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奥富 宏幸
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商品開発から顧客開発へ [2020年05月28日(Thu)]
先日、私の家の近所にタピオカドリンクのお店が出来ていましたが、コロナウイルスの影響で、オープンできずにいるようでした。


昨年から出店の計画があったのでしょうが、まさかこんな展開になるとは思っていなかったでしょう。一時期の勢いは衰えたタピオカドリンクですが、ビジネスの勝算があるのでしょうか。



タピオカといえば、容器のごみ問題も話題になりました。


渋谷など繁華街の道端にはタピオカ容器がポイ捨てされ、プラスチックごみ問題を考える契機となる方もいらっしゃったのではないでしょうか?



スターバックスは、2022年までに、リサイクルとコンポスト可能なカップを開発するチャレンジを始めています。

現在の紙カップでは、表面にコーティングがあるおかげでリサイクルもできないし、生分解性もありませんので、リサイクルできる製紙会社も限られています。古紙市場の未来を考えると、紙カップのような難古紙の需要は減少の一途を辿るでしょう。



プラスチックではないですが、アマゾンも商品のメーカー側と一緒になってフラストレーション・フリー・パッケージというパッケージを開発しています。


ゴミを減らすデザイン、ダメージから守れる、簡単に空けられる、リサイクル素材を使用したパッケージをサプライチェーンで共有することで、環境に配慮しながら各企業が負担するコストも抑えられるというコンセプトです。

常に時代の先を行くアマゾンらしい発想ですね。




情報の双方向性とリアルタイム性が特徴のSNSが発達する背景もあり、企業とエンドユーザーの垣根が低くなっています。


商品開発にエンドユーザーの意見を取り入れている会社も増えているのは自然な流れと言えます。その開発過程をYouTuberはブログのインフルエンサーに拡散してもらうことで、小さなブームを比較的容易に作り出すことが可能だからです。


ただし、企業はエンドユーザーの意見だけに囚われるだけではいけません。

エンドユーザーが言わんとしていることは、具体的な要望の場合が多いですが、
その要望に応えるだけでは改善レベルの新商品ができるだけですので。



企業がやるべきことは、エンドユーザーの意見を含みつつ、さらに先の価値を提案をしていくこと。それは、単なる商品を売るということではなく、その裏にあるストーリーを売るということ。




先日、弊社のお客さまが弊社へ工場見学に来ました。

メーカーの開発部門で製品開発をしているそうですが、リサイクルの現場を見たのは初めてだそうです。

その方が、工場見学を終えて目をキラキラさせてこんなことを言いました。

「今まで製品を作る際に、お客さまのニーズがどうだとか、広告・プロモーションはどうだとかそんな話ばかりしていました。しかし、廃棄された紙の量や分別や処理の工程を見て、私が見ていた世界は本当に一部なのだということを知りました。環境に配慮するとはどういうことか、勘違いしていました。」

そんなことをおっしゃっていました。



現代思想の一つに、

「まず全体があって、個に振り分けられる」

というのがあります。


企業の主活動としては、

購買→開発→製造→販売→サービス

を多くの人がイメージするかもしれません。


ただ、これも「全体の中の一部」なのです。



購買→開発→製造→販売→サービス→【リサイクル】

と企業と消費者の廃棄物をどうリサイクルするかを考えた上で、生産サイクルをつくるという発想が必要になるのです。

その意味では、弊社へ工場見学に来たお客さまは、「全体の中の一部」の世界を見てビジネスをしていたのかもしれません。



今後はより大きな視点で製品開発をされると思うので、他社との差別化が利いた、新たな常識をつくるような商品が世に出ることを心待ちにしたいと思います。

紙は細部に宿る? [2020年05月16日(Sat)]

多くの都道府県で緊急事態宣言が解除され、少しずつ日常を取り戻しつつあります。


しかし、いまだなお、多くの企業が営業時間の短縮や臨時休業、在宅勤務などを余儀なくされています。一日も早く事態が収束し、通常営業に戻る日が来ることを願いますが、仕事量が減る中で社員ができることはないかと考えいる方もいらっしゃると思います。


そんな中おすすめなのが、社内にある機密文書や個人情報が入っている重要書類を整理・処分することです。


弊社は業界に先駆けて2003年から機密文書処理サービスを始めました。
今でこそ宅配会社や物流会社、オフィス機器メーカーが機密文書処理を新事業として手がけることが増えていますが、紙や文書廃棄の専門知識を持ち、収集運搬から処分まで自社で完結するシステムとノウハウを持っている弊社とは一線を画しています。


