• もっと見る
« 家業 | Main | お知らせ »
最新記事
プロフィール

奥富 宏幸さんの画像
奥富 宏幸
プロフィール
ブログ
カテゴリー
リンク集
<< 2022年12月 >>
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
Google

Web全体
このブログの中
月別アーカイブ
https://blog.canpan.info/famibiz/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/famibiz/index2_0.xml
SSL標準装備の無料メールフォーム作成・管理ツール | フォームメーラー
ビジネスと人生の「転機」を乗り越える教養シリーズ[2022年08月07日(Sun)]
思索倶楽部「アイリス」のオフラインでのイベント第一弾として、『「転機」を乗り越える教養シリーズ』を開催します。興味のある回を選んでみてください。場所は、ライブステーション狭山です。
常識が通用しない現代社会、答え探しはもうやめませんか?人生やビジネスの転機を乗り越えるための教養や思考法を楽しく学びます。
ㅤㅤ

<20〜40代で自分の働き方やキャリアを見直したい方へ>
第1回 マジに常識を疑え! 
9/1(木) 18:00-20:00
第2回 キャリアを見直すための強み発見 
9/15(木) 18:00-20:00
<会社でのコミュニケーション力や思考力を高めたい方へ>
第3回 日本という国の本質を知ろう! 
10/ 6(木) 18:00-20:00
第4回 なぜブーム?哲学的思考法 
10/20(木) 18:00-20:00
<経営者・次世代リーダーや教養を深めたい方へ>
第5回 民主政治の終わりの始まり? 
11/ 3(木) 11:30-13:30
第6回 サステナブルカンパニーの作り方 
11/17(木) 18:00-20:00
定員:各回 12名
料金:3,000円(飲み物代込み)
場所:ライブステーション狭山
(西武新宿線狭山市駅西口徒歩1分)  
住所:埼玉県狭山市入間川1-3-2 スカイテラスB1F
思索倶楽部「アイリス」のご案内[2022年07月25日(Mon)]
とにかく忙しい現代社会、心に余裕がない日々。
たまには何かについてゆっくり、じっくり考える時間も必要ではないでしょうか?


会社や家庭では目の前のことに振り回され、毎日決まったことの繰り返しで、知的好奇心を刺激したい、新しい物の見方を手に入れたい。





このグループは、仕事や生活の質を高めていきたいと考えているオトナたちが交流を愉しむ場です。イメージは、イギリスで生まれたコーヒー・ハウスの現代版のようなものです。参加者が悩みや知恵を持ち寄り、新しい希望が生まれる、未来志向の大人の群棲地を目指しています。


20代〜40代でビジネスや人生の転機にある方はもちろん、主婦や学生、シニアの方など自分軸をアップデートしたい方ならどなたでも参加可能です。


興味のある方はFBグループに登録してみて下さい。



ラジオ出演のご案内(エフエム茶笛 FM77.7)[2022年07月22日(Fri)]

今月から毎月第三木曜日にラジオ出演させていただくことになりました。一年間放送予定です。初回は昨日でした。


エフエム茶笛(FM77.7)

「チャッピーアフター5」の17:30から15分間ほどです。


タイトル名は、『奥富宏幸の自分軸アップデート!』


どんな番組になるのか、まだよく分かりません(笑)。何事も学びだと思い、チャレンジしてみます。ローカルFMですが、JCBAのサイトからなら全国どこでも視聴可能なようです



次回は、8月18日(木)17:30からです。ぜひお聴き下さい♪

孤独の解消[2022年06月03日(Fri)]
最近は、哲学や思想系の本がよく売れていますね。『人新世の「資本論」』やマルクスの『資本論』が売れているのも、時代の潮流に変化があるのだろうなと感じます。



