• もっと見る
京都フォーライフ〜「自信」と「誇り」をもって働くために〜
NPO法人京都フォーライフの公式ブログ
« 中谷渉w | Main | 上野w »
<< 2026年07月 >>
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
最新記事
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
日別アーカイブ
ニューフェイス[2026年04月20日(Mon)]
春のはじまりとともに、私が担当する「フォーライフshiki」には、新たに 二人の仲間――TさんとNさん――を 従業員(利用者)として 迎え入れることになりました。
お二人とも、支援学校在学中の職場実習で 来所されていましたので、お会いしたことはありました。
今では、京都フォーライフの真新しい制服に袖を通し、同じ職場の一員として 作業に向き合う姿があります。
その姿を目にすると、「働く」 という行為が 人に与える力の大きさを、改めて実感させられます。

Tさんは、商品のシール貼りや組み立てなど、数量を意識する工程を主に担当されています。
慣れない長時間の立ち作業に戸惑いながらも、与えられた仕事に一つひとつ真剣に向き合い、必死に取り組まれる姿が印象的です。
体への負担や不安も決して小さくはないはずですが、それでも 「働く場に立ち続けよう」 とするTさんの姿勢から、仕事に対する強い意志と責任感が静かに伝わってきます。
Nさんは、数量を正確に読み取る力や、規則的に物を並べることを得意とされています。
商品ごとに詰め方が異なる梱包作業の中で、その力は確かな強みとなり、現場を支える大切な役割を果たしています。
丁寧に、黙々と作業に集中する姿からは、「自分はこの仕事を任されている」 という自覚と誇りが感じられます。

私自身、まだお二人のすべてを理解できているわけではありません。
得意なこともあれば、苦手なこともある。
その一つひとつは、これから様々な作業や関わりを重ねる中で、少しずつ見えてくるものだと思っています。
大切なのは、「できないこと」 に目を向けることではなく、「どうすれば力を発揮できるのか」を共に考え続けることだと、日々感じています。

働くことは、単に作業をこなすことではありません。
誰かの役に立ち、自分の存在価値を実感し、自信と誇りを積み重ねていく営みです。
お二人が この職場で、安心して挑戦し、失敗し、そして成長していけるように、
一日でも早く 「京都フォーライフの一員として働いている」と 心から実感してもらえるように、
これから先も 現場で向き合い、寄り添いながら、支援員として、そして同じ職場で働く仲間として、歩みを重ねていきたいと思います。
「徹底」すること[2025年12月22日(Mon)]
12月も半ばを過ぎ、寒さはいよいよ本格的になってきました。
私が担当する フォーライフshiki工場では、数台のヒーターを設置し、足元の冷えを和らげるとともに、工場内のパーテーションを閉じることで、暖かい空気を作業場にとどめる工夫をしています。
そのおかげで、厳しい冷え込みの中でも、ある程度 快適な環境で作業に取り組むことができています。
しかし、ひとたびパーテーションの外へ出ると、冷たい空気が一気に流れ込み、身体の芯まで冷やされるような感覚に襲われます。
スレート葺で天井の高い、広々とした工場であるがゆえに、真夏や真冬には、工場内の寒暖差も大きくなりがちです。

暑い日や寒い日、そして季節の変わり目など、温度差の激しい時期には、従業員(利用者)の皆さんに、こまめな水分補給や 服装による体温調節を心がけるよう、「自己管理を徹底すること」を 日頃から繰り返し伝えています。
とはいえ、実際の現場では、クーラーやヒーターといった空調機器に、つい頼りがちになってしまう場面も少なくありません。
「自己管理」を後回しにしたまま、いつの間にか「徹底する」という姿勢から 少しずつ離れていってしまう・・・
そして、自身でやるべきことを十分に行わないまま、
自分で 考えようとしない
行動を 起こそうとしない
そんな悪循環が生まれてしまいます。
日々、従業員(利用者)の皆さん一人ひとりと向き合っていると、そうした変化が ふとした場面に表れることを感じます。
同じことは、作業の準備や 私物の管理など、さまざまな場面にも当てはまるように思います。