2003年と言えば、個人情報保護法が施行され、個人情報というものが世の中で少しずつ認知され始め、その後インターネットとグローバル化の進展により企業も個人情報が入った文書(情報資産)の管理が厳しく求められるようになってきました。


最近では、個人のお客様からの依頼も非常に増えています。

定年退職後に不要になった書類、社会保険や年金関係書類、通帳や領収書、日記帳や手帳など人生で大切な書類を処分したいという思いがあってのことでしょう。


文書管理の実情を言えば、大企業であっても、文書に蜘蛛の巣やカビが生えた状態で長期間保管していたり、誰にでもアクセスできる場所に重要な書類が無造作に置かれているといったイタイ事例が多々あります。担当者が異動になることで文書管理がずさんだったり、そもそもきちんと管理する担当者が不在の会社もあります。


企業の規模を問わず、文書管理・文書廃棄をしっかりやっている会社というのは、社員の皆さんもエネルギッシュでキビキビと動き、業績も良い傾向があるように思えます。


「なぜ?」

と思われるでしょうか?


「たかが文書を捨てるだけで会社が変われば苦労はしないよ。」

そんな風に思われるでしょうか?


2014年7月に通信教育最大手のベネッセで通信講座「進研ゼミ」を利用した子供や保護者の情報が約2,300万件流出した事件を覚えていますか?業務委託先の従業員が約3,500万件の顧客情報を持ち出し、名簿業者に売却してしまった事件です。


ベネッセは対象者におわびとして500円分の金券を送りました。顧客らが複数の集団訴訟を起こし、1万人以上が原告となっています。東京高裁は2020年3月25日、計622人に対し、1人当たり3,300円を支払うようベネッセ側に命じましたた。総額は約200万円になります。


裁判長は「情報が流出したことで私生活上の不安や失望感を生じさせた」と指摘し、請求を棄却した一審を取り消すなどしました。原告側は金額を不服として上告を検討中です。ベネッセが負担する金額としては大したものではありませんが、2014年に起こした事故が未だに解決しておらず、社会への信用を失墜してしまいました。



インターネット社会になり、情報が企業にとって重要な資源となりました。

その情報が紙の媒体に記録されたものが文書です。


一般企業であれば、顧客管理データ、人事労務関連資料、営業計画や財務諸表、IR文書などが機密文書にあたります。

物流・運送会社なら、運転日報や車両台帳など、
医療・介護関係者なら、カルテ、入院記録、介護記録など、
学校関係者なら、パンフレット、入試要項、試験問題、解答用紙、シラバス、論文草稿など。

さらに、個人であれば日記や領収書の他に、転職時や退職時に処分したい文書類があると思います。


文書というものは、企業であれば利害関係者にとっての「共通言語」です。
別の表現をすれば、企業の文化や思想、戦略を事業活動へ具体化、細分化していった結晶物とも言えます。


これら文書が社内に溜まり続けるとどうなるでしょうか?


文書が適切に保管・処分出来ていない会社は、「情報肥満体質」な会社と言えます。使用していない情報が雪だるま式に増え続けることで、ビジネスを整理する力や戦略を立てる力、もっと言えば思考する力が知らず知らずの内に衰えているのです。


経営者の仕事は選択と決断とも言われますが、そもそも必要な情報の量と質が足りていないことが多いのです。過去の情報を探すのに時間をかけたりすることもあるかもしれませんが、1ヶ月間使用していない情報であれば、その価値はほとんどないと言っていいでしょう。


予期せぬ事が頻繁に起きる今日では、過去の情報をもとにした経営ではスピード感も落ち、どうしてもフォロワー的な対応を強いられます。もちろん過去の情報でも役に立つものもありますが、それはそのまま文書として保管するというより、その情報の概念、要点、方針などに昇華させてまとめておけば良いのです。


差別化をしなければ生き残れないと分かりつつも、多くの企業が目の前の課題に対応することで一杯一杯かもしれません。
新しい事業アイデアを考えようにも、なかなか考える時間がない(本当は、考える方法を知らない)。理想は、会社の戦略や事業コンセプトを考えたいと思いますが、抽象的なことをいきなり考えるのは慣れていないとなかなかできません。