マニュアルやノウハウをいくら学んでも、社会はめまぐるしく変化していきます。結局、根本的な解決策にはならないということを多くの人が気づいているのだと思います。



どんなに環境や構造が変わっても、応用可能な思考の型を身につけることが、結果的には、自分というものを保ちつつ、自分を変化させていくことにつながります。






資本主義社会は、端的に言ってしまえば、「商品・ルール・お金づくり」が目的です。キーワードとしては、



独占
過剰
規模
効率
分業
合理性
依存心


などがあります。





一部の富める者がお金も情報も資源も所有してしまい、貧富の差がますます拡大してしまいました。社会の分断がどんどん広がり、怒りと不満の空気が蔓延しているのが今の状態なんだと思います。グレタさんをはじめ、COP26での環境問題への抗議活動や黒人差別問題への抗議活動などもSNSというメディアを通して、世界中で広がるようになりました。ヘイトスピーチや高齢者クレーマーなどのネガティブな反応を示す人たちもあちらこちらで見受けられます。



そのような流れもあって、脱成長や共同体という古くて新しい考えが生まれてきました。





資本主義社会の目的とは違い、「関係性・時間・価値観づくり」が新しい社会が目指していくものです。キーワードとしては、



再配分
ほどほど
好き
手間暇
偶発性
自立心


などでしょうか?





そんな社会の変化を俯瞰しながら、個人・会社・社会がシームレスにつながり、よりよい状態になるには、何が必要なのでしょうか?



人生を自分事にしていくためのキーワードとして、3つの大切なことがあります。





前回は、「感動」について考えましたが、今日はその2つ目です。





それは、「参加」です。



オリィ研究所の吉藤 健太朗(吉藤オリィ)さんは、OriHime(オリヒメ)という分身ロボットで社会の孤独を解消することを目指しています。



ALSなどの病気や寝たきりの高齢者、病気やけがで学校に通えない子どもたちが、分身ロボットを介して、社会に参加することで孤独を解消しようというものです。



テレワーク時代に突入した今、健康な人であっても対面で会う機会が減ったことで孤独を感じている人は増えているのではないでしょうか?



そんな中、インターネットを介して、分身ロボットが会社や学校に参加することで、心の距離はグッと近づきますし、自分の存在意義や役割も認識しやすくなると思います。







抽象度を上げて言えば、人間が抱える問題の多くは、「孤独」とつながっていると言えます。





孤独の解消が、教育問題、貧困問題、経済問題の解消に波及していきます。孤独というのは、自分の居場所・役割・仲間を見失った状態です。その意味でも、「参加」という概念が、これからの社会にますます求められるのではないでしょうか?





「参加」というキーワードは、企業側にとっても非常に重要になります。Facebook、Amazon、Youtube、UberなどのIT企業だけでなく、トヨタや日立などの日本企業も顧客や関係者が参加する場づくりを通して、収益を上げるビジネスへの転換を図ろうとしています。



お客が参加するプラットフォームをどうつくるのか?
その場所で、お客はどんな体験をできるのか?
お客は、その体験を通じて何を手に入れる事が出来るのか?


大企業に限らず、中小企業や地方自治体も、このような問いを持ってビジネスをしていかなければ生き残ることはできません。





雇用形態も「参加型」になってきました。



経営者と社員の関係が主従関係の組織か、
経営者と社員の関係が共創関係の組織か。



前者は、雇う経営。
後者は、参加する経営です。



前者は、指示、監視、罰則による管理。
後者は、関心、配慮、挑戦による管理です。





どちらのスタイルかを選ぶかは、あなた次第です。





※アイキャッチ画像の出典先:


■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

【無料メールコーチング】
『7日間で可能性にチャレンジできる自分を作るメール講座』


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【試してオンライン相談】
『ビジネスと人生の転機を乗り越える方のにわか相談』


■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
試すのか?試されるか?[2022年05月16日(Mon)]

暖かくなったと思えば雨が降ったりと、この時期らしい天気ですが、体調を崩したりしていませんか?



七十二候では、今は「竹笋生ず」。竹の子は一番に一節ぐんぐんと成長します。 

七十二候は、二十四節気をさらに約5日ずつの3つに分けた期間です。季節の移り変わりや自然の営みの変化により敏感になることができます。忙しい現代社会では、意識的に時の流れの「変化」をつくりたいものです。あなたは、生活にリズムやテンポを与えるために何か工夫されていることはありますか?