「徹底」すること、
「徹底」して伝えること、
そんなことを考え・・・ふと 私自身を振り返り、
自分は、「自己管理」を 本当に徹底できているだろうか、
自分は、日々、当たり前にするべきことを、疎かにしてはいないだろうか、
仕事を続けていく上で大切な「徹底する」という習慣を、果たして 自分は身につけられているのだろうか・・・

寒さが一段と厳しくなるこの季節。
「自己管理の徹底を」と 従業員(利用者)の皆さんに伝えながら、
自身の支援者としての姿勢も「徹底」していくこと、
その積み重ねを 誠実に続けていくことを、改めて 心に刻みました。
“こまめな”[2025年08月18日(Mon)]
毎年のように、様々なニュースで「今年は記録的な猛暑です」と報じられます。
けれど 正直なところ、あまりの暑さに 昨年との違いを感じる余裕もなく、ただ「今年も同じように暑い!」と 息をつくばかりです。
そんな中でも、変わらず続けられていることがあります――“こまめな”水分補給や、“こまめな”休息。
「こまめに」という言葉は、特に意識して行ってほしい時に使われますが、内容によっては軽んじられ、習慣として根づかないことも少なくありません。

私が担当する「フォーライフshiki」工場も、夏本番を迎え、作業場内の室温は日ごとに上昇しています。
従業員(利用者)の皆さんは、額に汗を光らせながら 懸命に作業を続けています。
しかし、その姿のすぐそばには、熱中症という危険が潜んでいます。
だからこそ、作業中であっても 必要であれば迷わず水分補給をするよう促していますが、それを徹底できる方ばかりではなく、実際に体調を崩された方もいました。

作業前の指先チェック、作業中の声かけ――仕事の中には “こまめな” 行動が数えきれないほどあります。
それらは、誰かに命じられて行うのではなく、自ら気づき、自ら続けていくことが求められます。怠れば、小さなほころびがやがて大きな損失へとつながります。
一度や二度なら 何事もないかもしれません。けれど、それが積み重なれば、いつしか取り返しのつかない事態を招くのです。
だからこそ、“こまめな” 行動は、日々の習慣として身につけなければなりません。
それは従業員(利用者)の皆さんだけでなく、私たち支援員にとっても同じ、終わりのない課題です。

不調が出やすいこの季節だからこそ、自分のまわりにある小さな行動に もう一度目を向けたい。
そしてその積み重ねが、自分や仲間の健康を守り、作業場に笑顔を増やし、共に夏を乗り越える力となる――。
そんな思いを胸に、皆で元気に この暑い季節を笑顔で歩んでいきたいと思います。
言葉[2025年04月14日(Mon)]
ふと、「言葉」について考えることがあります。
「言葉」は 人が生きていく中で もっとも大切な “コミュニケーションツール”
当然、毎日の仕事をしていく中でも 「言葉」でのコミュニケーションを大切にしています。

私が担当している「フォーライフshiki」では、現在、我々支援員の従業員(利用者)に皆さんに対する 声のかけ方(言葉遣い)を “もっと 適切に“ と 方針を立てて 日々の支援に努めています。
これまで、親しみを込めた 「あだ名呼び」 や 「タメ口」でのやり取りが かなり浸透されている分、改善には苦労しています。
染みついたものは なかなか取れないもので、どれだけ意識していて もふとした時に出てくる言葉というのは 使い慣れた「あだ名呼び」 や 「タメ口」です。
それを聞く 従業員(利用者)の皆さんもまた そのやり取りに慣れているから これまでの言葉遣いで返してしまう。

日常生活の中での 「あだ名呼び」 や 「タメ口」でのやり取りは、お互いの関係性の中では 特に 問題があるわけではありません。
我々が心掛けているのは、職場の中で、仕事に従事してゆくための関係性の中で、気を緩めないように,また 威圧感を持たれないように,お互いが 緊張感を持ち 気持ちよくコミュニケーションをとる上でのマナーです。
従業員(利用者)の皆さんにとっては その線引きが非常に難しいようで、これまでと違う 我々の関わりに 戸惑いがあるようです。