ですから、まずは、すぐに出来て事業活動の具体的な成果物である機密文書をマネジメントすることから始めてみませんか、ということです。

「捨てる」をマネジメントすることから、新しい知(血)が企業に入り込むのです。


「紙(神)は細部に宿る」です。



今、関心が高まっているSDGsを経営戦略に組み込みたいと思われている中小企業の経営者の皆さんにも個別に相談に応じます。新型コロナウイルスが収束する頃には、企業も新しい形の経営が求められます。


環境経営、社会課題、廃棄物管理、リサイクルといったキーワードでのディスカッションパートナーとしても、ぜひ弊社をご活用下さい。まずはお気軽にお問い合わせ下さい。

仕事とは希望である [2020年05月15日(Fri)]
今現在、会社の存続に悩む経営者の方や、自分のいる会社の将来が見えないサラリーマンの方もたくさんいらっしゃると思います。

人生の大部分を費やす仕事は、組織の論理で動くことも多いですね。


毎日毎日、決まった時間に決められた仕事をする。そこにどんな意義を見出すことが出来ますか?


私は、外資コンサルとして働いていた時のことを思い出します。

東京丸の内の高層ビルに次から次と吸い込まれる人たちをを観察していると、死んだ魚の目をした人や、鬼の形相のような人がいました。



組織で働くということ。それは、絶望です。
絶望しかないです。


時には、上司や会社の意向で昨日は白だったことが、今日になったら黒に覆されることもしばしば。


異動や転勤、無茶苦茶な営業ノルマ、突然の取引停止・・・
周りの顔色を伺いながらの残業やただハンコを押すためだけの報告書作成・・・

自分の思うとおりに行くことなどほとんどありません。



そう、仕事には苦しみしかない。

「苦しみつつ、なお働け、安住を求めるな、この世は巡礼である 」

という言葉がありますが、苦しみとは、目の前のことが思い通りにならないことを嘆くためにあるのではなく、自分のやるべきことが見えた時に、自己(考え方や行動)を超えていくためにあるのです。


自分が語る言葉の限界を超える度に、新しい世界が開ける。そこにかすかな希望があります。  

仕事とは、人生をかけて社会と自己を統合させる一大プロジェクト。

自分の好きなことやできることの範囲で、「自分探し」や「ワクワクしたい」と言っている人には無縁の境地と言えるのではないでしょうか?
自粛との向き合い方 [2020年05月11日(Mon)]
「緊急事態宣言」が5月末まで延長されましたが、早ければ今週には解除される都道府県もあるかもしれませんね。

宣言をいつまで伸ばすかも考えるべきことですが、やはり検査体制と医療体制の強化を優先させながら、経済を早く回すことが必要だと感じています。

連日のメディア報道のあり方も問題です。


「ロックダウン」「オーバーシュート」など今まで聞いたことがないような言葉を連呼し、パチンコ店の行列や「自粛警察」といった面白そうなワードを選んで、コロナの悪影響ばかり報道しています。

各国の対応の比較や、客観的データをもとにした冷静な分析などを行う番組がもっとあっても良いと思いますが、メディアもコロナウイルス禍を自己同一化してしまっているために、一歩引いた視点での建設的な議論ができていないのかもしれません。



毎日、感染者数が報道され、不安感も増大するのも分かります。

しかし、それは不安に自分が取り込まれているだけであって、必要な情報を自分から取りに行くことで、ずいぶんと楽になると思います。



ところで、最近は、SNSでもメディアでも、


「ステイホーム」
「お家で過ごそう」


と、みんなで自粛しよう!という動きが広がっています。
GWは自粛に我慢できずに外出する人も増えたようですね。



ステイホーム、
ステイホーム、
ステイホーム・・・



「禁止への侵犯」ではないですが、人は「やめろ!」と言われるとむしろしたくなる欲求がありますね。

その欲求を抑え、何とか自粛モードを乗り切ろうとYouTubeなどで発表されていますが、
皆さんは何か考えましたか?

面白いアイデアがあれば、ぜひシェアして下さい。



私はこんなことを考えてみました。

今回のコロナ騒動で何が一番辛いかと言えば、今までできたことができないこと、自己決定権が制限されること。


行動も会話も制限される・・・ であるなら、

今の自粛期間を「海外留学」と考えてみてはどうでしょう?



