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奥富 宏幸
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「企業子宝率」という評価指標 [2012年07月05日(Thu)]
企業が顧客満足度(CS: Customer Satisfaction)を向上させるためには、自社の製品やサービスを提供する従業員の満足度(ES: Employee Satisfaction)をまず向上させる必要があるという考え方があります。


従業員の満足度を高めるためには、企業によって様々な方法があると思います。
給料や賞与などの金銭的報酬に限らず、休暇や福利厚生制度、昇進、表彰などは、周りの人から働く個人に提供される報酬なので、いわゆる外発的報酬です。その外発的報酬を目当てに頑張ることは、外発的動機づけや、あるいは外発的モティベーションと呼ばれます。


一方、仕事を通した達成感・成長感・有能感、仕事それ自体の楽しみ、自己実現などは、外から受け取る報酬ではないので、内発的報酬と呼び、これによって、人が突き動かされる状態を、内発的動機づけ、あるいは内発的モティベーションとよびます。


外発的動機づけと内発的動機づけは、従業員と企業組織の成熟度によって、そのバランスも変わりますが、持っていく方向性としては、内発的動機づけをより高めて行った方が、従業員も企業も持続的に成長することができます。

内発的動機づけを高めるためには、経営者によるビジョン・経営理念の浸透や、組織のゆさぶりも必要になってきます。


内発的動機づけについては、また別の機会に書こうと思いますが、今回は企業経営と従業員の働きがいについて、新しい視点で取り組んでいる福井県のケースを取り上げたいと思います。

福井県では、「企業子宝率」という指標を用いて、従業員の子供の人数が多い企業は、子育て支援に理解があり、子育てがしやすい環境にあると考えています。
PRチラシはこちらです。

従業員に子供がいることが、自然に職場に受け入れられ、その中で、お互い協力し合い、皆で会社を支えるといった職場風土が根付いていることを表しているということのようです。一理ありますね。

「子育てモデル企業」に選ばれた7社のうち、企業子宝率が1位(2.48)の岡本ペンキ店では、年始に社長と社員全員が初詣をして昼食会を開く等、意志疎通を密接にし、遅出や早退にも柔軟に対応しています。


昨今の経済情勢や国際競争の中で、中小企業・零細企業は非常に厳しい局面にいます。
その中で、徹底的な効率化や合理化を目指すために数値目標ばかりに縛られるのではなく、福井県の取り組みのように、人間性を向上する評価や人間経営に軸足を移していく必要があると、私自身も考えています。

そうは言っても日々の経営に追われ、既存の組織風土を変えていくのには、時間と労力がかかるのも事実。自分の目指すべき状態がぶれないように、「外」を見ながら「内」が変わるように努力していきます。