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奥富 宏幸
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電力不足から見えてくるもの [2011年03月25日(Fri)]
今日の計画停電は、18:20から始まりましたが当初の3時間の予定から大幅に短くなり、19:45ごろに終了。安堵感。

首都圏の電力の約三分の一をおもに福島の原子力発電に依存してきた現在の構図。

電気は水やガスのように貯蔵することはできないので、需給バランスが一度大きく崩れると、立て直しには相当の労力が必要になる。

交通網がマヒし、十万人以上の帰宅難民が発生した。原子力の電気に依存し、オール電化製品、電子機器に囲まれ、煌々と電気を照らしたお店、24時間営業のコンビニに依存し、電気を浪費してきた私たち。

自らが浪費して来た電気の有り難みにやっと気づき、自ら招いた災いから逃れようとする、私たち。


今でも東電の供給エリア内には、被災した人々、放射性物質の問題に向き合うたくさんの人々がいる。私たちが電気を節約し、買いだめをしないことが、どれだけ被災地の復旧に役立つのかは分からない。しかし、それでも、電気や救援物資が少しでも早く被災地に届くなら、協力しなくてはならない。


一昨年、ドイツに半年近く駐在していたが、スーパーは日曜日はほぼ全てが休み。照明も必要最低限の明るさだったし、駅やその他の公共施設も日本のそれと比べるとものすごく暗い。


当時のことを振り返り、こんなことを書いていた。

『アパートのネット契約に2、3ヶ月かかったり、部屋の電気が全て止まり、ホテル暮らしを数日余儀なくさせられたり、とトラブルにも恵まれ、サバイバルスキルもかなりつきました(笑)。

そういうヨーロッパでの生活で、とても深く考えさせられたことがあります。

日本を含め、先進国は物質的には非常に豊かですよね。でもどこか、心の余裕がなかったり、息苦しさを感じることがありました。

「いいものを安く、早く、欲しい!」

こういう願望が、モノ・サービスを提供する企業も、購入する消費者も、少し行き過ぎてしまっているのではないか、と。

モノを所有することがゴールになっていないかな、と。

ヨーロッパでの生活は非常にシンプルでした。日曜日はお店がほとんどやっていません
(以前は土曜日もお休みでした)。また、モノをとても大事に使います。

私が住んでたアパートは築100年近くだったと思います。自転車は、頑丈で少し高価なので、みんな自分でメンテナンスして何年も使います。数千円で買えるからと放置しておくようなことはしません。

週末は、家族や大切な人と公園でのんびりしたり、カフェで話し込んだり、バーで飲んだりしています。少し不便だけど、どこか人間らしいライフスタイルは 自分にとって、本当に大切にするべきモノを再認識させてくれました。』

サービスのスピードや営業時間の長さではなく、必要最低限の基本的なサービスだけでも、多くの人々は満足しているようだった。


さて、電力需要が増える夏場の大きな「穴」をどう埋めていくか。東電は損傷を免れた火力発電を中心に、運転するしかないのだろうが、計画停電の一段の強化や、浮上している大口需要者の電力使用量の制限も必要になるだろう。他の発電方法も検討する必要がある。


電気がなければ、ほとんど何もできない。
暗闇の中で、ろうそくの火を眺めながら、私たちのこれからの電気の使い方、モノの使い方、ライフスタイルを見直してみてはどうだろうか。資源は限られている。でも私たちの創造力に、限りはない。

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