*



ところで、あなたの仕事では新しい挑戦を試す機会を持てているでしょうか?私も仕事がルーチン化していくことに非常に危機感を覚えることがあります。慣れた仕事はあまり考えなくても良いのでラクなんですが、それは出てくるパフォーマンスの質が徐々に落ちることを意味します。仕事に創造性を見いだせなくなると、どんどん本来の目的を見失っていくものです。





人生は、「試す」と「試されている」の集合体と言ってもよいのではないでしょうか?



■「試す」

問題にぶち当たった時に、あれこれ考えても何も変わりません。

まずは、試してみること。
うまくいくための「あたり」をつけて試すと、なお良いです。



うまく行かないことがあれば、何をすればうまく行くのかを自分なりに考えて試してみる。



ゴールを定めていなかったか?
やり方とマイルストンは挑戦的なものだったか?
伝える相手やタイミングを間違えなかったか?
自分の心の状態は冷静だったか?


そして、



考えたことを試す。



試してみて、うまく行かないことの方が多いかもしれない。

それでも、



考えたことを試す。



そのプロセスを繰り返すことで、小さな失敗を恐れなくなりますし、試すことが日々のルーティンを少しずつずらし、
新しい「余白」を与えることになります。





イチローさんは、毎年のようにバッティングフォームを修正しました。振り子打法もその後のフォームも、彼なりの試行の積み重ねの結果でした。一方で、バットは20年以上、形をほとんど変えていないというのは、面白いです。

何を変え、何を変えないのかも、イチローさんのこだわりが見えます。





■「試されている」

「試す」とは逆に、「試されている」という感覚もあった方が良いです。



「このチャレンジは、自分自身が試されている。」



そんな風に思うことはありませんか?





そういう感覚を受け止め、客観視できることは、とても大切な瞬間ではないでしょうか?



「この状況をどんな風に突破するのかを、自分自身が試されている。」

「であるならば、何をすべきだろうか?」



そんな問いを立てれば、見える世界が変わり、やるべき行動も変わっていくはずです。





問題に直面した時にはいくつかのタイプが考えられます。



 がむしゃらに立ち向かう
 いったん受けて、考えてから行動する
 誰かからプッシュされて動く
何もしない
逃げる


あなたは、どのタイプをよく選ぶでしょうか?







どういう行動をとるかは、自分自身の「選択」の問題です。その「選択」にも何らかの理由があるはずです。

そして、どんな行動をとったにせよ、自分を「正しい位置」に戻すことができれば、その選択と行動が自分自身の成長のための栄養になります。





試すのも自分。
試されるのも自分。



結局、



「目の前にある問題を自分事にできているか?」



なんだと思います。





ウクライナで起きている戦争から、
今日やるべき仕事まで、



自分事に出来ているかどうかを判断するのは、どれだけその問題に入り込み、葛藤と不安を抱えながらも何らかの結果を出していくかということです。



思考と試行
決断と行動



です。





■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

【無料メールコーチング】
『7日間で可能性にチャレンジできる自分を作るメール講座』



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【試してオンライン相談】
『ビジネスと人生の転機を乗り越える方のにわか相談』



■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

社会に遺すべき会社とは?[2022年05月05日(Thu)]
今回のロシアによる戦争もそうですが、地震や自然災害でも、長年人々に大切にされてきた建造物や自然があっという間に破壊されるのを見ると、無力感を覚えてしまいます。プーチンは兄弟であるウクライナを攻撃しています。

国内世論の引き締めや、海外諸国からの反発に躍起になっていますが、結果的にはロシア、さらにはプーチン自身を破壊していることになるのだと思います。




広島、パールハーバー、南京、アウシュビッツ・・・

世界中に存在する戦争博物館と平和博物館を巡りながら、戦争に対する歴史観について考えています。博物館というメディアを通して、国と国民が戦争をどう扱うかを観ていくのは面白い視点です。アメリカや中国のように戦勝国として派手に戦争を演出する国もあれば、アウシュビッツのように当時の実物・真実だけをなるべく遺すことに専念し、その「状態」を維持するためには投資を惜しまない国もあります。

日本が国として公式の戦争博物館を持たなかったのは、未だ戦争を自分事として処理できていない現れなのかもしれません。「戦争を知らない」理由はそこにあるのではないでしょうか?



