来の餌の量よりちょっとだけ多めにやる。
もしかしたら、今日が最後の餌やりになるかもしれないから。
ちょっと気の荒いヤツ、臆病なヤツ、おとなしいヤツ…
色んなヤツが色んな顔で楽しみに餌を待ってる。
みんな子牛の時からミルクを与え、餌をやり、病気をしたら治療して…、うちの牛はみんな自分の子供だと思ってる。
昨日発症した川南の農場…
うちの牛が行ってる。
年間100頭以上の子牛を売るけど、みんなどんな子でどこに行ったか覚えてる。
人慣つっこくて、元気な子だった。もうすぐ、薬を射たれ殺される。

朝食を取る。もう冷蔵庫には味噌と煮干しかない。買い物にすら行けない。
米だけは大量にあるがw
時間も無いんで簡単に朝食を済ます。

携帯が鳴る。
1日に何度なるだろう。その度にびくびくする。
電話に出る。
「○○んとこが出た…」電話の向こうで泣くように叫ぶ。
…大学の同級生だ。
明るくていつもバカばかり言ってるヤツだった。卒業して、2年会社努めをして、実家を継いだ。
規模を拡大し、いい牛を出していた。熱くて、一生懸命なヤツだった。
口蹄疫。もう、廃業するしかない。

雌の子牛は大体40万くらいする。
それを買って、種を付けて、10月して子牛が産まれ、3年手塩にかけて育て上げてやっと肉になる。 牛舎が1000万、機材が500万、機械が1000万、母牛が100頭で4000万、回転資金が1000万。 全頭殺処分。 補償金は母牛の4000万の4/5、3200万のみ。
莫大な借金のみが残る。
口蹄疫を出したら5年は牛を入れられない。
口蹄疫が出た牛舎や農場の機材や機械は、同業者には敬遠され、売れない。
一昨年、結婚して、
子供が出来て、仕事にさらに熱くなり、
飲む度に子供の自慢ばかりして、
「お前も早く子供作れよ」と笑っていた。

もう廃業するしかない…。
子供と奥さんを守る為に離婚するだろう。
もしかしたら…

ソイツに電話してみたが、電話には出ない。
俺には今ソイツの所に行ってやる事もできない。
何もしてやれない。

涙が止まらない。
今は自分を守る事しかできない。

毎日、何人もの仲間が消えていく。
今、仲間内で電話で話すと必ず言う言葉がある。

“仇、討とうな”

消えていくヤツはみんな一生懸命で、牛を愛するヤツばかり。
俺達が口蹄疫から生き残り、いい牛を育ていい肉をつくる、消えて行ったヤツラが愛し作り上げた宮崎の畜産業と血統を守る。
それが仇討ち。
俺達に出来る事はそれしかない。

これが、報道されない(させていない?)宮崎の現状です。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

11日の衆院農林水産委員会。
江藤拓委員(自民):
「ある酪農家は(牛の)最期に、
一番上等な餌を食わせて、頭をなでてやって、乳房をふいてやって、
そして目の前で殺処分されていくんですよ。
大臣、その悔しさがわかりますか」

GW中、外遊していた赤松農水相:
「いささかも支障があったとは理解していない」

---***転載以上***---
求めない[2010年05月30日(Sun)]
誤解しないでほしい。
「求めない」と言ったって、どうしても人間は「求める存在」なんだ。
それはよく承知の上での
「求めない」なんだ。

五欲を去れだの煩悩を捨てろだのと
あんなこと
嘘っぱちだ、誰にもできないことだ。

「自分全体」の求めることは
とても大切だ。ところが
「頭」だけで求めると、求めすぎる。
「体」が求めることを「頭」は押しのけて
別のもを求めるんだ。
しまいに余計なものまで求めるんだ。

じつは
それだけのことなんです、
ぼくが「求めない」というのは
求めないですむことは求めないってことなんだ。

すると
体のなかにある命が動き出す。
それは喜びにつながっている。

だけどね、
意外にむずかしいんだ、だって
わたしたちは
体の願いを頭で無視するからね。

ほどよいところで止める―それがポイントだ。でも
それができなければ、ときには
もう求めない
と自分に言ってみるだけでいい。
すると。それだけでもいい気分になると分かるよ。

あらゆる生物は求めている。
命全体で求めている。
一茎の草でもね。でも、
花を咲かせたあとは静かに
次の変化を待つ。
そんな草花は少しは見習いたいと、
そう思うのです。

加藤祥造「求めない」の”はじめに”から抜粋


★人は、何かを求めずにいられない存在です。しかし、それが度を超し、”求めすぎる”ことは、歴史も証明していますし、自分自身でもたびたび、反省することもあります。

欲しい、欲しい、欲しい・・・

その先には、”手に入れることが目的になってしまう”こともあるのではないでしょうか。

求めすぎることを自覚し、少しでもその感情や行動を抑えてみることで、見えてくるものがあるのかなと。老子の言葉に「足ることを知る者は富めり。強めて行う者は志有り」とあります。
初体験![2010年05月27日(Thu)]
今週は、朝から晩まで、ある資格の技能講習を受けてきました。

何の資格か?


