決断[2009年11月01日(Sun)]
外資系コンサルティング会社での最後の仕事は、ヨーロッパへ半年間滞在し、現地の営業組織を立て直すというものでした。
日本人でも今までやってきた営業活動を変えると言えば、多くの人が抵抗します。
自分が今までやってきたことを否定されると思ったり、今の自分の立場が危うくなると考えたりして不安を覚えるからです。
ですので、海外での営業改革はかなり苦しいものでした。
・なぜ新しいことに取り組む必要があるのか?
・その取り組みをやり遂げることによって、どんないいことがあるのか?
・その取り組みをどのようなステップでやるのか?
といったことを根気強く、話し合いながら理解してもらいました。
少しずつ成果が見えてくるにつれ、お互いの信頼関係も強くなり、最終的にはいい仕事ができました。クライアントからも感謝され、自分にとっても非常に成長できた時間でした。
意気揚々と帰国して、実家に戻ったときに、ついにその時がきました。
父親から、
「実家を継ぐか来年中に決めろ。」
実家に帰ったときに、家業を承継するかどうかについて、時々話をしていましたが、「もう少し自分の好きなことをやればいい」「そういう時が来たら考えればいい」などと言って、何となく話を先延ばしはしていましたが、ついに来たか!という心境でした。父親が高齢ということもあります。
少し、間を置き、父親に答えました。
「分かった。来年には家業を継ぐことにするよ。」
実家でやっているビジネスは私が興味を持っているものではなかったので、今までは事業会社やコンサルティング会社で働いてきましたが、ドイツでの生活がある意味、転機だったように思えます。
日本人でも今までやってきた営業活動を変えると言えば、多くの人が抵抗します。
自分が今までやってきたことを否定されると思ったり、今の自分の立場が危うくなると考えたりして不安を覚えるからです。
ですので、海外での営業改革はかなり苦しいものでした。
・なぜ新しいことに取り組む必要があるのか?
・その取り組みをやり遂げることによって、どんないいことがあるのか?
・その取り組みをどのようなステップでやるのか?
といったことを根気強く、話し合いながら理解してもらいました。
少しずつ成果が見えてくるにつれ、お互いの信頼関係も強くなり、最終的にはいい仕事ができました。クライアントからも感謝され、自分にとっても非常に成長できた時間でした。
意気揚々と帰国して、実家に戻ったときに、ついにその時がきました。
父親から、
「実家を継ぐか来年中に決めろ。」
実家に帰ったときに、家業を承継するかどうかについて、時々話をしていましたが、「もう少し自分の好きなことをやればいい」「そういう時が来たら考えればいい」などと言って、何となく話を先延ばしはしていましたが、ついに来たか!という心境でした。父親が高齢ということもあります。
少し、間を置き、父親に答えました。
「分かった。来年には家業を継ぐことにするよ。」
実家でやっているビジネスは私が興味を持っているものではなかったので、今までは事業会社やコンサルティング会社で働いてきましたが、ドイツでの生活がある意味、転機だったように思えます。