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京都フォーライフ〜「自信」と「誇り」をもって働くために〜
NPO法人京都フォーライフの公式ブログ
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ドラマ「ライオンの隠れ家」[2025年01月27日(Mon)]
2024年秋に放映されたドラマ「ライオンの隠れ家」、
両親を亡くした兄弟のもとに、昔 家を出ていった姉が 勝手に自分の子どもを託し 様々なトラブルに巻き込まれるなど、内容は珍しくもない ヒューマンドラマなのです。
私は、その兄弟の弟が「自閉症スペクトラム障害」ということで、興味深く拝見しておりました。

兄が弟にとる対応一つ一つが、障害特性をよく捉え、安定した生活を送るため配慮あるものばかりでした。
しかし、結論 ドラマの中では 『その決めつけが本人の人生、可能性を狭めているのではないか?』 と気づくのです。
前回 私がブログに書かせて頂いた 【機会の少なさ】 と同じように、選択の意義を問う内容であり、誰かのために、自分のためにでもいい、でもその選択は 本当に本人が選んだ道であったのか?
これは、私たち支援者にも同じことが言えるのではないかと思います。

“本人にとって 一番落ち着いている生活” は 自分たちが楽な方法ではないか?
“本人が望んでいること” は 自分たちが導いた道ではないか?
本人にとって 何が「最善」か?
何を優先させるのか?
そこに 本人の意思が尊重されているのか?
本人にとって選択肢はどれぐらいあるのか?
最大限の選択肢を提供出来ているのか?

とても考えさせられた、心温まるいいドラマでした。
私も、より良い選択ができるサポートが出来るように努めていきたいと思います。
年明けの職場で[2025年01月20日(Mon)]
昨年の暮れより インフルエンザ感染拡大が 猛威を振るっています。
京都フォーライフでも 年末に数名の従業員(利用者)が 感染してしまい、お正月の三が日も 「寝正月になってしまった」 と 残念がる方もありました。
それでも “仕事初め” には 皆さんそろって 元気に働いてくれました。
そんな従業員(利用者)の皆さんの間で 心優しい一面がみられました。

従業員(利用者)のMさんは 気分屋ではありますが、いつも同僚に 気にかけてくれます。
同僚の誰かが休んだ際には 必ず、「○○さんは風邪? お休み? 大丈夫かなあ・・・」
ライン作業の中で 誰かが 作業に追われて 慌てている状況を見ると、
「△△さん、落ち着いて!慌てないの!」
と 必ずといっていいほど 気にかけて 声をかけてくれます。
Mさんは とっつきにくいようにもみられることもありますが、実は 素直で 優しい方なのです。

従業員(利用者)のSさんは 新年から 他の事業所に異動になったのですが、私が担当する 元いた事業所の同僚を ずっと気にかけてくれています。
私をみると 「みんな どうですか? 大丈夫ですか?」と 声かけてくれます。
作業を終えた後には 毎日のように “古巣”に顔を出してくれます。
職場に 特別 こだわりや愛着を持っているようにも感じませんでしたが、実は 特別な思い入れがある職場だったようでした。

こうした従業員(利用者)の皆さんを見てみると、一見、一人一人がばらばらで 協調性がなさそうに見えるチームでも、実は お互いを思いやり 気にかけているのだと 感じることが出来ました。
皆さんがそれぞれに 自分の職場を大切にされていることに、なんとなく 心が温まりました。
楽しむことの大切さ[2025年01月13日(Mon)]
毎年、“仕事初め”には 各事業所にて 従業員(利用者)の皆さんが 個々に新年の抱負を発表されます。
「この作業を 素早くできるようになりたい」「早起きして 時間に余裕を持ちたい」等 様々です。

Cさんは 「作業ミスをしない」「遅刻をしない」の2点を挙げられました。
翌日、Cさんに 抱負についてお話を伺うと、
「普段から 私生活でもルールを設定し、課題の改善に取り組んでいる」 とのことです。最近では、健康診断の数値改善に取り組み 見事に結果が出たそうです。
内容としては アルコールを断ち 菓子類を控えることにより、健康診断の数値として目に見える結果を得られたとのことです。

お酒大好きの私は、「飲まない生活は キツく無いのですか?」と 尋ねますが、
「キツくないです、大丈夫です」と 余裕の返答。
Cさんは 自身の課題を苦痛と捉えるのでは無く、前向きに楽しんでおられるように見えました。
こんな姿勢が、非常に大事なことだと感じました。
仕事に限らず 我慢や制限が要る事はストレスに感じがちです。
他の従業員(利用者)の皆さんにも、課題や目標達成に向けての努力が楽しくなるような支援を 心掛けなければと思います。
施設外就労支援にて[2025年01月06日(Mon)]
「施設外就労支援」とは・・・
就労支援事業所を利用する障がいがある方たちに 支援員が同行して、地域企業内で働き、就労能力の向上や工賃の向上 及び 一般就労への移行に資することを目的に実施されている制度です。

京都フォーライフでは 地域企業との一体的な事業運営に努めてきたことから、事業所開設以来、「施設外就労支援」には 積極的に取り組み、大きな成果を上げてきました。
現在も 複数の協力企業での「施設外就労支援」に取り組んでいます。

今回、昨年12月、1カ月間の繁忙期に 「施設外就労支援」を受け入れて下さった地域企があり、会社への送迎を含め 私が担当いたしました。
普段働く事業所での自信に満ちた様子とは違い、慣れない環境での就労に 不安や戸惑いが窺える従業員(利用者)の皆さんに 新鮮さを覚えました。
一方で、会社の方々からの指示に従い お互いが協力して また切磋琢磨しながら 意欲的に作業に取り組む姿勢には、紛れもなく 京都フォーライフで身につけたものだと確信し 頼もしく思いました。
この1カ月間、懸命に働いた彼らの姿勢が、協力いただいた企業で 共に働いた方々からの高い評価と 信頼性に繋がったことを 嬉しく思います。
明けまして おめでとうございます[2025年01月01日(Wed)]
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新年 あけまして
おめでとうございます

本年が 皆さまにとって 笑顔があふれる素晴らしい1年でありますことを 心より ご祈念申し上げます。
本年もまた 京都フォーライフの事業活動にご理解を賜り、一層のご支援とご協力を賜りますよう どうぞよろしく お願い申し上げます
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