フォークリフトですっ!


この車に乗ってきましたっ!


資格的には、荷重に制限がないので、こんな大きなものも運転することは可能です!


フォークリフトの運転は、最初は慣れるのに大変でしたが、試験にパスすることができました。幼少時代に、自転車をこげる練習をしたのを思い出しましたねー。パソコンや携帯電話などの使い方を学ぶのとはちょっと違う、ちょっとワクワクした感覚がありました。


私が今まで勉強してきた資格や、参加した講習はどちらかと言うと、ホワイトカラー向けの理論系ですが、フォークリフト技能試験は、ブルーカラー、ガテン系です力こぶ

参加者にはツナギや作業着を着た男性陣の中に、可愛い女性の方も何人かいて、驚きましたドキドキ大

農業や土木関係の仕事に関する世間一般的な見方、もっと極端に言えば、ホワイトカラーの人がブルーカラーの人を見る見方というのもこれから変わっていくのかもしれないなと思いました。

社会の流れとして、会社の知名度や、高層階のゴージャスなオフィス、かっこいいスーツに身をくるむことは、”自分自身がどんな価値を生みだすことができるのか?”、ということと関係がないことを、社会も組織も個人も、少しずつではありますが、認識してきていると思いますのでメガホン
社会性と経済性の両立[2010年05月26日(Wed)]
いきなりですが、質問です。

企業(特に中小企業やNPOなどの小さな組織・団体)を経営する上で、皆さんなら、以下の5種類の企業の利害関係者の優先順位をどのようにしますか?


・株主

・顧客

・社員とその家族

・地域住民

・社外社員(納品・購入先、下請け先などのベンダー)



先日、「日本でいちばん大切にしたい会社」の著者である坂本光司さんの話を聞きに行ってきました。

テーマは、”社会性と経済性が両立する「日本でいちばん大切にしたい会社」とは?”で、私の関心分野でもありました。

話自体は、

・本書は、出版社や街の小さな本屋の”この本を日本中に広めたい”自発的な行動によって広まっていった。

・著書に載っているような企業、特に農業・食品・福祉などの分野で日本企業は世界から評価されるべきだ。

・企業経営とは、”理論”ではなく、”生きざま”である。

・良い会社は、商品価値ではなく社会価値で評価される。

・やってはいけない3つの競争は、「社内競争」「品ぞろえ」「コスト競争」


といったことでした。6,000社以上も訪問しているだけに現場の臨場感が伝わる話でした。著書の宣伝要素もかなりありましたが。。。



最初の質問の答えとして、坂本さんは、

1. 社員とその家族

2. 社外社員(納品・購入先、下請け先などのベンダー)

3. 顧客

4. 地域住民 

5. 株主


としています。上場企業など、大企業の場合は、資金調達や企業の市場価値向上を理由に、「株主」がもう少し上位に来るかもしれません。

講演会のテーマである、社会性(公共性と言い換えてもいいと思います)と経済性の両立に対する方向性が、”社員とその家族を大切にできないような企業は、社会的な価値も低く、存続はできないだろう”とするのであれば、それは確かに正論ではあります。


ただし、現実問題として、中小・零細企業の場合は、資金繰りや商品・サービス力不足、後継者問題などがあり、社員を守れずに倒産する企業もたくさんありますので、社員を守ることと、利益を出して企業を続けることのバランスを私自身も実体験しながら、自分なりの答えを見つけていこうと思いますキラキラ
<LOOB>夏のワークキャンプ&スタディツアー&英語研修のお知らせ[2010年05月23日(Sun)]
私が、3月に参加したフィリピンにあるNGO、LOOBのワークキャンプとスタディーツアーと英語研修のお知らせです。

何か閉塞感がある今の日本ですが、その突破口になりうるのは、このブログのタイトルでもあるのですが、インサイド・アウト(内から外へ)、つまり、「自分を見つめなおし、自分の”幹”を太くすることを試み、周りにもちょっとずつそのエネルギーを分けていくことの連鎖」だと思います。

