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京都フォーライフ〜「自信」と「誇り」をもって働くために〜
NPO法人京都フォーライフの公式ブログ
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新たな挑戦[2025年04月28日(Mon)]
今年の3月1日付で、現在の担当部署に異動となりました。
以前に担当したことのある部署への復帰ではありますが、通達を受けた当初は不安な気持ちでいっぱいでした。
「自分の力や経験が、再びこの部署で通用するのだろうか?」
「先輩支援員や 従業員(利用者)の方々にご迷惑をおかけしてしまうのではないか?」
そんな思いが頭をよぎり、自信のないまま初日を迎えることとなりました。

ところがその初日、何人かの従業員(利用者)の方から「お帰りなさい」と声をかけていただき、さらに休憩時間には、これまであまり接する機会のなかった新しく入所された従業員(利用者)の方が笑顔で話しかけてくださるなど、温かく迎え入れてくださいました。
そのおかげで、少しずつ肩の力が抜け、今では落ち着いて日々の業務に取り組むことができています。

新しい環境に慣れるためには、自分自身の努力や適応力ももちろん必要ですが、なによりも「人とのつながり」が大きな支えになりました。
上司や先輩支援員の皆さん、そして従業員(利用者)の皆さん、
現場で共に働く仲間たちとのつながりが、これほどまでに心強いものなのだと、改めて実感しています。

これからも感謝の気持ちを忘れず、自分の力を最大限に発揮しながら、仲間との絆を大切にして、前向きに日々を歩んでいきたいと思います。
高齢者配食サービス[2025年04月21日(Mon)]
私が担当する事業所では、昨秋より「高齢者向け配食サービス」をスタートしました。
お弁当づくりの作業も、早いもので5カ月が経ちます。
初めは「どんな作業をするのか不安…」と話しておられた従業員(利用者)の皆さんも、私たちの想像以上に早く作業に慣れ、今では不安な様子など微塵も感じさせないほどの習得ぶりで、自信を持って作業に取り組んでおられます。

最近では、お弁当の注文数も少しずつ増え、それに伴い盛り付け作業のスピードも求められるようになりました。
また、お客様の要望にあわせて「一口大きざみ」「普通きざみ」「極きざみ」などの加工作業も増え、課題も出てきていますが、みんなで力を合わせ、日々工夫しながら取り組んでいます。

これからも、安心して働ける環境づくりを大切にし、“やってみよう!” “できた!”という小さな積み重ねを大事にしながら、支え合って進んでいきたいと思います。
言葉[2025年04月14日(Mon)]
ふと、「言葉」について考えることがあります。
「言葉」は 人が生きていく中で もっとも大切な “コミュニケーションツール”
当然、毎日の仕事をしていく中でも 「言葉」でのコミュニケーションを大切にしています。

私が担当している「フォーライフshiki」では、現在、我々支援員の従業員(利用者)に皆さんに対する 声のかけ方(言葉遣い)を “もっと 適切に“ と 方針を立てて 日々の支援に努めています。
これまで、親しみを込めた 「あだ名呼び」 や 「タメ口」でのやり取りが かなり浸透されている分、改善には苦労しています。
染みついたものは なかなか取れないもので、どれだけ意識していて もふとした時に出てくる言葉というのは 使い慣れた「あだ名呼び」 や 「タメ口」です。
それを聞く 従業員(利用者)の皆さんもまた そのやり取りに慣れているから これまでの言葉遣いで返してしまう。

日常生活の中での 「あだ名呼び」 や 「タメ口」でのやり取りは、お互いの関係性の中では 特に 問題があるわけではありません。
我々が心掛けているのは、職場の中で、仕事に従事してゆくための関係性の中で、気を緩めないように,また 威圧感を持たれないように,お互いが 緊張感を持ち 気持ちよくコミュニケーションをとる上でのマナーです。
従業員(利用者)の皆さんにとっては その線引きが非常に難しいようで、これまでと違う 我々の関わりに 戸惑いがあるようです。

「言葉」というものは 良くも悪くも 人と人との関係を構築させていくものです。
私たち支援員は、このツールによる 一層適切なコミュニケーションを心掛けて、より良い職場環境で働いていただけるよう努めています。
「また 京都フォーライフで」[2025年04月07日(Mon)]
3年前に体調を崩し、それ以来出勤ができなくなっていたYさん。
昨年には症状が進行し、10日以上も集中治療室で治療を受けるほどの重篤な状態に陥りました。
しかし、治療の甲斐あって昨年末には無事に退院し、現在はご自宅で療養されています。
先日、お母さまからご連絡をいただき、お見舞いに伺いました。
横になったままの状態ではありますが、表情は明るく、回復の兆しが感じられました。
お母さまからは、「本人が また職場に戻りたがっています。働けるようになったら、雇っていただけますか?」 とのご相談がありました。
私は 「いつでも大丈夫ですよ。早く元気になってもらってください」とお伝えしました。

京都フォーライフが開設されて間もなく入所され 10年以上 精勤されてきたYさんにとって、毎日の仕事が日常だったのでしょう。
Yさんが仕事への意欲を失わず、「また 京都フォーライフで」と 思って下さることは 私たちにとって 大きな喜びです。
今まで いろいろな事情で京都フォーライフを退職した従業員(利用者)のうち、幾人かが 「「もう一度 ここで働きたい」と 復職され 頑張っていただいています。
体調を崩して やむなく離職した支援員もまた 復職を決意してくれました。

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誰もが「自信」と「誇り」をもって働ける職場づくり
誰もが意欲と責任を持ち、安心して働ける職場づくり
が 少しづつ実を結んできたのかなと 実感できる嬉しい春です。
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