異国の地では、何かもかもが初めての経験です。
留学当初はどこに何があるのかも分からず、行動範囲は非常に限定されます。


そして、「自宅で留学する」ために名前も変えてしまいましょう。

例えば、ダニエル・クレイグとか。



「今日から自分はクレイグだ!」と宣言してみるといいです。

周りの人にも名前を変えるようお願いしてみましょう。


家族から、テレワークで会社の同僚から、

「クレイグ、今日の調子はどう?」
「クレイグ、このレポートをつくっておいて。」

と言われるのです。



クレイグとして生きてみると、緊急事態宣言前の状態が違う世界に見えてくるのではないでしょうか?



どうせなら、使う言語も変えてしまいましょう。

海外では日本語が通じないように、自宅ホームステイ期間中は、使用する言葉の語尾に必ず「コロナ」をつけるのです。


「おはようコロナ」
「今日は何食べるコロナ?」


といった具合に。


何を馬鹿なことを言っていると思うでしょうか?


でも、そうこうしているうちに、「コロナ」という言葉も抵抗なく自然と使えるようになる自分に気づくと思います。


もしかしたらコロナウイルス自体ではなく、コロナウイルスという言葉に、翻弄されている部分もあるのではないでしょうか?

絶望を乗り越えた先の希望 [2020年04月29日(Wed)]

GW休みに入る方もいると思いますが、休日気分になれないのではないでしょうか?

新型コロナウイルスの感染拡大により、経済も非常に悪化してきています。


大手企業のみならず、飲食店や観光業、バス運転手など影響を受けない業界はほとんどないのではないでしょうか?


国からは、休業補償、助成金などの支援策の話もありますが、時間がかかることですし、一時的な対応でしかありません。もちろん、今日明日を生きるのに必死な経営者の皆さんがいるのも理解できますし、私自身も中小企業を経営している身として、この難局をどう乗り切るかずっと考えています。




経営者の悩みは尽きません。


  • 日々の業務に忙殺され、大きな視点で自社の戦略と仕組みを構築できない。
  • 人材の量的不足だけでなく、雇用環境の質的な変化に対応できない。
  • 業界常識や自社の強みに固執してきたために非連続な変革を自覚できない。

こんな課題を持ちながら時間だけが過ぎ、事業はジリ貧になっていく、そんな企業をたくさん見てきました。そして、速く、楽にビジネスで結果を出せるように思わせるサービスが蔓延し、情報弱者を食い物にするようなビジネスが巧妙に誘惑してきます。「本当に見たいものが見えないようになっている。」それが経営者を取り巻く構造なのです。



会社の方向性が定まらなければ新しいマーケティング理論を学ぶ、集客率を上げるために会社のウェブサイトのSEO対策をする、営業成績が悪ければ営業研修のセミナーに参加する、社員の離職率が上がれば転職サイトに広告を掲載する。よくある改善策です。



しかし、いくら組織やマーケティングが一時的に部分的に改善されても、会社が強くなることはないでしょう。担当した部署に余計な負荷がかかり、成果の評価もうやむやになるのが関の山です。



業績が悪くなると、コンサルタントにアドバイスを求める経営者もいます。


先生に言われるがまま、ビジョンや経営計画をつくる、効率化に向けた改善活動をする、挨拶を徹底してトイレを掃除するなんてことを真剣にやっている会社もあります。


しかし、会社としての強みやお客様への価値づくりをどのようにつくるのかといった目的が明確でなければ、先生の言うことを聞いて社員は頑張って工場の中をいろいろいじったけれど、結果は現場に混乱が生じてかえって前より悪くなったということもよく聞く話です。



コンサルタントやコーチは、自分の経験したこと以上の価値をクライアントに提供することは出来ません。


コンサルティング会社で働いた経験がなく、コンサルタントを名乗る人もいますが、ビジネスの深みや経営者の心情の奥底まで理解した上で、アドバイスをしている人がどれだけいるでしょうか?厳しい状況に置かれ、わらをもすがる思いで相談してくる立場の弱い経営者を食い物にしていている人がいるのが悲しい事実です。


コーチングでは、「ありのままのあなたでいい。」とか「潜在意識に働きかけましょう。」といった言葉で相手を気持ちよくさせます。しかし、いくら自分の内面を掘り下げても、世界は1mmも変わることはありません。そういうフワフワしたものに逃げずに、時には自己否定をしなければ、過去の自分を乗り越えることはできないのです。



経営者に限らず多くの人は、余計な問題を自ら作りだし苦しんでいるのではないでしょうか?


