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<キャリア・生き方>生きる意味 [2010年03月25日(Thu)]


本書は、「人生の目的」「生きる意味」という非常に大きなテーマを、バブル崩壊後の日本の社会状況から説き起こし、どうすれば自分自身らしい豊かな人生を歩むことができるかについて書かれています。

要点としては、

・日本の経済成長を支える過程で、私たちは、「みんなと同じ欲求を持ち、みんなと同じ人生を目指すよう」に仕向けられてきました。そして、学校の成績に代表されるように、数字偏重で、均質で効率的な人間を目指す社会になってしまった。

・その結果、若者は「どこにでもいそうな自分」に自身が持てず、大人は交換可能な部品として簡単にリストラされるという事実に直面するようになりました。おまけにグローバルスタンダードという効率性重視の社会は、自己価値を高く保つための不断の努力と、市場の評価という「他人の目」を重視する生活を一生続けなければならない、という「安心できない社会」でもあります。

・こんな大変な時代に生きる私たちが「生きる意味」を取り戻すには、どうしたらよいのか。詳細は本書を読んでいただくとして、著者は「あれもこれも、ではなく、一点豪華主義こそ人生の満足度が高い」と言っています。釣りバカ日誌のハマちゃんのような生き方です。

・また、自分自身の生きる意味を模索するときは、「ワクワク」と「苦悩」が重要。ワクワクを相乗効果させるため、苦悩を分かち合うためのコミュニティーは内的成長を助けてくれる、と指摘しています。

「生きる意味」が重要視される社会的背景や、新しいコミュニティーの動きなどを説明していますが、「生きる意味」の明確な答えが書いてあるわけではありません。

文章は平易で、あまり目新しいことは書かれていませんが、自分の頭を整理するにはとても良い本だと思います。

本書で定義されている「内的成長」という言葉は、「7つの習慣」で「Inside-Out (内から外へ)」と近い考え方ですが、学校、会社、地域社会といったコミュニティー(本書では「中間社会」と記載)の求心力が低下している現代では、この「内的成長」を高めるための環境づくりがとても重要だと思います。

私も、ライフワークとして、キャリアデザインの支援を通して、微力ながら、このテーマについて取り組んでいきたいと思いますキラキラ