新型コロナウイルスの感染拡大〜今回のロシアの戦争の流れを俯瞰して見ると、「遺す」ということについてよくよく考えるようになりました。一瞬のうちに命や建造物や自然を失うことが現実的になる中で、何を遺していくかです。



会社であれば、何を遺していく必要があるのでしょう?

付加価値のある商品やサービスでしょうか?

ユニークな技術や儲ける仕組みでしょうか?

顧客の心に寄り添うことができる社員でしょうか?


会社というのは、社長も社員も時間が経てば入れ替わり、不況や新しい脅威に晒されれば倒産することもあります。そんな不確実な存在である会社が遺していくべきものって何なのでしょう?



そのヒントは世界遺産にあると思いました。


日本ユネスコ協会連盟は、世界遺産を次のように定義しています。

世界遺産とは、地球の生成と人類の歴史によって生み出され、過去から現在へと引き継がれてきたかけがえのない宝物です。現在を生きる世界中の人びとが過去から引継ぎ、未来へと伝えていかなければならない人類共通の遺産です。



世界遺産の登録要件を見ると、

(i)
人間の創造的才能を表す傑作である。

(ii)
建築、科学技術、記念碑、都市計画、景観設計の発展に重要な影響を与えた、ある期間にわたる価値観の交流又はある文化圏内での価値観の交流を示すものである。

(iii)
現存するか消滅しているかにかかわらず、ある文化的伝統又は文明の存在を伝承する物証として無二の存在(少なくとも希有な存在)である。

(iv)
歴史上の重要な段階を物語る建築物、その集合体、科学技術の集合体、あるいは景観を代表する顕著な見本である。

(v)
あるひとつの文化(または複数の文化)を特徴づけるような伝統的居住形態若しくは陸上・海上の土地利用形態を代表する顕著な見本である。又は、人類と環境とのふれあいを代表する顕著な見本である(特に不可逆的な変化によりその存続が危ぶまれているもの)

(vi)
顕著な普遍的価値を有する出来事(行事)、生きた伝統、思想、信仰、芸術的作品、あるいは文学的作品と直接または実質的関連がある(この基準は他の基準とあわせて用いられることが望ましい)。

(vii)
最上級の自然現象、又は、類まれな自然美・美的価値を有する地域を包含する。

とあります。



これらは、会社が後世に遺すものとしても考えられるのではないでしょうか?



  • 類い希な創造性
  • 価値観の交流
  • 文化・文明の存在の証
  • 人と自然との触れ合い
  • 顕著な普遍的価値
  • 最上級の美




これらを、会社という器を通して、社会にどんな風に差し出していくのかが問われているのだと思います。経営者の仕事はそれに尽きます。


「会社は何を遺すべきか?」


という問いは、


「遺すべき会社はどういうものか?」


とに置き換えて考えてみると新たな気づきがあります。

これからの時代は、一つの会社が優れたサービスを独占するようなものではなく、社会がその会社の存在を必要とするような構造をつくっていく必要があるのではないでしょうか?



「少し頼りないところもあるけど、その会社がないと困る」

「いざという時に、あの会社に任せれば安心」

「あの会社を見ていると元気や勇気をもらえる」


そんな風に思ってもらえる会社が増えることが、結果的に良い社会を維持できることにつながるのだと思います。



「そんなの理想論だ。」と思うでしょうか?


しかし、長年愛され続ける会社の多くは、理想論を語って、その理想を具現化することに力を注いできた会社ではないでしょうか?