「言葉」というものは 良くも悪くも 人と人との関係を構築させていくものです。
私たち支援員は、このツールによる 一層適切なコミュニケーションを心掛けて、より良い職場環境で働いていただけるよう努めています。
今度は自分が[2024年12月16日(Mon)]
今年は例年にも増して気温の変化が激しく、12月になった今も 秋の気配が抜けきれない 穏やかな日があれば、キュッと冷え込む日もあり・・・
私にとっても この一年は色々と変化のある一年となりました。

私事ではありますが、この一年で 担当の部署を 転々と異動する機会がありました。
馴染みの部署を離れて 新たな部署に身を置くというのはそれだけで不安に感じるのです。
「うまくやっていけるだろうか?・・・」「これで大丈夫だろうか?・・・」「何かミスをしていないだろうか?・・・」と あれこれ考えてしまいますが、そんな時 私を支えてくれたのは「上司」という存在でした。

同じように作業に取り組んでいても 私と上司とではどこか違うように感じて・・・。
一緒に働いていると とても心強く “助かったぁ” と思う場面は数知れず、
“いつか自分もこんな風になれるのだろうか” と考えます。
経験の差によるものだとしても いったいどれほどの経験を積めばいいのか 見当もつきません。
いつかは自分も 従業員(利用者)の皆さんや 同僚や後輩の支援員に 頼りにされる背中を見せられるように 精進していきたいと思います。

忘れないで欲しい事[2024年08月12日(Mon)]
「ここで働いて もう〇年になるのか…」
そんな風に考えた事がある人は 何人いることでしょう。
覚えていなくても そこまで支障のない事なのですが・・・案外 明確に覚えているものです。
その逆に 覚えておくべき大事なことは 忘れがちだったりします。

特に 従業員(利用者)の皆さん、
作業の際に 前もって伝えた注意事項,その日起こったトラブルに対して周知した対策など・・・その場限りでなく この先 作業を続けていく中で大事な事を何度伝えても なかなか覚えてもらえないのです。
言葉で伝え聞かせるだけでなく 注意書きや 表の作成といった 「見える化」を用いても 全員が同じように把握していない,覚えていない人が後を絶ちません。
これは 決して記憶力が欠如しているという訳ではなく 伝えていることがどれほど重要なのかが伝わっていないのだと思います。

実際に 大きな事故につながるようなことを実演するわけにもいかず、結局のところ 重要な事であると理解してもらうまで伝え続けていくのが一番の近道なのかもしれません。
何年働き続けてきたかが重要なのではなく、本当に重要なのは 働き続けてきた中で身に着けたものや 経験であるはずです。
従業員(利用者)の皆さんにも “本当に大事な事” が 何なのかを理解し 覚えてもらえるように これからも粘り強く 伝え続けていこうと思います。
小さなミス[2024年03月25日(Mon)]
私が担当する 作業場では現在8人の従業員(利用者)が 主に 缶バッジの台座に 安全ピンを取り付ける作業に取り組んでいます。
難しい作業内容ではありませんが、月ごとに かなりの出荷数を仕上げなければならず 『小さなミス』でも そこから大きくペースを崩して 後々に行き詰ることが 度々です。

ピンを逆の方向に付けてしまう,取り付け方が甘い,取り付けが間に合わない 等々、
ベルトコンベアによるライン作業のため、手直しの手間がかかると こうした小さなミスの積み重ねが 次第に大きくなって 一日当たりの仕上がり量に大きく影響するのです。
そのため 私たちの職場では、まず 『小さなミス』をなくすことを 目標にしています。
「気にしない、気にしない」と 『小さなミス』ほど 「ちょっとしたこと」 「たまには こういう時もある」と 軽視しがちです。
実際に気にするほどのミスじゃない時もあり、“失敗を責めない” ということは 心掛けます。
肝心なことは、“どうして ミスが起こったのか?” その原因や対策について考えない姿勢を 問題にしています。
「次から気を付けたらいい」と 深く考えないことが、改善に繋がることなく 「致命的なミス」を引き起こしてしまいます。

今は、日々起こる『小さなミス』に “なぜ 起こったのか?” “どう 改善すればいいのか?“ を 振り返り 考えるきっかけに、
「ピン、逆やったで」 「取り付けが 間に合ってないで」と、簡単な声かけや報告を 丹念に繰り返すことを心掛けています。
まだまだ 『小さなミス』の根絶には難しい現状ですが、この小さな歩みが 『小さなミス』を防ぎ、大きな一歩となることを信じて 進み続けていきたいと思っています。

