
「ダイバーシティ」と「インクルージョン」[2023年11月20日(Mon)]
学生時代からの友人Mさんは 「電磁波」に弱く、電磁波が強いと 頭痛や心臓が苦しくなるなど 体調が崩れるそうです。
ですので、テレビを観ることやスマホの利用にも支障があるそうです。
数年前には 身体への負担が大き過ぎて 脳内出血を起こし、以来 半身不随で車イス利用を強いられています。
手紙でのやり取りで 連絡を取り合っていますが、手にも麻痺があり 字を書くことも一苦労のようで 恐縮しています。
京都フォーライフでは 昨年から、ロボットやAIテクノロジーの活用により 心身に重い障がいがある方たちや 常に医療的介護が必要な方たち,引きこもり状況にある方たち, 等 外出困難な状況にある方たちの就労機会の創出を目的に 京都府や京都のロボット開発事業者との共同でのプロジェクトに取り組んでいます。
今まで 就労や社会参加の機会に恵まれなかった 障がいがある方たちにとって 新たな可能性を広げる 先進的な取り組みとして、多くの方に賛同と共感をいただいています。
いつも 京都フォーライフの活動を応援してくれているMさんですが、強力な電磁波を発するAIやロボットの活用は困難です。
このプロジェクトの恩恵にはあずかれません。
むしろ こうしたテクノロジーの開発は Mさんにとって 障がいを進行させてしまう可能性もあります。
誰かのためのテクノロジーが 他の誰かを苦しめている。
誰かを迎え入れるシステムが 誰かを排除してしまう。
昨今 トレンドの 「ダイバーシティ」(多様性)や「インクルージョン」(包括)という言葉を耳にする度に Mさんを思い出し、もっともっと 深い意味を帯びた言葉のように考えてしまいます。
ですので、テレビを観ることやスマホの利用にも支障があるそうです。
数年前には 身体への負担が大き過ぎて 脳内出血を起こし、以来 半身不随で車イス利用を強いられています。
手紙でのやり取りで 連絡を取り合っていますが、手にも麻痺があり 字を書くことも一苦労のようで 恐縮しています。
京都フォーライフでは 昨年から、ロボットやAIテクノロジーの活用により 心身に重い障がいがある方たちや 常に医療的介護が必要な方たち,引きこもり状況にある方たち, 等 外出困難な状況にある方たちの就労機会の創出を目的に 京都府や京都のロボット開発事業者との共同でのプロジェクトに取り組んでいます。
今まで 就労や社会参加の機会に恵まれなかった 障がいがある方たちにとって 新たな可能性を広げる 先進的な取り組みとして、多くの方に賛同と共感をいただいています。
いつも 京都フォーライフの活動を応援してくれているMさんですが、強力な電磁波を発するAIやロボットの活用は困難です。
このプロジェクトの恩恵にはあずかれません。
むしろ こうしたテクノロジーの開発は Mさんにとって 障がいを進行させてしまう可能性もあります。
誰かのためのテクノロジーが 他の誰かを苦しめている。
誰かを迎え入れるシステムが 誰かを排除してしまう。
昨今 トレンドの 「ダイバーシティ」(多様性)や「インクルージョン」(包括)という言葉を耳にする度に Mさんを思い出し、もっともっと 深い意味を帯びた言葉のように考えてしまいます。