他人の評価を気にして、周りと似たような考え方でいるのは楽なことですが、成長はありません。他人や他社と同じようなことをしていれば、いずれ埋もれてしまうのです。そうして、また新しい問題を作り出してしまいます。


結局は、絶望を繰り返すか、自分のやるべきことに挑戦し続けるか、ということです。

開拓者スピリッツを持つべき時代 [2020年04月26日(Sun)]
日本は経済的には豊かになりましたが、ここへ来て大きな転換点にあります。
そのことが、今回のコロナウイルス感染拡大でより顕著に表れてきました。


技術革命やグローバル化が進み、社会がつながりやすくなる一方で、
孤立や格差が生まれる負の側面も現われています。


「過剰」と「独占」のゆがんだ価値観が、現代ビジネスの多くの問題の
根底に流れているのです。


ITとインターネットを駆使した海外の新興企業が、日本の産業を飲み込もうと
いう勢いで成長しています。また、人口減少と少子高齢化が進み、
量的な労働力の低下は避けられない状況です。


多くの企業が、労働生産性や付加価値を高めようと働き方改革や新サービスを
打ち出していますが、決して十分ではありません。


変化の激しい競争にさらされている中で、国や企業が長期的に社員を守るような
構造がもはや成立しない時代になってしまいました。


日本の強みとされてきた終身雇用制度や年功序列制度といったシステムも、
企業・社員とも敢えて求めなくなりました。


つまり企業と社員の関係性が、「主従」から「共創」に変わってきたのです。



ビジネスの視点から言えば、マスマーケティングの時代は終わり、
「切り売り」の時代になりました。「持たない社会」とも言えますし、
「大きな物語の時代」から「小さな物語の時代」へ移行したとも言えます。


ですが、多くの企業は次のような問題を抱え、経営者やリーダーの成長を阻害しています。

 これは、裏を返せば経営者や企業でリーダーを目指す人が解決していかなければ
いけないことになります。


・「与え合う」甘えの構造、依存体質になっている
・「大企業・中小企業・個人商店」という固定点に落ち着いている 
・経営者自身の成長の機会が不足している
・経営者が目指すべき世界観を持てていない。
・業界や自社の常識を信じ切っている
・ネットワーク力、同志を増やせていない

これらの問題に対処するには、今までの固定観念を捨てる覚悟を持ち、
自我を捨てて、世の中に貢献する使命感が必要になります。


そして、その考え方をしっかりと言語化し、伝えていかなければなりません。
商品・サービスというのはあくまでその目的のための手段に過ぎないのです。


今こそ、開拓者スピリッツを持って、会社のあり方、経営者と社員のあり方を
変えていかなければいけないのです。


【GW緊急募集】リーダーシップをつくるコーチング [2020年04月24日(Fri)]

経営者・組織のリーダーを目指す皆様へ:



コロナウイルスの感染拡大で、仕事も行動も制限されている今。


多くの企業がこの困難を乗り切るのに必死です。先行きが見えない不安と、不安を煽る情報にのみ込まれる人も多いでしょう。


さらに恐ろしいのは、私たちの心が折れて、思考停止になることです。 私もそうですが、経営者の皆さんは本当に大変な状態にあると思います。


資金繰り、社員への給与支払い、営業先の確保といった短期的な課題はもちろん、今後の事業の方向性をどうしたら良いか頭を悩ませていることと思います。



この時期の世相を一言で言えば、「冬眠」です。


移動、物流、商売、レジャーなどの活動が制限され、国、個人間のレベルで従来のつながりが分断されました。まさに経済活動の凍結、人間の営みの冬眠とも言えます。


社会活動のスピードが落ち、必要なエネルギーを最小限にする動きです。それはスローモーションで映画を観ているような世界にいるのではないでしょうか?



ということは、こんな身動きが出来ない時だからこそ、ビジネスや社会の些細な変化を読み取れるチャンスでもあります。


行きすぎたグローバリゼーションの中で現状を直視するには、瞬きをせずに動き回るか、目をつむって不条理な世界を見過ごしていたかもしれません。しかし、今は瞬きをする度に、見える景色が変わっているのだと思います。


その変わる景色に対して、どんな風にビジネスを展開していくかを考え尽くすということではないでしょうか?