Apple
スターバックス
街のパン屋


大きな会社であるとか小さな会社であるとかはあまり意味を持ちません。ウクライナのゼレンスキー大統領がアメリカ上下院議会に向けた演説を聞いて、そんなことを思いました。力に任せた強制、弾圧、支配では、国は存在しても、国民の心は消失するだけなのです。


会社も同じです。


■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

【無料メールコーチング】

↓登録(無料)はこちら

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【試してオンライン相談】

↓お申し込みはこちら

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

心情を吐露していますか?[2022年04月29日(Fri)]
GWに入りましたね。

遠出はできないので、飯能から秩父方面の山へ行こうと思っています。この辺りは、歩きやすい低山がたくさんあり、気分転換にはもってこいです。




山を歩くと、五感が研ぎ澄まされます。



普段、見落としてしまう景色に気付くこともあるし、どの道を歩くか、自分で判断しなければいけません。山にはいろんな動物、植物がいます。雨が降り、土を作り、植物を育て、生き物が生活しています。一つの小さな世界、生態系システムができあがっています。それらは、人工のものではなく、すべて自然に作られたもの。



何百年、何千年と続き、変化してきたそのシステムから見れば、人間の営みがいかに小さなものか。そんなことを感じる時間でした。


 ***


先日、コーチングをしている最中に、感情が高ぶって思わず涙を流した方(Aさん)がいました。



本人としては、少し恥ずかしかったようですが、私はとても嬉しかったです。Aさんの心に溜まっていた蟠りが溶けたからです。会社経営者であるAさんからは、



「やはり自分の弱さを見せることは、時には必要だと感じました。自分の気持ちを吐露することで、悲しみや喪失感がスッと和らぎました。



今まで、人に相談できなかったのは、相談するのが恥ずかしかったのと、相談したらそれが相手の悪口となってしまうと思い気が引けていたからです。



でも、よく考えてみると、自分の弱さをさらけ出すことができてなかっただけだった、と気づきました。新しい自分に出会うために、自分の弱さやダメなところをユーモアを交えて話せるようになりたいです。」





とおっしゃいました。Aさんは、このセッションで大きく変化しました。今まで弱みをみせられなかった理由を、
自分自身の言葉で再定義することができたのです。



*



従来のSNSに加え、zoomなどでのオンライン会議が増えたことで、対面でのコミュニケーションが極端に減りました。画面越しでの会話は相手の表情が読み取りにくかったり、画面に映る自分の顔を気にしたりします。



そうすると、無意識に注意が散漫になったり、自分の考えが届きにくくなることがあります。オンライン上での対話では、いつでも出入り自由だったり、「ながら」でできる気軽さや便利さがありますが、集中して話をする、話を聴くことは難しいでしょう。



どちらも使いようですが、大切なことは、


  • 自分の言葉を尽くす
  • 考えを届けきる
  • 相手の話を丁寧に聴く


ことを意識する環境を持っておくことだと思います。



*



溜まっている気持ちを出し切り、新たに入ってくる気持ちを素直に受け止める。



「出しきれば、入ってくる。」



というのは、自分の考えをアウトプットし、新たな学びのインプットにもつながりますが、人の呼吸でも同じ事が言えますね。





「息をふぅ〜っと吐く。」



と新鮮な空気が入ってきます。



人は、お母さんのお腹から生まれてきて、すぐに「オギャー」と泣きます。息を吐くんです。そして、死ぬときは、呼吸が止まり、息を引き取ります。



面白いですよね。

息を吐けば、自然と新しい空気が入ってきます。

話を聞いてもらう、言葉にして書くというのも自分の心を開放するには良い方法です。



出せば、入ってくるものがあります。

出し切らないから溜まっているんです。



山の中では自然と頭と心が新鮮になったのもそのためです。もし、あなたがビジネスやキャリアで出し切れていない悩みがあるのであれば、真情を吐露してみませんか?



■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

【無料メールコーチング】

↓登録(無料)はこちら

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【試してオンライン相談】

↓お申し込みはこちら
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□


幸福の質量[2022年04月11日(Mon)]
ロシアのウクライナへの侵攻は許されないですが、ロシアにはロシアの理由があり、NATO・米国とどのような妥協点を見出すのでしょうか?



