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京都フォーライフ〜「自信」と「誇り」をもって働くために〜
NPO法人京都フォーライフの公式ブログ
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言葉[2025年04月14日(Mon)]
ふと、「言葉」について考えることがあります。
「言葉」は 人が生きていく中で もっとも大切な “コミュニケーションツール”
当然、毎日の仕事をしていく中でも 「言葉」でのコミュニケーションを大切にしています。

私が担当している「フォーライフshiki」では、現在、我々支援員の従業員(利用者)に皆さんに対する 声のかけ方(言葉遣い)を “もっと 適切に“ と 方針を立てて 日々の支援に努めています。
これまで、親しみを込めた 「あだ名呼び」 や 「タメ口」でのやり取りが かなり浸透されている分、改善には苦労しています。
染みついたものは なかなか取れないもので、どれだけ意識していて もふとした時に出てくる言葉というのは 使い慣れた「あだ名呼び」 や 「タメ口」です。
それを聞く 従業員(利用者)の皆さんもまた そのやり取りに慣れているから これまでの言葉遣いで返してしまう。

日常生活の中での 「あだ名呼び」 や 「タメ口」でのやり取りは、お互いの関係性の中では 特に 問題があるわけではありません。
我々が心掛けているのは、職場の中で、仕事に従事してゆくための関係性の中で、気を緩めないように,また 威圧感を持たれないように,お互いが 緊張感を持ち 気持ちよくコミュニケーションをとる上でのマナーです。
従業員(利用者)の皆さんにとっては その線引きが非常に難しいようで、これまでと違う 我々の関わりに 戸惑いがあるようです。

「言葉」というものは 良くも悪くも 人と人との関係を構築させていくものです。
私たち支援員は、このツールによる 一層適切なコミュニケーションを心掛けて、より良い職場環境で働いていただけるよう努めています。
今度は自分が[2024年12月16日(Mon)]
今年は例年にも増して気温の変化が激しく、12月になった今も 秋の気配が抜けきれない 穏やかな日があれば、キュッと冷え込む日もあり・・・
私にとっても この一年は色々と変化のある一年となりました。

私事ではありますが、この一年で 担当の部署を 転々と異動する機会がありました。
馴染みの部署を離れて 新たな部署に身を置くというのはそれだけで不安に感じるのです。
「うまくやっていけるだろうか?・・・」「これで大丈夫だろうか?・・・」「何かミスをしていないだろうか?・・・」と あれこれ考えてしまいますが、そんな時 私を支えてくれたのは「上司」という存在でした。

同じように作業に取り組んでいても 私と上司とではどこか違うように感じて・・・。
一緒に働いていると とても心強く “助かったぁ” と思う場面は数知れず、
“いつか自分もこんな風になれるのだろうか” と考えます。
経験の差によるものだとしても いったいどれほどの経験を積めばいいのか 見当もつきません。
いつかは自分も 従業員(利用者)の皆さんや 同僚や後輩の支援員に 頼りにされる背中を見せられるように 精進していきたいと思います。

忘れないで欲しい事[2024年08月12日(Mon)]
「ここで働いて もう〇年になるのか…」
そんな風に考えた事がある人は 何人いることでしょう。
覚えていなくても そこまで支障のない事なのですが・・・案外 明確に覚えているものです。
その逆に 覚えておくべき大事なことは 忘れがちだったりします。

特に 従業員(利用者)の皆さん、
作業の際に 前もって伝えた注意事項,その日起こったトラブルに対して周知した対策など・・・その場限りでなく この先 作業を続けていく中で大事な事を何度伝えても なかなか覚えてもらえないのです。
言葉で伝え聞かせるだけでなく 注意書きや 表の作成といった 「見える化」を用いても 全員が同じように把握していない,覚えていない人が後を絶ちません。
これは 決して記憶力が欠如しているという訳ではなく 伝えていることがどれほど重要なのかが伝わっていないのだと思います。

実際に 大きな事故につながるようなことを実演するわけにもいかず、結局のところ 重要な事であると理解してもらうまで伝え続けていくのが一番の近道なのかもしれません。
何年働き続けてきたかが重要なのではなく、本当に重要なのは 働き続けてきた中で身に着けたものや 経験であるはずです。
従業員(利用者)の皆さんにも “本当に大事な事” が 何なのかを理解し 覚えてもらえるように これからも粘り強く 伝え続けていこうと思います。
小さなミス[2024年03月25日(Mon)]
私が担当する 作業場では現在8人の従業員(利用者)が 主に 缶バッジの台座に 安全ピンを取り付ける作業に取り組んでいます。
難しい作業内容ではありませんが、月ごとに かなりの出荷数を仕上げなければならず 『小さなミス』でも そこから大きくペースを崩して 後々に行き詰ることが 度々です。

