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奥富 宏幸
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時間に追われないで成果を出すには? [2021年08月19日(Thu)]
人間にとって誰にとっても平等に与えられているもの、それが時間です。

しかし、仕事で忙しいと、「時間がない!」と言ったり、ちょっと暇になると、「時間がある」と言ったり。


同じ時間でも、人によってその速さや奥行きの感じ方は違います。不思議ですよね。時間の捉え方を考える中で、平野啓一郎さんの「マチネの終わりに」という本の中に私の好きな言葉があります。


「人は、変えられるのは未来だけだと思い込んでいる。だけど、実際は、未来は常に過去を変えているんです。変えられるとも言えるし、変わってしまうとも言える。」



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私たちは、生まれてから大人になるまでに、「時間」を意識する環境の中に生きています。時計、カレンダー、時間割、テレビやネット・・・そうして、「時間」という概念の中に取り込まれていきます。そんな「時間」を、私たち人間は生まれた時から身近に意識するものを与えられているんです。



何だと思いますか?





それは、「心臓」です。メトロノームのようにリズムを刻んでいます。自分の身体の一部であるがために、その存在は忘れやすい。面白いですよね。



*



大人だけでなく、最近の子供を見ていると、学校以外にも塾や習い事などに忙しく、時間に追われているなぁと思うことがあります。



あなたは、どうですか?自分なりの時間管理術を持っていますか?



そういうものを持っていると、物事にも集中しやすいですし、ビジネスや人生でも結果が出やすいと思います。







時間に追われる人と、追われない人の差があるとすれば、私は「余白」をつくれるかどうか、だと思います。



ここでいう余白とは、「もう一歩」「もう少し」「もう一度」の集合体です。相手への気遣いにも通じるものです。

その他には「挑戦の機会」や「資源の再活用」などもあるでしょう。気遣いというのは相手への関心から生まれますが、それがなければギスギスした世の中になります。今はそういう風潮になっていますが、それは社会に「のりしろ」がないからだと思います。その「のりしろ」は1人1人の「のびしろ」にもなります。



余白をつくるには、仕事や生活に以下のようなキーワードを意識的に入れていくとよいと思います。



  • ゆっくり
  • ずらす
  • 立ち止まる
  • 待つ
  • 任せる
  • 許す
  • 託す
  • ていねい
  • 循環
  • 共感
  • 媒介
  • 媒体
  • 持続


*



余白が生まれないのは、物事を近視眼的に考えたり、考えすぎて行動できていないということが多いように思います。要は、思考と行動がワンパターンであるからです。パターンを変えるには、リズムとペースを変えることです。



自分以外の事に少しでも時間を使う、普段行かない場所へ行く、ワンステージ上の人と話す、などが必要です。視点を増やし、視座を上げることです。





時間に追われる人は、時間の「中」に生きている人です。

例えば、労働時間を例えば8時間と決めて、その中で出来ることをするのと、今日やりたい事があって早く終われば4時間で切り上げ、調子が乗ってきたら12時間働いたっていい。そういう働き方の方がよっぽど生産的でしょう。



また、大切なことを決める場合は、関わる人数を少なくした方がいいです。スケジューリングもしやすく、意志決定の時間も短縮できます。誰と一緒に過ごすかで、時間の感じ方は全く異なります。





私がサラリーマン、コンサルタント、会社経営と働き方を変えてきたのは、時間の自由度と行動のスピード感を高めていきたかったからです。サラリーマン時代よりも今の方が時間に支配されている感覚は少ないです。それは定型的な仕事が減ったからです。会議、調整業務、文書作成などの仕事は時間を浪費していたように思います。



考えなくても一応まわる仕事をしているのは苦痛で、お客様は社員の声・反応・フィードバックといった刺激が自分の行動に変化を促すと感じています。



*



時間というくらいだから、ポイントは「間」です。



生と死、善と悪、自分と他人、自然と私、仕事と自分などの関係性の中にある「間」。その「間」に、何を作ることが出来るか?



時間は、人の思考に余白をつくるものです。そもそも、時間という概念がなければ思考もしないでしょう。





時間の「中」に生きるとは、
正確さを求め、守り、足りないと不安になります。



時間の「外」に生きるとは、
自分のペースで、自分のリズムで、何かに集中することです。



何時間費やしたかよりも、何回チャレンジしたかと考えたほうが、気が楽になりませんか?
何回言葉にしたか、何回伝えたか、何回動いたか。



時間の長さではなく、行動の回数。1回1回、ドットを刻んでいくとスティーブ・ジョブズの言う「Connecting Dots」になるのではないでしょうか?







今日は「時間」についていろいろと書いてきましたが、あなたは、「時間」に追われるか、追われないかの境目は、何だと思いますか?



「時間」とうまく付き合う方法を見つけてきましょう!



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