資源を相互依存しているヨーロッパ諸国もロシアとの距離感が難しいですね。この戦争が中国と台湾、北朝鮮と韓国への関係に波及しないことを祈るばかりです。



以前のコラムで「未来」について考えてみましたが、その未来は幸福とつながっている必要があります。世界情勢が不安な今日だからこそ、未来と幸福についてもう少し話を広げてみます。




過去・現在・未来をつなげるデザイン






著名な建築家・デザイナーであるアルネ・ヤコブセンが設計しました。ご存知の方もいらっしゃると思います。この小学校の面白いところは、建物が編目状のデザインになっていて、縦列が廊下、横列が教室でそれぞれつながっています。そして、右上から左下にかけて低学年から高学年に移り変わっていきます。また、学年によって遊び方も変わるので、それぞれの教室には中庭があります。自立と自由を確保しつつ、違う学年の存在も感じられる。



つまり、過去、現在、未来を有機的につなげているデザインとも言えます。



社会や組織にも「中庭」のような空白地がこれからますます必要だと思います。自分が属するコミュニティーから少しはみ出した外界とつながる空間、地位や肩書きなど関係なく、多様なバックグランドの人が交わることが出来る場が、未来をつくるには重要な役割を担うでしょう。





幸福度ランキング1位のフィンランド



未来は幸福につながっていなければいけないですが、「幸福」を考えるためのヒントとして、フィンランドという国について少し紹介します。敗戦国で、資源も限りある小国という点で日本に似ていますが、フィンランドは国連の世界幸福度ランキングで4年連続1位をとっています。ちなみに、日本は56位でした。



幸福という概念をアンケートなどで評価するのはおかしいという考えもありますが、当りをつけるという意味では全然良いと思います。ランキングの評価項目で、フィンランドとで日本で大きく差が出たのが、「人生選択の自由度」「寛容さ」「国への信頼度」でした。日本人は人生の選択肢を自ら狭めている人が多いのかもしれませんね。



フィンランドの人は、自然の恵みを大切にしています。幼稚園や小学校では、どんなに寒くても森に行ったり、外で遊ぶ時間を持つようにしています。それは、「この土地で生きていく」という体感覚を身につけさせることでもあります。



また、フィンランド人にとってアートは非常に身近な存在です。美術館・博物館は徒歩圏内で行けるところにたくさんあります。小さな頃からアートに触れ、自分で何かをつくる機会も多い国です。好きなものを好きなようにつくっていいというマインドが自然と育つのだと思います。



さらに、サウナは、幸福感を高める社会インフラと言えるかも知れません。人口550万人に対し300万個ものサウナが存在すると言われ、まさにサウナ大国です。真っ裸という無防備な姿で他人と交流する文化が、人を信頼し、他人に配慮して行動する国民性を作るのかもしれません。



最後に、SISUについてですが、これは代々受け継がれる「フィンランド魂」のようなものです。厳しい状況で発揮される精神性、困難に立ち向かう勇敢さで、そんな「折れない心」は、日々の健やかな心身に宿るとされています。



おおざっぱですが、幸福度が高いと言われるフィンランドの特徴を見ると、人・自然とのつながりを通じたあらゆる存在を認めることの素晴らしさと、自分の人生を自分で決めていっていいという自己決定感が幸福感につながっているのだと思います。





幸福の質量


人は、現在を生きています。



時に過去の記憶に苦しみ、未来に不安を抱えて生きていることもあれば、過去の記憶を大切にし、未来に希望を抱えて生きていくこともあります。



人にはそれぞれユニークな能力があり、その能力は自分の好きや価値観につながっているものであればあるほど、未来を広げることができます。



未来を広げるには、以前紹介した



想像(Imagination)
創造(Creation)
送贈(Relation)



という3つのソウゾウを意識していく必要があります。



そして、幸福にも質量があるのではないかと考えました。幸福観に近いです。




幸福の質量が変われば、幸福の形も変わっていきます。「今だけ、自分だけの幸福」はそんなに幸福の密度がないのかもしれません。家族のため、会社のため、大切な人のために、自分の能力を使い切ることが、未来を広げることになります。



幸福の質量が大きいのと小さいのとでは、どちらが良いかということはありません。自分の家族が健康であればそれで幸せという人もいます。ただ、幸福の質量が大きくなればなるほど、自分と他人との境界線が薄まり、感じる幸福感も違ったものになると思います。1人だけの幸福よりも、誰かを巻き込んだり、誰かの幸福につながることを考えたほうが、幸福の質量は大きくなると思います。



この幸福の質量を増やす、自分の望む幸福の形に変えていくために、今から出来ることは何でしょうか?






