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京都フォーライフ〜「自信」と「誇り」をもって働くために〜
NPO法人京都フォーライフの公式ブログ
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役割[2026年08月24日(Mon)]

日々の暮らしや仕事の中には、誰かが気づき、誰かが手を伸ばすことで、静かに整っていくものがあります。
たとえば、洗濯物を取り込むこと,
食べ終えた食器を下げること,
朝のゴミを出すこと。
職場であれば、使った道具を元に戻すこと,
汚れに気づいて拭くこと,
困っている人にひと声かけること。
どれも、大きな成果として目立つものではありません。
けれど、その一つひとつが積み重なることで、その場の空気はあたたかくなり、働く人の安心や信頼につながっていきます。

一方で、私たちは時に、
「たいしたことではないし、今しなくてもいいか」
「きっと他の誰かがしてくれるだろう」
それは決して特別な怠け心ではなく、誰の心にも起こりうる自然な感情なのかもしれません。
しかし、その小さな見過ごしが何度も重なると、いつの間にか“役割”は一部の人に偏っていきます。
気づいた人だけが動き、気づかなかった人、動けなかった人、あるいは動こうとしなかった人は、そのまま 「しない人」 と見られてしまう。
そこには、本人の意思だけでは語りきれない事情や背景もあるはずです。
それでも、結果として「誰かがしているから成り立っている」状態が続くと、働く場の中に小さな不公平感や距離が生まれてしまいます。

私自身も、いつも「する人」でいられるわけではありません。
気づいていながら後回しにしてしまったこと、誰かがしてくれるだろうと思ってしまったこともあります。
そして後になって、「あの時、自分が動けばよかった」と悔しく感じることがありました。
だからこそ、役割とは単に仕事を分けるためのものではなく、自分がその場の一員であることを確かめるための大切な機会なのだと思います。
小さな役割を担うことは、「自分にもできることがある」という自信につながり、「自分の行動が誰かの助けになっている」という誇りを育ててくれます。
すべての人が一度に変わることは難しいかもしれません。
それでも、日々の業務の中で、気づいたことに少しずつ手を伸ばし、互いの行動を認め合える職場でありたいと思います。小さな役割を大切にすること。
その積み重ねが、私たち一人ひとりの働く姿を支え、「自信」と「誇り」をもって働く力へとつながっていくのだと感じています。
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