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アカデミズムという構造 [2020年08月17日(Mon)]
こんにちは、ICHIDOの奥富宏幸です
今日は、私が賛助会員として加入している三思会について少しお話させて下さい。


三思会は、アカデミズムに関わる中央官庁所管の行政法人、公益財団法人、国立大学法人等の諸活動を支援しています。西欧エスタブリッシュメント、ノブレスオブリージュ、メタNPOを志向する経営者有志による事業団体です。


主要支援先としては、

独立行政法人日本学術振興会
公益財団法人日本学術協力財団
公益財団法人菊葉文化協会
東京藝術大学130周年記念プロジェクト
東京大学新図書館(AC)計画
京都大学貴重資料デジタルアーカイブ
東京大学大学院数理科学研究科
京都大学数理解析研究所

などがあります。



今、世界中では様々な問題があります。

コロナウイルスの感染拡大によって、私たちが常識と考えてきたビジネスの価値や働き方を大きく変えていかなければいけない「構造」が生まれました。最近話題になっているSDGs(持続可能な開発目標)では、地球が抱える問題の共通認識を持って取り組むために、17の目標を掲げています。貧困と格差、環境・災害、経済成長、医療、社会福祉、健康、平和・・・これも一企業、一国では到底解決できない「構造」が存在しているためです。



「構造」という言葉を使いましたが、この言葉について誤解している人が多く、間違った使い方をしてしまっています。これは単なる社会における組織や役割、システムのような物的機能ことを言っているのではありません。



「グローバル資本主義という構造から抜け出ることはできない。」とか、「世の中を構造的にとらえる。」という風な言い回しも実は正しくはありません。「構造」の意味については、また別の機会に書きたいと思いますが、ありとあらゆる事象には「構造」が存在していて、私たちはその「構造」の中でしか、生きていくことができないのです。



そして、多くの社会課題にも「構造」があり、その根っこを辿っていくと、教育・教養が見えてきます。



その教育・教養の分野にも、哲学を頂点とした「構造」があるのですが、「アカデミズム」の伝統の浅い我が国においては、社会人になってすぐに役立つとされる実学(理学、工学、医学、経済学、法律学など)に重きがおかれてきました。



一方で、これらの分野よりも一見実益を伴わないとされている、抽象度が高い学問(哲学、文学、美術など)は、学校教育においても優先度が低く、大学の研究活動への国や企業からの資金もままなりません。欧米ではリベラル・アーツとしてほとんどの学生が学んでいる分野でもあります。これらの分野では、真の教養を身につけることを目的とし、答えのない問題にどう向き合うかを考えます。



アカデミズムの価値を知っているからこそ、欧米のエリート層では「帝王学」としてその子弟にこの分野の教育を施し、寄付の実績としても多くの資金が集まっています。その分野に寄付することが、その人の教養の高さを示すものであることが社会の共通認識としてありますし、国の民度の高さを示す指標にもなるのです。



日本のノーベル賞受賞者が、ことあるごとに「基礎研究分野にもっと人材も資金が集まる環境を整えてほしい。」といったことを発言するのも国の財政事情や権力構造に振り回されることなく、若い研究者による基礎研究成果の向上、さらには国の持続的な成長につながると考えているからなのです。



三思会では、このような大きな長期的な視点に立って、日本の教育、アカデミズムの質の向上につなげる活動を行っています。寄付活動も、日本の教育業界の構造を俯瞰して、寄付先も選定し、メタアカデミズム領域の保全を推進しています。



私も今までに自分が関心がある企業やNPO などに寄付をしてきましたが、三思会の活動を知り、社会の問題を解決するとはどういうことなのかを、全く別次元で考えるようになりました。



三思会の最新の活動として学術ジャーナルを発行しております。



THE TREND OF ACADEMISM (←クリックしてください)



THE MATHEMATICAL SCIENCES (←クリックしてください)


ぜひ、ご一読下さい。
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