「これまで」 と 「これから」[2023年12月11日(Mon)]
師走に入り 朝夕の冷え込みが 一段と厳しくなってきています。
寒さを理由に 朝の活動意欲や 休日の外出など、何かと行動意欲を削がれます。

私が担当している事業所では、年末年始にかけて大変忙しい時期を迎えています。
前年度も 多くの方々のご助力を受けて なんとか無事に出荷出来たことを 憶えています。
今年も同様の状況で 「無事にやりきれるかな・・・」「やり方 間違えてないかな・・・」と私自身は「これまで」の経験から 心配事が尽きないのですが、
その一方で 去年にも作業に関わった従業員(利用者)の皆さんの中には
「今年は どんなんがあるのかな?」「今年も たくさんあるんですね!」と
「これから」の仕事に胸を躍らせている方が 何人も おられます。
作業を管理する側と 従事する側とで 仕事に対する価値観の違いはあるでしょうが、それ以上に 従業員(利用者)の皆さんには 仕事にたいする 強い思い入れがあり 今年も同様の仕事に取り組めることを 楽しみにされていることが 感じ取れました。

私には 「これまで」の 寒い季節の嫌な思い出でしかないのですが・・・
大忙しの 大変だった思い出ばかりではないのです。
従業員(利用者)の皆さんにとっては 「年末」の賑わいと 「これから」を思い、前向きな気持ちで溢れています。

「これまで」 と 「これから」
私も気持ちを切り替えて、従業員(利用者)の皆さんと共に 前向きに 明るく元気に i意欲を持って取り組んでゆかなければ、と 心に誓うのでありました。
熱波[2023年08月21日(Mon)]
今年の夏は とにかく ”暑い!”
日差しは もちろんのこと、湿度も高くて、日陰にいても 蒸し暑く感じるほどの猛暑が続きます。
工場内は空調が完備されているので 作業中に暑さで苦しむことはありませんが、工場から出た際に 気温差で立ち眩みを起こしそうになるほど・・・
十分に気をつけなければなりません。

従業員(利用者)の皆さんは 作業中にあまり弱音を吐かれることはありません。
よく集中して 意欲的に取り組まれます。
それでも 普段と比べ どこか表情が険しく窺えることがあります。
作業場を出ると 「すごく暑いなぁ・・・」と 汗をぬぐいながら、
「工場は 冷房があるし」
「そこまで 外にいる訳でもないし」
と この夏の熱気を軽んじている様子です。
少しの油断で 体調を崩して 倒れてしまうかも知れません。
こまめな水分補給や 汗拭きシートの携帯といったできる限りの対策を心掛けるように、本当に『危ない!』と 痛感させられる熱波です。
「当たり前」じゃない[2023年05月01日(Mon)]
「自分は 今 何をしているのだろう・・・?」
「明日も 来週も 来年も 同じ作業をするのかな・・・?」
同じ作業を繰り返していると ふと そんな事を考える瞬間があります。
働いていて、生活の中でも、単調な日常の繰り返しに 一緒に働く従業員(利用者)の皆さんにも 同様に考えることがあると思います。

毎朝 同じように出勤して、ユニフォームに着替えて、作業をして・・・
日々のルーティングが ”当たり前” のように過ぎてゆく・・・
”当たり前”な日常は そのことついて あまり考えなくなってしまうのです。

しかし 実際のところ”当たり前”な日常はないのです。
朝 早く起きることや 時間通りに出勤すること、仕事の準備、
日々、そして 1年、また1年と 年月を重ねていく中で培ってきた習慣です。
出来なかったことも しんどかったことも 日々の継続の中で ”当たり前”な日常になったのだと思います。
単調で退屈だと思えてしまう”当たり前”な日常も、決して”当たり前”じゃない 日々の積み重ねです。
継続してゆくことの大切さを いつの日か実感していただける支援に努めてゆきたいと思います。
検索
検索語句
タグクラウド
[
プロフィール

NPO法人 京都フォーライフさんの画像
https://blog.canpan.info/f-life/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/f-life/index2_0.xml