今年　一年間大変お世話になりました。
今年も 多くの皆さまに支えられ、京都フォーライフは 大きな前進を遂げることが出来ました。

昨年末より 取り組みを続けている、より幅広い 様々な障がいがある方たちの就労の機会創出を目指した、京都府と京都府内のロボット開発事業者との共同事業「ロボット共生カフェプロジェクト」では、多くの皆さまに共感と賛同をいただき、実証実験の実施など 大きな成果を上げることが出来ています。
今後も 実用化に向け、一層の取り組みを加速させてゆきます。

また、秋には 公益財団法人「日本非営利組織評価センター」より、組織の信頼性や 運営の健全性を高く評価いただき 「グッドガバナンス認証」をいただき 大きな励みとなりました。
更には 年間を通し、たくさんの地域の協力企業様より 潤沢に作業提供を賜り　一層安定的な収益基盤を築くことが出来ています。

今年1年もまた 京都フォーライフにとって 大きな一歩となりました。
新しい年も より多くの皆さまに 必要とされる事業所になることを目標に 日々の活動に努めてまいります。
今年1年、皆さまより賜りました ご支援とご協力に 心より 感謝申し上げます。
どうぞ よいお年をお迎えください。

※年賀状による 年始のご挨拶は控えさせていただいています。
　誠に勝手ではございますが、年賀状による年始のご挨拶は控えさせていただいています。
　ご理解いただき ご了承賜りますよう お願い申し上げます。

私が NPO法人京都フォーライフに 支援員として就職し 早いものでもうすぐ１年が経とうとしています。
介護職の経験はありましたが、就労支援の仕事は初めてで 充実した日々を送っております。

慣れない業務は大変ですが、私が一番楽しみにしているのが 従業員(利用者)の方との会話です。
従業員（利用者）の方から 趣味の話や休日の過ごし方 等、様々な話をしてくださいます。
まだまだ未熟な私に 「ドンマイです」 「次は 大丈夫です」 「頑張りましょう」と 励ましの言葉をかけてくださる従業員(利用者)も おられます。
本来ならば 支援員として逆の立場でならないと自覚していますが、心優しい従業員(利用者)の皆さんには 感謝しております。

そんな従業員(利用者)との出会いが 正に 「一期一会」。
従業員(利用者)の皆さんには、日々の仕事中で 何か一つでも 「楽しかった事」 「嬉しかった事」を見つけて欲しいと 願い 日々の支援に努めています。
その中で お互いの出会いに感謝しながら、「自信」と「誇り」を持って 働き続けられるように、共に成長していければと思っています。

2023年も残り２週間になりましたね。
日々忙し中、従業員(利用者)の皆さんも 力を合わせて頑張っています。
多くの皆さんは 自分の「ルーティン」をお持ちだと思いますが、従業員(利用者)の皆さんも 作業が始まる前の「ルーティン」が様々です。

自販機で缶コーヒーや エナジードリンクを買って飲んでから作業に入る。
自分の好きな秘密のスペースで 携帯ゲームをした後に作業に入る。
友達と世間話をした後に作業に入る。
職員に「今日も宜しくお願いします」と言ってから作業に入る。
などなど、それぞれに 作業に入る前のスイッチがあるようです。

従業員(利用者)の皆さんの日々のルーティンを見て、心身の好不調などの気付きになればと思ってます。
もう「大人」である 従業員(利用者)の皆さんに ”寄り添う” "見守る" というのは、きっと こういうことだと思います。
従業員(利用者)の皆さんに 「寄り添い」「 見守り」ながら、働きやすい環境作りに努め、共に頑張っていきたいと思ってます。

師走に入り 朝夕の冷え込みが 一段と厳しくなってきています。
寒さを理由に 朝の活動意欲や 休日の外出など、何かと行動意欲を削がれます。

私が担当している事業所では、年末年始にかけて大変忙しい時期を迎えています。
前年度も 多くの方々のご助力を受けて なんとか無事に出荷出来たことを 憶えています。
今年も同様の状況で 「無事にやりきれるかな・・・」「やり方 間違えてないかな・・・」と私自身は「これまで」の経験から 心配事が尽きないのですが、
その一方で 去年にも作業に関わった従業員（利用者）の皆さんの中には
「今年は どんなんがあるのかな？」「今年も たくさんあるんですね！」と
「これから」の仕事に胸を躍らせている方が 何人も おられます。
作業を管理する側と 従事する側とで 仕事に対する価値観の違いはあるでしょうが、それ以上に 従業員（利用者）の皆さんには 仕事にたいする 強い思い入れがあり 今年も同様の仕事に取り組めることを 楽しみにされていることが 感じ取れました。

私には 「これまで」の 寒い季節の嫌な思い出でしかないのですが・・・
大忙しの 大変だった思い出ばかりではないのです。
従業員（利用者）の皆さんにとっては 「年末」の賑わいと 「これから」を思い、前向きな気持ちで溢れています。

「これまで」 と 「これから」
私も気持ちを切り替えて、従業員（利用者）の皆さんと共に 前向きに 明るく元気に i意欲を持って取り組んでゆかなければ、と 心に誓うのでありました。

各事業所で取り組んでいた お歳暮商品の加工作業は 峠を越え、入れ替えに バレンタインデー商品の加工作業が繁忙期に入っています。

可愛いデザインのパステルカラーの化粧箱の組み立ては、外箱の組み立ても 仕切りになる小さなパーツをセットしてゆく作業も、普段の箱折作業より 一層 リズミカルで 楽しそうに見受けられます。
チョコレートをセットアップする作業場は、終日 甘い香りに満ちています。
それだけで テンションMAX！
笑顔の溢れる作業場は 活気に満ちています。

従業員(利用者)の皆さんにとって 身近な商品、
そして、1月の末頃より 付近のスーパーでの特設コーナーに並び たくさん お買い求めいただきます。
お客様を 身近に感じることが出来る商品です。

自分たちが手掛けた商品が 誰かに求められる、
自分たちの作業が 必要とされている、
「働く喜び」 を実感できる 年末です。