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父母の生き方 僕の最高峰[2010年07月31日(Sat)]
「ありがとう」


全身をがんに侵され声も出せなくなった母が、息を引き取る直前に口の動きで僕に伝えくれた言葉が今の僕の出発点です。


札幌市内の病院で「もう治療法はない」と言われ、実家近くの病院も転院して三カ月後でした。母五十五歳、僕は十七歳。


僕は、廊下で夜が明けるまで泣き続け、母に誓いました。


「最後に『ありがとう』と言ってこの世から去れる人間になる」

「決して弱音は吐かない」


(中略)

父はぼくが小学五年生のとき「温泉のないこの町に温泉を掘ってじいさんばあさんい喜んでもらう」と宣言。

街を流れる川の河原に冬でも雪が解ける場所があり、そこから温泉が出るという伝説があったのですが、太いパイプを打ち込み始めたんです。

近所の人から「バカなことを」と冷笑されてもあきらめず、五年後、本当に掘り当てました。現在はそこに町立の温泉施設ができ、父はその隣でホテルを経営しています。


「生きるとは、夢を持ち、行動すること」


父の背中に教えられました。「なりたい自分」を持ち続けられる人が成功するんだと思うんです。


栗城史多さん(登山家)
東京新聞 2010年2月21日(日) 「家族のことを話そう」より抜粋




★何か恥ずかさや、気まずさがあるかもしれませんが、自分の家族のことを話してみるって、大事なことだと思いました。

気持ちを開放することで、自分に新しい“気付き”や”発見”があるのではないでしょうか。

栗城さんのことをもっと知りたい方は、こちらから
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