ピンを逆の方向に付けてしまう,取り付け方が甘い,取り付けが間に合わない 等々、
ベルトコンベアによるライン作業のため、手直しの手間がかかると こうした小さなミスの積み重ねが 次第に大きくなって 一日当たりの仕上がり量に大きく影響するのです。
そのため 私たちの職場では、まず 『小さなミス』をなくすことを 目標にしています。
「気にしない、気にしない」と 『小さなミス』ほど 「ちょっとしたこと」 「たまには こういう時もある」と 軽視しがちです。
実際に気にするほどのミスじゃない時もあり、“失敗を責めない” ということは 心掛けます。
肝心なことは、“どうして ミスが起こったのか?” その原因や対策について考えない姿勢を 問題にしています。
「次から気を付けたらいい」と 深く考えないことが、改善に繋がることなく 「致命的なミス」を引き起こしてしまいます。

今は、日々起こる『小さなミス』に “なぜ 起こったのか?” “どう 改善すればいいのか?“ を 振り返り 考えるきっかけに、
「ピン、逆やったで」 「取り付けが 間に合ってないで」と、簡単な声かけや報告を 丹念に繰り返すことを心掛けています。
まだまだ 『小さなミス』の根絶には難しい現状ですが、この小さな歩みが 『小さなミス』を防ぎ、大きな一歩となることを信じて 進み続けていきたいと思っています。

「これまで」 と 「これから」[2023年12月11日(Mon)]
師走に入り 朝夕の冷え込みが 一段と厳しくなってきています。
寒さを理由に 朝の活動意欲や 休日の外出など、何かと行動意欲を削がれます。

私が担当している事業所では、年末年始にかけて大変忙しい時期を迎えています。
前年度も 多くの方々のご助力を受けて なんとか無事に出荷出来たことを 憶えています。
今年も同様の状況で 「無事にやりきれるかな・・・」「やり方 間違えてないかな・・・」と私自身は「これまで」の経験から 心配事が尽きないのですが、
その一方で 去年にも作業に関わった従業員(利用者)の皆さんの中には
「今年は どんなんがあるのかな?」「今年も たくさんあるんですね!」と
「これから」の仕事に胸を躍らせている方が 何人も おられます。
作業を管理する側と 従事する側とで 仕事に対する価値観の違いはあるでしょうが、それ以上に 従業員(利用者)の皆さんには 仕事にたいする 強い思い入れがあり 今年も同様の仕事に取り組めることを 楽しみにされていることが 感じ取れました。

私には 「これまで」の 寒い季節の嫌な思い出でしかないのですが・・・
大忙しの 大変だった思い出ばかりではないのです。
従業員(利用者)の皆さんにとっては 「年末」の賑わいと 「これから」を思い、前向きな気持ちで溢れています。

「これまで」 と 「これから」
私も気持ちを切り替えて、従業員(利用者)の皆さんと共に 前向きに 明るく元気に i意欲を持って取り組んでゆかなければ、と 心に誓うのでありました。
熱波[2023年08月21日(Mon)]
今年の夏は とにかく ”暑い!”
日差しは もちろんのこと、湿度も高くて、日陰にいても 蒸し暑く感じるほどの猛暑が続きます。
工場内は空調が完備されているので 作業中に暑さで苦しむことはありませんが、工場から出た際に 気温差で立ち眩みを起こしそうになるほど・・・
十分に気をつけなければなりません。

従業員(利用者)の皆さんは 作業中にあまり弱音を吐かれることはありません。
よく集中して 意欲的に取り組まれます。
それでも 普段と比べ どこか表情が険しく窺えることがあります。
作業場を出ると 「すごく暑いなぁ・・・」と 汗をぬぐいながら、
「工場は 冷房があるし」
「そこまで 外にいる訳でもないし」
と この夏の熱気を軽んじている様子です。
少しの油断で 体調を崩して 倒れてしまうかも知れません。
こまめな水分補給や 汗拭きシートの携帯といったできる限りの対策を心掛けるように、本当に『危ない!』と 痛感させられる熱波です。
「当たり前」じゃない[2023年05月01日(Mon)]
「自分は 今 何をしているのだろう・・・?」
「明日も 来週も 来年も 同じ作業をするのかな・・・?」
同じ作業を繰り返していると ふと そんな事を考える瞬間があります。
働いていて、生活の中でも、単調な日常の繰り返しに 一緒に働く従業員(利用者)の皆さんにも 同様に考えることがあると思います。

毎朝 同じように出勤して、ユニフォームに着替えて、作業をして・・・
日々のルーティングが ”当たり前” のように過ぎてゆく・・・
”当たり前”な日常は そのことついて あまり考えなくなってしまうのです。

しかし 実際のところ”当たり前”な日常はないのです。
朝 早く起きることや 時間通りに出勤すること、仕事の準備、
日々、そして 1年、また1年と 年月を重ねていく中で培ってきた習慣です。
出来なかったことも しんどかったことも 日々の継続の中で ”当たり前”な日常になったのだと思います。
単調で退屈だと思えてしまう”当たり前”な日常も、決して”当たり前”じゃない 日々の積み重ねです。
継続してゆくことの大切さを いつの日か実感していただける支援に努めてゆきたいと思います。
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