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奥富 宏幸
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<映画>もったいない!(Taste the Waste) [2013年09月23日(Mon)]
この映画「もったいない!(Taste the Waste)」では、世界各国で、食料に関わる人々や専門家の話を聞きながら、直視しなければいけない現実や原因を考えるドキュメンタリーです。まだ上映している映画館は少ないですが、ぜひ観てもらいたい映画です。

全世界で生産される食糧の3分の1が捨てられています。
飢えで苦しんでいる人は世界で10億人います、廃棄食糧で飢えの人を3回救うことができます。
食糧生産にはエネルギーが必要です、世界で食糧の廃棄分を半減すれば、
自動車を半分に減らすほどの温室効果ガス削減効果が見込めると言われています。

日本の事情はどうなんでしょう?
ネットワーク「地球村」のホームページから引用します。

日本の食品の半分以上は、世界から輸入したものです。
私たちは年間 5600万トンの食糧を輸入しながら、その3分の1(1800万トン)を捨てています。

食糧の廃棄率では世界一の消費大国アメリカを上回り、廃棄量は世界の食料援助総量740万トンをはるかに上回り、3000万人分(途上国の5000万人分)の年間食料に匹敵しています。
日本の食品廃棄の実に半分以上にあたる1000万トンが家庭から捨てられています。

この家庭からでる残飯の総額は、日本全体で年間11兆円
(旧科学技術庁「資源調査会第123回報告」より)
これは日本の農水産業の生産額とほぼ同額です。
さらにその処理費用で、2兆円が使われています。
日本は食糧の 半分以上を輸入しながら、世界一の残飯大国なのです。

食料廃棄が食料の価格を高騰させ、間接的に世界の飢餓を招いていることはあまり知られていません。

私たちが日々食べる食品は、そのおよそ3〜5割が生産・流通・小売の段階で、食卓に届く前に捨てられています。いわゆる「3分の1ルール」もいい例で、賞味期限という言葉に過剰に敏感な消費者に応えるためにまだ食べられる食品が捨てられています。

「豊富な品揃えと低価格」 − 供給サイドも私たち消費サイドもこのことばに囚われ過ぎたのかもしれません。

豊富な品揃えと低価格を実現するには、供給サイドは大量仕入れが必要になり、資源の奪い合いになります。販売ロスを避けるために、見込み生産をしますが、どうしても余分に作った分、安く売りきろうとします。
安い商品ばかりに囲まれた消費者は、食料・食品に対する愛着がどうしても薄くなってきます。
農家と消費者を直接つなぐ仕組みが安全・安心面からも最近取り沙汰さているのは何とも皮肉なことだと思います。

使う分しか買わない、買ったものは使い切る、作ったものは食べ残さなさい、そういう所から変えていかないと、食糧廃棄の問題は解決しないのかもしれません。

日本が世界に発信できる言葉として、「お・も・て・な・し」とあわせて、「もったいない」もあるのではないでしょうか?

資源は限られている、世界に目を向けてみる、ことも大切な視点だと再認識した映画でした。