■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

【無料メールコーチング】

↓登録(無料)はこちら

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【試してオンライン相談】

↓お申し込みはこちら
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
自己犠牲的な働き型をしていませんか?[2022年04月04日(Mon)]
新年度が始まりました。

社会人になった方はおめでとうございます!
働いてお金を稼ぐということがどういうことか、少しずつ分かってくるのではないでしょうか?


働き方改革が進んだというニュースをよく見ますが、実際のところはどうなんでしょう?あなたの会社では、働き方に大きな変化はありましたか?



ドイツ人の労働時間はOECD加盟国の中で最も短く、日本よりも年間350時間短いです。サラリーマンの年間休日は約150日あります。にも関わらず、国民1人あたりのGDPや労働生産性は、日本よりもはるかに高いことを知っていますか?





私は10年ほど前、ドイツのデュッセルドルフに約1年間駐在しました。



今はどうか分かりませんが、当時はドイツでは平日夜8時以降と日曜祝日は原則お店を開けていませんでした。駅や公共施設の照明も日本と比べるとかなり暗く、パン屋で商品一つ一つを袋に入れるようなこともしません。DIYが当たり前でモノを大事に使う人が多く、リサイクル大国でもあります。サイクリングや自然を楽しむことが娯楽になっています。



みんなが不便をちょっとだけ我慢する社会、他人のサービスに期待しすぎない生き方がドイツにはありました。





ドイツの暮らしが全て良いというわけではないですが、おもてなし天国の日本では精神的に充実した生活を送れているのか考えさせられます。





ドイツでは、職人でも、清掃員でも、デザイナーでも、自分の仕事について、自分の言葉で語る人が多かったように思います。自分の仕事観というものを持っているのだと思います。



「生きることの一部に働くことがある」、



あるいは



「生きることと働くことは等しい」



という感覚です。好きだから、何か目的を持っているから、という理由で仕事を選びます。会社を選びません。







一方、日本の場合はどうでしょうか?



まず、「働く」ことと「生きる」ことの関係性を考えると、多くの日本人はいまだに、働くために生きている、お金や家族を養うために生きている側面が大きいと思います。つまり、自己犠牲的な生き方です。



「働くこと」が「生きること」の一部になってしまっているとも言えます。





それを「働くこと」「生きること」ことは自分にとってどんな意味があるのか?

どんな人生を送りたいのか?

そのためにどんな働き方をしたいのか?



そんな問題意識を持ち、試行錯誤していくと、自分の内面にも変化が出てきます。

そうして、自分自身との対話を通したり、組織や地域も含めた社会に目を向けられるようになったりすることで、「私」というもの際だってくるのではないでしょうか?






作家の石田衣良さんが、以前こんなことを書いていました。


自分の幸せや気分を、
この国や時代の在り方から切断すること。

ある社会に属し、メンバーとしての責務を果たしながら、
自由に自分の人生を企画すること。

公と私のバランスを再整理して、
私を強くしていくしかない。

この新しい生き方を自由でおもしろいと思うか、
不安で怖いと思うかで、
これからの人生の色合いは決まってくる。

ぼくはこんなにおもしろい時代はないと思うよ。

みんな、自分の居場所をつくって、
勝手にたのしみながら自分の仕事と遊びを始めよう。



自己犠牲的な生き方から主体性を持って自分の人生を生きる、そんな人がたくさん増えていってほしいです。

そのお手伝いをすることが私のミッションだと思っています。



■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

【無料メールコーチング】

↓登録(無料)はこちら

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【試してオンライン相談】

↓お申し込みはこちら
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
未来を引き寄せる具体的な方法[2022年03月24日(Thu)]
前回は、未来を考えることについて書きました。



