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京都フォーライフ〜「自信」と「誇り」をもって働くために〜
NPO法人京都フォーライフの公式ブログ
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先輩従業員(利用者)[2023年10月30日(Mon)]
朝晩の冷え込みが深まり 日中の寒暖差が大きくなりました。
寒さに弱い従業員(利用者)さんが テンション(−) の一方で、半袖ポロシャツ 1枚で作業している方も見られ 季節の混在を実感しています。

従業員(利用者)の皆さんの中には 少しずつ高齢の方が増えつつあります。
「体のあちこちが痛い」 と 報告を受けることがしばしばです。
中には、“体のあちこちが痛い” 様子が窺えても 仕事だけは 休んだり 早退したりもしたくない、頑張り続けている方もあります。
自分の仕事に責任を持ち 作業に取り組まれている方が多くおられるのです。
どうしても続けられず、 早退をして体を休めるように指示すると 少し涙ぐまれる方もいます。

一方で、若い従業員(利用者)の中には 仕事への気分が乗らず 見え見えの嘘と思しき言動で 仕事を抜けようとする輩もあります。
まだまだ学生気分が抜けず、自分の仕事に責任を持つ事が 難しいように感じます。
そんな若い従業員(利用者)に 少しでも先輩の背中を見て 自分の仕事に責任と誇りを持ってもらえるようになるには 時間が必要だと感じます。
それでも、若い従業員(利用者)の皆さんが 少しでも先輩従業員(利用者)の方々に近づけるように 支援を続けていかなければと感じる日々です。
繁忙期[2023年10月23日(Mon)]
私が担当している 南部市場での施設外就労は、繁忙期の真最中、
残業になることもしばしばです。
この状況に対応するために 作業開始時間を 1時間早くしています。
急な変更でありましたが、従業員(利用者)の皆さんは 理解して 協力してくています。

さすがに 始業時間の変更を伝えた際には、何名かは 「ちゃんと 起きられるかな?」 「大丈夫かな?」 と不安そうに話されていました。
実際に 遅刻された方も 数名おられました。
それでも、皆さん 毎朝 始業時間までに出勤され、いつも通り 作業をこなされます。
今まで起きていた時間より早く起きて、今までより早く作業を始めるのは とてもしんどいことと思います。
「いつから いつも通りの時間に戻れるのかなぁ?」と 聞かれることもあります。
いろいろありますが 皆さん弱音を吐かず 頑張ってくれています。

作業を終えて 帰り際に
「大変やったけど 今日も頑張ったわ!」
「明日も頑張ろな!」
と、日々 伝えに来てくれる従業員(利用者)がおられます。
とても励まされます。
もうしばらくの間 忙しい日々が続きますが、私も 負けずに 一緒に頑張っていきたいと思います。
チョコレート箱詰め作業[2023年10月16日(Mon)]
10月となり フォーライフでは、秋の風物詩となった バレンタイン向けチョコレートの箱詰め作業のお仕事が始まりました。
毎年 大量のチョコレートを扱っていますが、従業員(利用者)の皆さんには好評で 楽しそうに取り組まれております。

“チョコレート箱詰め作業” を請負ってから もう4年目です。
過去、様々なキャラクター商品を扱ってまいりましたが、今年のチョコレートのモチーフが「パンダ」ということもあって 女子従業員(利用者)の皆さんは キャッキャとやけに嬉しそう。
普段は パーマ屋 美容室に置いてある女性週刊誌のようなゴシップ話に花を咲かせているような人達ではありますが、「パンダ」となると少女に還るのだろうか・・・。
「早くパンダのお仕事したいなぁ」 などと 仕事へのモチベーションが高くなり、パンダの持つキャラクター性とブランドには驚かされるばかりです。

今季は 新しいメンバーが加わったり、従来のメンバーが 施設外就労に出てしまったり、大幅な入れ替えがありました。
まだまだ これから、作業の配置や マニュアルの見直しを繰り返しながら 作業に取り組むことになります。
いろいろ大変で、年末まで 大忙しの毎日ですが、頑張っていきます。
秋の訪れ[2023年10月09日(Mon)]
「酷暑」と呼ぶのに あまりにもふさわしい夏が やっと過ぎ去り、一気に秋の気配が漂い始めています。

お盆が過ぎた頃、汗まみれで 疲れ果てた表情で帰宅する従業員(利用者)に、なんとなく 申し訳なく感じて 「あんまりしんどかったら、無理せんときや」 と 声を掛けて 見送ったのを思い出します。
そんな日々でも 皆さん 休むことなく、毎日 精勤してくれました。

先般、障がいがある当事者のお話しを伺う機会がありました。
「役割を持ちこつことで 居場所が出来ます」
「その役割が “生きがい” です」
と 話されていました。

「やるべきこと」があり、「ゆくべき場所」がある。
だから彼らは、酷暑の中でも 頑張り続けます。
休むことや 投げ出すことが、自分が生きてゆくことの方向性を歪めてしまうように思えるのだと思います。

先週末、秋風に吹かれながら、爽やかな表情で帰宅してゆく彼らを見送り、ホッとしたのと同時に、改めて 京都フォーライフが 従業員(利用者)の皆さんに 「やるべきこと」「ゆくべき場所」を提供できていることが 大変うれしく 誇りに思えました。

仕事に対する意識[2023年10月02日(Mon)]
半年に一度、日々の支援の根幹となる、「個別支援計画書」というものを作成しています。
全従業員(利用者)、各々の支援方針を示したものです。
次の半年間、どのように そして どういったことに着目して 支援を行うか、従業員(利用者)の皆さんと個人面談を行って 共有してゆきます。

面談の中で、全従業員(利用者)に 京都フォーライフの仕事の中で 「好きな仕事は?」「嫌いな仕事は?」と 尋ねてみます。
もちろん 好き・嫌いで 作業を振り分けるわけではありません。
少しでも モチベーションアップにつながる手段を 知っておきたいという理由です。
しかしながら この質問に、「嫌いな仕事」を具体的に答える方は ほとんどありません。
まぁ 面談という状況、そして支援員に対して 答えづらいということは もちろんあるとは思います・・・
ただ その面談の中で、仕事に対する意識を探ってみると、
多くの従業員(利用者)が 給料は二の次、使命感や責任感、そして “仕事が好き“ との回答でした。
事実、給料は ご家族に管理してもらい ご自身でお金を使うことがほとんどないという方も 珍しくありません。
それはそれで ちょっと問題ですが・・・
そういった思いで 仕事に意欲を持って 働いてくれている皆さんを誇りに思い、日々の支援につなげていけたらと思います。
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