<LOOB>震災復興応援ムービー [2011年05月27日(Fri)]
フィリピンにあるNGO、LOOBが震災復興応援ムービーをつくりました。
縁あってLOOBの活動に参加したのが、昨年の3月 短い時間でしたが、私にとってはとても大切なものでした。 今回の震災で日本人は、多くのことを学んでいると思います。 「効率化」っていったい何なんでしょう? 「豊かな生活」っていったい何なんでしょう? 人々の生活を便利に快適にするための「効率化」は、時に資源(人も含め)を浪費し、疲弊させます。 「スピード」と「スロー」、「無」と「有」の間で、何とか自分のバランスを保とうと”平衡点”をみんなが探しています。 一人ひとりが、自分の利害にだけ意識を集中していると、社会としての「広がり」は薄れ、結果として組織さらには国としての方向性も見失うことになります。今の日本はまさにそんな状態です。 世の中の物事は全てトレードオフの関係で成り立っていて、何かを獲得しようと思えば、何かを犠牲にします。 獲得するものを経済的な価値だけで考えていると、”代替可能”という概念が出てきます。 ”代替可能”と考えている時点で、今使っているものを捨てることを前提にし、長く大切に使うという意識も弱まっていってしまうのかもしれません。 「お金で買えない価値がある」ではないですが、フィリピンの人たちの言葉を聞いてみて下さい。 何か感じたら、その気持ちを大切にしていきましょう。 |