知性を振りかざしたり、高邁な精神に酔うことなく、それでも社会の矛盾に潔く分け入る。そして、人の良識に問いかけながら、新しいライフスタイルをつくることに邁進したいと思います。


いっしょにこの難局を乗り越えていきましょう。



GW中は外出もなかなか出来ない中で、自分と向き合い、ビジネスや人生の戦略を練り直す良い時間でもあります。


そこで、今回緊急でオンラインの個別相談を開催致します。


■こんなお悩みがある方にオススメです:
・売るための仕組みが確立していない自己流社長。
・会社の戦略や組織マネジメントがうまくいかない経営者、後継者。
・コーチングやコンサルで結果が出ない自己啓発を脱却したい方。
・仕事とプライベートのバランスがうまくとれない方。
・自社の強みや方向性が定まらない一人社長、経営幹部。
・社内改革、転職、起業にチャレンジし、真のリーダーを目指す人。
・新しいことにチャレンジしたいが前に進まない方。


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「リーダーシップコーチング オンライン個別相談」開催概要
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■実施日時:
4月26日(日)9:00 〜 4月29日(水)17:00

料金: 5,000円(税別) 90分

日時: 双方の都合の良い時間に行います。

方法:  ZOOM または スカイプ

※別の日でも設定できますので、ご都合がつかない方はご相談下さい。


■お申込み方法■

HP右上のお問い合わせから、または、またはdusseldorf777@yahoo.co.jpまで、
「お試しコーチング希望」とご連絡くださいませ。   質問があれば、お気軽にどうぞ。



移動や行動の制限はされても、思考まで制限はされません。多くの人が不安にさいなまれるさいなまれる中で、今回のコロナウイルス禍は、多くの人が災いを被っていると思いますが、見方を変えれば、いろんな「壁」や「障害」をなくすこともあり得ます。社会と個人の関係、会社と社員の関係、情報との向き合い方などなど。


ある意味、「焼け野原」に近い状態とも言えますね。であるならば、自分次第で世界観をつくりやすいともいえないでしょうか?もちろん、茨の道ですが。。


不安の原因は何なのでしょう?

不安、ふあん、フアン、ファン、Funと考えたっていいじゃないですか?


「アフターコロナ」の世の中とは? [2020年04月16日(Thu)]

どこもかしこも新型コロナウイルスの話題ばかりですね。


日本の感染者数は海外と比べると低いのは検査体制の問題なのか、政治的思惑があるのかは定かではありません。


イギリスでは、「収束」までに2年要すると発表しているのを見ると、まだまだ世界での混乱は続くと思います。


確かめようのない情報の真偽に翻弄され、結局自分ではマスクを買い占めることくらいしかできない人が増えていくことが心配です。




しかし、その混乱に振り回されて右往左往しているだけで何も変わりません。


真のリーダーやビジネスの強者というのは、この困難の間にも冷静に状況を俯瞰して、
新たな挑戦に向けて準備していると思います。



ところで新聞や雑誌などを読むと、「コロナの脅威が去った後の世界はどうなるのか」といった風潮の記事が見られます。


テレワークや時間差通勤といった働き方改革が大きく進むとか、中国に集中していたグローバルサプライチェーンを見直してリスクを分散したほうが良い、とかそんな内容です。


「コノナの脅威はいつ去るのか?」
「コロナの脅威が去った後は世界がどう変わるのか?」



あなたは、どんな風に考えますか?




結論から申し上げると、コロナの脅威が去ることはないですし、世界は何も変わりません。



「アフターコロナ」があるのではなく、私たちがもともと見えていなかった、目を背けてきた課題がコロナで露になっただけなのです。


第二、第三のコロナは今すでに存在しています。それは感染症だけでなく、人間が生み出す不安や憎悪の連鎖です。


コロナの脅威が去ったと思った後には、新たな脅威に怯えるでしょう。ヒトは、脅威から逃げることはできないですし、むしろ逃げてはいけないのです。



脅威をねじ伏せたり、根絶しようとするから新たな脅威に対する不安が生まれてしまいます。ワクチンで感染症を根絶することが人類の勝利などという発想自体が非常に実存的に思えます。



人類は不安を自ら生み出し、仮想敵をつくり、標的にするという歴史を繰り返してきました。戦争、人種差別、貿易摩擦、領土問題など、枚挙に暇がありません。


その不安に立ち向かい乗り越えたつもりでも、未知なる脅威の前で無力感に苛まれるのが人間なのです。


無力さを知っているからこそ、国家権力による制限と罰則が生まれます。一方で、その網目をかいくぐろうとする強者と弱者の乖離の構図がより鮮明になっているのが今の世界の姿なのではないでしょうか?



