将棋のはなし[2010年12月16日(Thu)]
今日は、私の趣味のひとつである将棋の話題を2つ。
1つは、将棋界の最高位を争う竜王戦で、渡辺明竜王が挑戦者の羽生善治名人を4勝2敗で防衛し、竜王連覇記録を7に伸ばした。
7つのタイトルのうち、6つの永世称号を持つ羽生名人は、2期前に続き永世竜王の獲得で史上初の「永世七冠」を狙ったが、またもその夢が阻まれた。
プロの指し手は難解すぎて、私には分からないが、後になって「あっ、こういうことを考えていたのか!?」と分かることがあると興奮するものだ。また、プロ棋士は勝っても負けても、盤上の駒の配置、つまり「美学」までも考えている。
もう1つは、今日の東京新聞の「この人」で、将棋の教育的効果をまとめた本を出版した安次嶺隆幸さんの話。
最近は、全国各地で開かれる「将棋子ども大会」への参加者が急増しているらしい。将棋の及ぼす教育的効果が見直されてきたようで、それを安次嶺さんは地道に訴え続けてきたとのこと。
確かに、将棋では、
始めるのときの「お願いします」
投了したときの「負けました」
互いの健闘をたたえ合う「ありがとうございました」
この3つの礼と勝負の勝ち負けを通して、多くのことを教えてくれる。
安次嶺さんの本、将棋をやってる子供は、なぜ「伸びしろ」が大きいのか?を早速、Amazonで購入してみた。
将棋は、とても奥深い。相手と自分の局面を見ながら、異なる特徴を持つ駒を動かして、敵の王将を取るというプロセスがとても楽しい。相手から奪った駒を使えるのはチェスとも違う。
いくつもの指し手からその時々で最善手を選択するというのは、ビジネスでも人生でも大いに役立つ、と思う。礼儀に加え、想像力、思考力、決断力、忍耐力などが身につく。いっそのこと、小学校の授業に取り入れてもおもしろいのではないか。
1つは、将棋界の最高位を争う竜王戦で、渡辺明竜王が挑戦者の羽生善治名人を4勝2敗で防衛し、竜王連覇記録を7に伸ばした。
7つのタイトルのうち、6つの永世称号を持つ羽生名人は、2期前に続き永世竜王の獲得で史上初の「永世七冠」を狙ったが、またもその夢が阻まれた。
プロの指し手は難解すぎて、私には分からないが、後になって「あっ、こういうことを考えていたのか!?」と分かることがあると興奮するものだ。また、プロ棋士は勝っても負けても、盤上の駒の配置、つまり「美学」までも考えている。
もう1つは、今日の東京新聞の「この人」で、将棋の教育的効果をまとめた本を出版した安次嶺隆幸さんの話。
最近は、全国各地で開かれる「将棋子ども大会」への参加者が急増しているらしい。将棋の及ぼす教育的効果が見直されてきたようで、それを安次嶺さんは地道に訴え続けてきたとのこと。
確かに、将棋では、
始めるのときの「お願いします」
投了したときの「負けました」
互いの健闘をたたえ合う「ありがとうございました」
この3つの礼と勝負の勝ち負けを通して、多くのことを教えてくれる。
安次嶺さんの本、将棋をやってる子供は、なぜ「伸びしろ」が大きいのか?を早速、Amazonで購入してみた。
将棋は、とても奥深い。相手と自分の局面を見ながら、異なる特徴を持つ駒を動かして、敵の王将を取るというプロセスがとても楽しい。相手から奪った駒を使えるのはチェスとも違う。
いくつもの指し手からその時々で最善手を選択するというのは、ビジネスでも人生でも大いに役立つ、と思う。礼儀に加え、想像力、思考力、決断力、忍耐力などが身につく。いっそのこと、小学校の授業に取り入れてもおもしろいのではないか。