私も自分の針路をずっと模索してきましたが、去年のドイツ駐在、そしてフィリピンでの体験が、自分の新しい取り組みを後押しするきっかけになりました。


私のフィリピンでの体験については、過去のブログをご覧ください。

・LOOBという団体
・Filipinos 8 Distinctive Traits
・スモーキーマウンテン

・フィリピンの家族


≪★こんな人にお勧め★≫
・開発協力に関心がある方 → 現地NGOの実践的な活動に参加できます。
・ボランティアしてみたい方 → コミュニティとの双方向的なボランティアを体験できます。
・子どもと触れ合いたい → 子ども達と交流しながら、児童労働や栄養環境を学べます。
・若者と交流したい → 将来を担うフィリピン人の若者と寝食を共にし、夢を語り合えます。
・英語力を伸ばしたい方 → フィリピン人スタッフ&ボランティアと英語でコミュニケーション。
・その他、フィリピンの教育・環境・フェアトレードというキーワードにピンと来た方

ワークキャンプとスタディーツアーの詳細はこちらから

英語研修+週末ボランティアはこちらから


学生はもちろんのこと、社会人でも日程やプログラム内容については、柔軟に対応してくれますので、何か質問があればLOOBへ問い合わせてみてください。
キーワードは「切断」[2010年05月21日(Fri)]
このコラムを読んでいるきみの貯金はいくらあるだろうか?

バブル崩壊後に、もの心ついたきみはきっと初任給からせっせと貯金をしていることだろう。
それでも25歳ではなかなか600万円を超えるのは至難なはずだ。最新の数字では国および地方の長期債務残高は830兆円、国民一人あたり650万円になる。

きみの貯金をすべてはたいても、到底ひとり分にさえ足りないのだ。


しかーし、成熟国でたのしく暮らすには、そういうまともなことをかんがえていたらいけないのである。これまでの日本は国栄えて個人なし、という形だった。だが、これからは、国はぼちぼちでも個人が勝手に元気な新しい形をつくらなくちゃいけない。


そのためにはまず大切なキーワードは「切断」だと思う。

自分の幸せや気分を、この国や時代の在り方から切断すること。ある社会に属し、メンバーとしての責務を果たしながら、自由に自分の人生を企画すること。

公と私のバランスを再整理して、私を強くしていくしかない。


この新しい生き方を自由でおもしろいと思うか、不安で怖いと思うかで、これからの人生の色合いは決まってくる。

ぼくはこんなにおもしろい時代はないと思うよ。みんな、自分の居場所をつくって、勝手にたのしみながら自分の仕事と遊びを始めよう。

石田衣良「空は、今日も、青いか?」より抜粋 〜R25 5/21号



★日本の政治・経済・社会や、自分が所属する会社や学校の現状を嘆いて、非難するだけでは、自分も社会も国も何も変わらないということでしょうか。

社会の最小単位である私たち一人ひとりが、学校・会社・地域社会・国などと、どのような距離感をとっていくか、どのように自分が関わっていくかが大切な気がします。

ただ、何はともあれ、自分が楽しいと感じること、ワクワクすることを一つでも見つけることが先決ですねキラキラ
<キャリア・生き方>日本でいちばん大切にしたい会社2[2010年05月19日(Wed)]



前作はベストセラーになった本で、気になっていました。
著者の坂本さんは、6,000社を超える中小企業を訪問し、価値ある企業を独自に選んでいます。

本書の中で紹介されている株式会社埼玉種畜牧場「サイボクハム」は、父親の会社のすぐ近くで、私も小さいころから何度も行っているので、ある種の思い入れがあり、とても共感しました。来月から父親の会社に入るので、毎日のようにサイボクへ行けます^^

サイボクハムは、「農業のディズニーランド」を目指すべく、レストラン、直売所、パークゴルフ場、天然温泉施設、陶芸教室など、様々な”アトラクション”があります。今までの牧場の常識では考えられませんねロケット

サイボクのゴールデンポークはオススメですので、ぜひ一度ご賞味あれ!料理


また、今週末に著者の坂本さんの講演を聞きに行くので、とても楽しみにしています。
これから小さな企業に携わる者として、一つでもいいので、何かヒントを持って帰りたいと思いますキラキラキラキラ
社会人基礎力[2010年05月19日(Wed)]


数年前に、経済産業省が、「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」を下記3つの能力(12の能力要素)から成る「社会人基礎力」として定義づけました。

1. 前に踏み出す力(アクション)
〜一歩前に踏み出し、失敗しても粘り強く取り組む力〜

主体性:
物事に進んで取り組む力

働きかけ力:
他人に働きかけ巻き込む力

実行力:
目的を設定し、確実に行動する力

2. 考え抜く力(シンキング)
〜疑問を持ち、考え抜く力〜

課題発見力:
現状を分析し、目的や課題を明らかにする力

計画力:
課題の解決に向けたプロセスを明らかにし準備する力

創造力:
新しい価値を生み出す力


3. チームで働く力(チームワーク)
〜多様な人々とともに、目標に向けて協力する力〜

発信力:
自分の意見をわかりやすく伝える力

傾聴力:
相手の意見を丁寧に聴く力

柔軟性:
意見の違いや立場の違いを理解する力

情況把握力:
自分と周囲の人々や物事との関係性を理解する力

規律性:
社会のルールや人との約束を守る力

ストレスコントロール力:
ストレスの発生源に対応する力



企業に雇用される立場の人にとっては、やはり自分をアピールしていかなくてはいけないわけで、自分の今持っている強みや、将来に対する志向を認識しておくことは大切なことだと思います。