新型コロナウイルスがこんなにも恐いと感じるのはどうしてでしょう?


それは、いつ感染し、感染させるか分からないので、死の臨場感が高まるっているから。そう、映画の世界が現実になったのです。


絶望と希望の境目が曖昧になっていて、絶望を希望と錯覚している人も多いのではないでしょうか?別の表現をすれば、虚構の世界と実態の世界が近づいている状態とも言えます。


また、コロナウイルスの感染は、全員が加害者にも被害者にもなりうると言う点で、戦争とは異なります。


本当の意味での問題解決を目指すのであれば、お金やビジネスが入り込む余地はないはずです。


しかし、それはグローバル資本主義の中で生きる私たちにとっては、不可能に近いことです。病気になれば薬が売れ、店が閉まればネット通販が儲かるという構図があります。誰かの幸福は誰かの不幸であることが理なのです。




コロナが露にしたもの、それは過剰消費と資本の独占に目がくらんでしまったグローバリゼーションの顛末。


自分にない資源や資本を他人から搾取するという人間の性から逃れことはできません。


ビュッフェで食べ切れないほどの食事を取って捨ててしまうことと、企業や国が必要以上に資本・資源を搾取して、公害や社会問題をつくっているのは同じ構図です。


地球の公共物である「資源」を、人間が私物化し「私源」を生みだしました。その欲求が肥大化すれば、行き場のないごみとして「死源」になります。


海洋プラスチック問題や放射性廃棄物処理の問題とタピオカ容器のポイ捨ては規模の差はあれ、同じ問題なのです。



今後は、スケールメリットをさらに追求する一握りの超大企業群と、非効率で手間暇かかる領域で成長する中小企業群に収斂されていくと思います。


もしあなたが大企業で働いていようが、中小企業で働いていようが、どんな構造の中でお金を稼いでいるのかを俯瞰してみて下さい。


そして、そのお金の稼ぎ方は他社にマネできるものであれば、これからあなたがどうやってお金を稼いでいくのかを真剣に考えてみて下さい。



あなたの会社が社会に存在する理由は何なのか、あなたがその会社で働く理由は何なのかを真剣に考えてみて下さい。


コロナウイルス禍は、社会に必要とされる仕事が見えてくる格好の機会ですが、人はまたその変革のチャンスにフタをしてしまうかもしれません。でも、そのチャンスに気づいている人もいます。


社会が良い方向に進むには、「余剰」が必要になります。「挑戦の機会」や「思考の余白」「他者への配慮」と言い換えても良いです。


「余剰」は「無駄」と同一ではありません。それを勘違いしている人が多いのが事実です。


業務量の平準化、生産量の調整、生産性の向上・・・
そういった「無駄」を減らす発想では、組織も社会も内側から変わることはもはやできないのです。



私の会社でも仕事量に関わらず就業時間内に全ての仕事を終える社員がいます。


それは、仕事を時間とお金という制約の中で考えていることによるものです。

「余剰」には「時間」のように見えるものだけではなく、「想い」や「願い」「意志」などの見えないものも含まれます。

むしろ、そういったものを大切にしていかなければいけない社会なのです。



少し、大袈裟な言い方になりますが、組織や社会に「余剰」つまり、自他を超えたものに託す行いを増やしていくことが、コロナの脅威が去ったことになるのではないでしょうか?


あなたは今回のコロナウイルス騒動について、どんな風に考えていますか?そして、どんな会社でどんな仕事をしていきたいですか?ぜひ意見を聞かせて下さい。

オンラインでの個別相談を始めました [2020年04月12日(Sun)]
新型コロナウイルスの感染が都市部で急速に拡大している事態を受けて、安倍首相は先日、東京など7都府県を対象に法律に基づく「緊急事態宣言」を行います。 

