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「継承」と「承継」の違い[2009年12月20日(Sun)]
これって分かりますか?あせあせ(飛び散る汗)


「継承」は文化などを受け継ぐことを含む広い意味の一般的な言葉で、「承継」は主に権利または義務を引き継ぐことのみをさす法律用語のようです。


自社株や経営権を後継者に引き渡していくなど、法律的意味合いが強い場合は、「承継」が正しいようです。




が、2008年5月16日に公布され2008年10月1日に施行された影響もあるでしょう。



大辞林 第二版によれば、


・「継承」- 先の人の身分・権利・義務・財産などを受け継ぐこと。「王位を〜する」


・「承継」- 先の人の地位・事業・精神などを受け継ぐこと。継承。「伝統を〜する」


となっており、2つの言葉は紛らわしいですが、私個人的には、「事業承継」など法律的意味合いがある場合は「承継」、それ以外の広い意味合いで使う場合は、「継承」にしようと思います。



継承と承継の違いに関連したこちらの記事もご覧ください。



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<ビジネス・スキル>サービスブランディング―「おもてなし」を仕組みに変える[2009年12月20日(Sun)]


製品をブランディングすることについては、多くの本で書かれていますが、サービスをブランディングするという視点が面白いです。

現在は、製造業、例えば自動車メーカーであっても車両メンテナンスやコールセンターなど様々なサービスを提供しており、本書の適応範囲はサービス業に限定されるものではありません。

フィリップ・コトラーは、サービス固有の特徴として、以下の4つを挙げています。

・無形性 
形がないので、見る事も触ることもできないことから、差別化が難しい。

・変動性 
提供する人、提供する環境、顧客の嗜好により変化し、サービス品質を保つのが難しい。

・複合性
多くの人やさまざまなプロセスによって構成されるために、サービスの要素を見極めるのが難しい。

・継続性
販売後も顧客との関係を築けるか、顧客の期待に応え続けていくことが難しい。


上記のようなサービス独自の特徴を踏まえたうえで、本書では、ブランドを約束する事業基盤(本書では、求心力と言っている)を

・事業領域
・人材要件
・提供過程


と定義しています。そして、ブランドの約束を実現する遠心力としての顧客接点を

・サービス商品
・価格
・人
・販売促進
・物的環境
・流通


で整理しています。

さらに、サービスを店舗−非店舗×契約−非契約の2軸で4分類し、吉野家や河合塾などのサービス事例にあてはめて分析しています。

このフレームワークをそのまま実践で使うのは危険ですが、サービスを体系的にとらえ、サービスを提供する企業として、重要なものは何かを考えるきっかけにはなると思います。
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