多様な価値観が溢れる世の中では、数年先を見通すことも難しく、未来を考えることがなかなかできない。経営者であれば、めまぐるしく変わるビジネス環境の中で、会社の方向性を決めていくのは非常に難しいと思います。私も日々実感しています。



それでも、「未来」をつくることができます。目的、選択肢、覚悟を明確にしていけば、未来は開けてきます。「未来」をつくるには3つのソウゾウが必要です。



1. 想像(Imagination)
他者への関心や、世の中の問題への好奇心です。想像力をどれだけ持つことができるかによって、「未来」の形も変わります。社会や顧客のどんなことが気になりますか?ずっと変わらない問題は何ですか?その理由は何ですか?



2. 創造(Creation)
想像力を働かせたら、自分なりに表現をして、世に問うていきましょう。正しいか間違っているかなんて関係ありません。「哲学とは概念(コンセプト)の創造」だという言葉があります。あなたのビジネスではどんなコンセプトを世界に創造していきたいですか?



3. 送贈(Relation)
自分で思考し、表現をしていくだけでは十分ではありません。あなたが創造したコンセプト、つまりギフトを弱者や必要としている人に届けましょう。自分のためだけではなく、誰かのために未来をつくりましょう。5年後、10年後、100年後に残したい価値はどんなものですか?どんな世の中だったら、後悔なく死ぬことができるでしょう?



*



何となくわかったけれど、イマイチしっくり来ない方も多いと思いますが、今回は未来をつくるには、具体的に何をしたらよいかを考えてみます。





未来とは、今この瞬間の1秒後、1日後、1年後、100年後なわけですが、どうすればよりよい未来になるのでしょう?いくつかのアイデアを挙げますね。



1. 問いを立てる
まずは、問いを立てることです。それも良い問いを立てること。良い問いは、感情や行動にプラスの変化を与えるものです。



「実現することで何を得たいのか?」
「何があれば実現できるか?」
「具体的にできることは何か?」
「どんな考えが自分の行動を止めてるのか?」



その辺りから、いろんな問いを立てること。それが未来をつくる起点になると思います。



2. 期待値を上げる
これは自分に対しても相手に対してもです。今している仕事に対して、



「自分ならもう少し出来るはずだ」
「あなたならもう少し出来るはずだ」



とストレッチさせてみましょう。



あなたが上司であれば、部下に対して辛い仕事ばかり押しつける前に、あなた自身が一番動き回って結果を出すことが大前提です。



3. 全体に貢献する



プロ選手であれば、自分の武器になる技術や考え方を誰かにシェアするなんておかしいと思うかも知れません。しかし、ダルビッシュさんは、野球界全体のレベルアップになるのであれば、全然構わないと言っています。



これは、未来につながる考え方ですね。



4. DIY精神を育む
とにかく今は、動かないです。ネット社会とコロナ禍が重なり、手足を動かす機会も頭を動かす機会が一気に減っています。考えなくても生活できる環境があります。そうすると未来はつくりづらいでしょう。



フィンランドでは、小学校の子供たちはどんなに寒くても外で遊ぶ時間をとるそうです。自分たちは「そういう環境で生きている」ということを体感覚で覚えるのでしょう。また、遊具をつくったり触ったりする時間も大切にしているそうで、自分の感覚というものを小さい頃から育んでいるそうです。日本では、禁止事項ばかりで冒険をさせない、なるべく安全な環境を用意してあげるという風潮が強いよう思います。



他にもいろいろアイデアは考えられますが、総じて言えば、



未来というのは「共有感」をつくること



なんだと思います。





あなたが誰かと共有したい世界はどんなものですか?その世界をつくるために、今からできることは何でしょう?一つ一つ言語化し、行動しながら形にしていきましょう!



リーダーシップを持って自分らしい生き方を実現するあなたいっしょにより良い未来をつくっていきましょう!





■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

【無料メールコーチング】

↓登録(無料)はこちら

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【試してオンライン相談】

↓お申し込みはこちら
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□