108兆円の緊急経済対策で中小企業の資金繰り支援や家計への補助金を検討しています。

そんな厳しい状況ですが、このコロナ騒動が落ち着いた頃には、私たちのビジネスや働き方も大きく変わります。 

そして、今この瞬間が企業人にとって自社のビジネスを冷静に見る良い機会だと思います。

「経営やキャリアに関する相談はしたいけど、外出は極力避けたい。」というお客様の声にお応えして、この度オンラインでの個別相談を行う準備を致しました。


「事業の方向性や企業の真の強みを見直したい。」
「経営者としてもっと成長したい。」
「会社の課題を明確にしたい。」
「二代目、三代目としての苦悩や葛藤を話して、さらなるステージを考えたい。」
「ゆっくりと自分の会社や自分の人生について考える時間が欲しい。」
「転職や起業を考えているが、決め手に欠けている。」


そんな悩みがある方は、ぜひ一度ご相談下さい。


料金: 10,000円(税別) 90分

日時: 双方の都合の良い時間に行います。平日は19:00以降、土日は8:00〜20:00。

方法:  ZOOM または スカイプ


※「お問い合わせ内容」の欄に「個別相談申し込み」とご記入ください。


4つのシゲン [2020年03月31日(Tue)]


資源には、4つのステージがあると考えます。


一つ目は、文字通り、「資源」。

地球上にある自然や生物、水、石油などの有限の天然資源です。

これらは地球上にある公共物なので、人間だけのものではありません。



しかし、人間には、無限の独占欲、所有欲があり、私物化していきます。
限度が過ぎれば、森林伐採や二酸化炭素の排出、地盤沈下などを引き起こしていきます。
それが「私源」です。



さらに、人間の欲求が肥大化すれば、ごみが増えます。海洋プラスチックごみ、

埋め立て地に収まらないごみ、原発事故で汚染された土。

これらは自然に分解されずに負の遺産として、長期間地球を痛めます。
生物を死に向かわせる「死源」です。「死源」をなくすのは簡単なことではありません。



ただ、人間には困難を乗り切る智慧や協力し合える心があります。
それらをうまく使えれば「私源」や「死源」を減らし、

「資源」を維持することも可能なのです。
社会問題を解決していくための思考の源である「思源」を増やすことが、
大人子供限らず、誰にでも求められるものになります。




今回のコロナウイルス禍だけでなく、多くの社会・経済・環境問題は、
巨視的に見ると共通しています。


米中の貿易摩擦。
イギリスのEU離脱。
海洋プラスチック問題。
・・・


それは、過剰消費と資本の独占に目がくらんでしまったグローバリゼーションの顛末。



何千年も前から、人は領土や国を奪い合い、植民地化を繰り返してきました。


自分(自国)にない資源や資本を他人(他国)から搾取することは、

人間の性とも言えます。


人類の文明の発展が農漁業、商業、工業、情報通信業の恩恵を受ける中で、
ビジネスの規模の拡大がよりスピーディーにできるようになりました。



時間をかけて育ててきた資源(自然、建物、人材)の価値も、
グローバリゼーション化の競争の元、近視眼的な利益の前では薄れてきてしまいました。


お金を稼ぐ手段も、物々交換、安い労働者の使用、大量生産、プラットフォーム化、

マネーゲームとリアルなものからバーチャルなものへ移行してきました。


目に見える実物から、目に見えない記号を使う世界への進行が進んできたとも言えます。



今回の新型コロナウイルスの感染拡大などの大惨事が起きると、
人は一時、目覚めます。


「今までのビジネス、ライフスタイルは、どこか行き過ぎていたのではないのか?」


と。


災害は戦争と違って、全員が被害者です。そこにはお金は絡んでいません。
そして、自国だけで問題を解決するのは難しくなります。


同じ世界規模の問題でも、各国でCO2排出量の削減目標を掲げる、

とかいうのとは次元が異なります。


問題解決の緊急度と経済不況の影響度が今までのどの災害よりも

長期化する可能性があります。



そういう意味では、今回のコロナウイルス禍は、

もしかしたら地球からの最後通告なのかもしれません。



自国ファーストでこのまま動くのか、世界各国が協調して、

資源を共有し、適正に再配分する枠組みをつくっていくのか。


国民も自分の損得だけを考えて、資源の独占に走るのか、

智慧を絞って資源の最適利用を考えていくのか。


その選択が、問われているのだと思います。



仮に自国ファーストの方向で進んだとしても、国が国民を一様に監視するシステムでは

限界があり、いずれ国民がストや暴動を起こし、結局国の崩壊につながるのではないでしょうか?


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