人材は企業の強み [2014年08月20日(Wed)]
ここ数日は会社の採用面接をしています。
多い時は、1日で4人の方と面接をするので、かなりのエネルギーを消耗します。 でも、採用する側とされる側が、それぞれの希望や条件を確認する作業なので、 いつも真剣です。 面接をしていて感じたのは、本当に厳しい状況にいる方が多いということ。 勤めていた会社が倒産した、 ずっと赤字続きで給料の支払いが滞った、 長時間勤務で勤務時間も不規則、などなど 話を聞いているだけでも、信じられないような話を聞くことがあります。 内閣府が13日に発表した4〜6月期の国内総生産(GDP)速報値は、 実質GDPが1〜3月期に比べて1.7%減と、2四半期ぶりのマイナス成長でした。 消費増税前の駆け込み需要の反動が出て、 個人消費が落ち込んだことが一因ですが、 それも政府は織り込み済みと言っていますが、 実際はどうなのでしょうか? 周りの中小企業、個人商店経営者の方に話を聞いても、 現在の状況の認識と今後の展望について、 ”悪い”か、”何とか踏みとどまっている”といった 声が多いように思います。 利益も雇用も一部の大企業が吸い取ってしまうような、 歪んだ構造が続く限り、体力のない中小企業は力尽きるか、 過剰なコストダウンにより、負のスパイラルに陥る傾向が高まると思います。 そんな中、中小企業が生き残るためには何をするか? 特効薬はないですが、やはり、自社の強みをとことん磨くために できることを何でもやるしかないでしょう。言うは易し。 |