「朝が弱いんです」[2026年07月13日(Mon)]
「朝が弱いんです」
遅刻が続いていた従業員(利用者)さんから、何度も聞いてきた言葉です。
従業員(利用者)のCさんは、これまで午前9時 作業開始の事業所に通所していました。
しかし今回、午前8時 作業開始の事業所へ異動することになり、「朝の出勤が不安です」と心配そうに話していました。
ところが、実際に通勤 が始まってみると意外なことが起こりました。
8時の勤務開始には問題なく間に合っているのです。
ところが、7時50分から始まる朝礼には間に合わない。
以前の事業所でも同じでした。
9時の作業開始には間に合うものの、8時50分からの朝礼には遅れてしまう。
開始時間が1時間早くなっても、“遅れるタイミング” だけは変わらなかったのです。
その姿を見ていて、私はあることに気づかされました。
もしかすると、Cさんの課題は 『朝が弱い』 という単純なものではないのではないか、と。
起きることはできている、出勤もできている、
けれど、その間に何か目に見えない壁が存在している。
出発前の決まったルーティンかもしれません。
身支度への強いこだわりかもしれません。
不安な気持ちを落ち着かせるための時間なのかもしれません。
あるいは、自分でも気づかないうちに抱えている緊張や負担感なのかもしれません。
私たちは時として、「結果」だけを見てしまいます。
遅刻をしている、 時間が守れない、、もっと早く動けばいい。
支援者であっても、ついそのように考えてしまうことがあります。
しかし、その行動の背景には本人にも説明できない理由が隠れていることがあります。
本人自身が困っているにもかかわらず、なぜそうなるのかが分からない。
だから周囲も理解できず、本人も責められているような気持ちになってしまうのです。
私たちの仕事は、表面に見えている行動を評価することではなく、その奥にある「なぜ」に寄り添う仕事なのだと思います。
何に時間がかかっているのだろう。 どの場面で立ち止まってしまうのだろう。 何が不安なのだろう。 どんな支援があれば安心できるのだろう・・・
答えはすぐには見つかりません。
だからこそ、本人の言葉に耳を傾け、小さな変化を見逃さず、一緒に探し続ける。
その積み重ねの中で、ようやく見えない壁の正体が少しずつ姿を現してくるのだと思います。
遅刻が続いていた従業員(利用者)さんから、何度も聞いてきた言葉です。
従業員(利用者)のCさんは、これまで午前9時 作業開始の事業所に通所していました。
しかし今回、午前8時 作業開始の事業所へ異動することになり、「朝の出勤が不安です」と心配そうに話していました。
ところが、実際に通勤 が始まってみると意外なことが起こりました。
8時の勤務開始には問題なく間に合っているのです。
ところが、7時50分から始まる朝礼には間に合わない。
以前の事業所でも同じでした。
9時の作業開始には間に合うものの、8時50分からの朝礼には遅れてしまう。
開始時間が1時間早くなっても、“遅れるタイミング” だけは変わらなかったのです。
その姿を見ていて、私はあることに気づかされました。
もしかすると、Cさんの課題は 『朝が弱い』 という単純なものではないのではないか、と。
起きることはできている、出勤もできている、
けれど、その間に何か目に見えない壁が存在している。
出発前の決まったルーティンかもしれません。
身支度への強いこだわりかもしれません。
不安な気持ちを落ち着かせるための時間なのかもしれません。
あるいは、自分でも気づかないうちに抱えている緊張や負担感なのかもしれません。
私たちは時として、「結果」だけを見てしまいます。
遅刻をしている、 時間が守れない、、もっと早く動けばいい。
支援者であっても、ついそのように考えてしまうことがあります。
しかし、その行動の背景には本人にも説明できない理由が隠れていることがあります。
本人自身が困っているにもかかわらず、なぜそうなるのかが分からない。
だから周囲も理解できず、本人も責められているような気持ちになってしまうのです。
私たちの仕事は、表面に見えている行動を評価することではなく、その奥にある「なぜ」に寄り添う仕事なのだと思います。
何に時間がかかっているのだろう。 どの場面で立ち止まってしまうのだろう。 何が不安なのだろう。 どんな支援があれば安心できるのだろう・・・
答えはすぐには見つかりません。
だからこそ、本人の言葉に耳を傾け、小さな変化を見逃さず、一緒に探し続ける。
その積み重ねの中で、ようやく見えない壁の正体が少しずつ姿を現してくるのだと思います。