他人にはなかなか評価してもらうことが難しい、自分の性格・スキル・能力などを、上記のような”視点”で一度整理し、どういう経験を経てそれらを得てきたかを、自分の言葉で語る(上記の”要素”は言わずに相手に伝える)ことが出来ることが大切だと思います。


気をつけなければいけないのは、”視点”を先に決めてはいけないということです。
コンサルタントでもときどき、「フレームワーク」ありきで、問題を解決しようとする人がいます^^^;

まずは、自分が今までに経験し、感じたことを、棚卸しするところからですね拍手
学ぶことの意味[2010年05月19日(Wed)]
学べば学ぶほど、
自分が何も知らないということが分かるようになる。
自分が何も知らないと分かるようになるほど、
もっと学びたくなる。

The more I learn, the more I realize I don't know.
The more I realize I don't know, the more I want to learn.


過去から学び、今日のために生き、
未来に対して希望をもつ。
大切なことは、何も疑問を持たない状態に
陥らないことである。

Learn from yesterday, live for today, hope for tomorrow.
The important thing is not to stop questioning.


Albert Einstein (アルベルト・アインシュタイン)、理論物理学者



★私が、この境地になるにはまだまだ時間がかかりそうです。
”何を学ぶか”も大きなポイントになりますね。
「それぞれの針路」 佐藤 毎企子 さん (32) 〜アメリカで管理栄養士の国家資格を目指す〜[2010年05月14日(Fri)]
【過去〜現在】
■留学のきっかけ:

私の留学経験です。

California State University Long Beach, BS in Nutrition (2003-2007)
California State University Northridge, MPH (2008-2009)
New York State University Oneonta, MS in Nutrition and Dietetic Internprogram (2009-2010)

留学のきっかけは、日本で4年制大学を卒業しましたが、アメリカの栄養学に興味を持ち、学んでみたいと思ったからです。語学の壁が不安でした。


■留学から得られたもの:
・自分を律すること、エゴをコントロールすること
・生活の質を向上することの大切さ
・文化的信仰や社会の立場の違いを認めること


■現在の仕事について:
今は、大学院を卒業したばかりで、これから管理栄養士の国家試験を受けるのでその準備をしています。同時に、病院でDTRとしてはたらいている。


■現在の仕事に行き着いたポイント:
・常にゴールを持つこと。
・計画を立て、優先順位を決めること。
・持続すること。 
・趣味をもち、ストレスの発散をmanageすること。
・自分の意見を持つこと。
・人の意見をアドバイスとして聞く耳をもつこと。
・最後は、自分の判断で決めること。
・いつも、ポジティブでいること。
・遊ぶ時は、勉強を忘れて遊ぶこと。


■現在の仕事から得られたもの:
勉強と自分の時間のバランスをとることが難しいです。
睡眠時間と食事の時間を減らし、勉強に費やすことで体を壊すこともありました。勉強や仕事などで、複数の事を同時にこなしていくことが大変でした。

今の仕事は、学校で学んだ知識を仕事の現場に活かせる楽しさがあります。

【現在〜未来】
■私の目標・夢:
米国登録栄養士(RD)になり、Clinical Dietitianとして、経験を積み、同時に コミュニティーで栄養教育の経験を積みたいです。
最終的には、世界保健機関(WHO)で働くことが目標です。


■座右の銘:
Quality of Life, Responsibility, Love & Peace


■尊敬する人物
自分のすることにゴールと責任を持ち、同時に趣味をもって楽しく過ごしてる人たち。


☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
佐藤さんとは、知り合ってかれこれ10年近くの付き合いになります。佐藤さんの留学のサポートをしたのがきっかけです。

語学力は、当初はアメリカの大学・大学院でやっていくにはまだまだ足りない状態でしたが、コツコツと着実に勉強していました。

もともと強い意志と、実行に移す行動力を持っていたのだと思いますが、アメリカに長く住み、その能力がさらに向上したと思います。

敢えて海外で栄養士の資格を取ることを目指し、目標に向かって一歩一歩前進している裏には、想像もできない努力があったのだと思います。外見からは想像できません。

健康には気をつけて、これからも自分の目標に向かって前進していってほしいです。
日本から見守っています。
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