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京都フォーライフ〜「自信」と「誇り」をもって働くために〜
NPO法人京都フォーライフの公式ブログ
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AIを超えるもの[2025年03月31日(Mon)]
私は、宇治市内の公共施設内で運営している「For the life Café」事業を担当しております。
最近の取り組みの一つとして、「For the life Café」では、多くの企業・団体のご協力のもと、「AI掃除ロボット」を導入いたしました。
また、以前から文化センター内の店舗では、外出が困難な方々による遠隔操作で「配膳ロボット」が活躍しており、日々、時代の変化を肌で感じています。

近年、生成AIの技術を活用したシステムが増え、従来は人が行っていた業務が自動化される場面が多くなっています。
確かに、AIは便利で効率的な存在ですが、決して万能ではなく、人間にしか担えない業務も多くあります。
その代表例の一つが、福祉施設における対人支援です。

私自身、この仕事を通じて、AIでは代替できない“人の温かみ”や“寄り添う力”の重要性を強く感じています。
福祉事業所の現場では、論理的なサポートだけでなく、共感や感情的なつながり、柔軟な対応が求められる場面が多くあります。
AIやロボットは表面的な応対はできても、利用者の不安や孤独、悲しみに本当の意味で寄り添うことはできません。

だからこそ、人にしかできない役割を大切にしながら、私はこの仕事に誇りを持って取り組んでいます。

コミュニケーション[2024年12月09日(Mon)]
普段から 障害がある方たちと交流したり、サポートをしたいと思っていても、障害がある方たちとのコミュニケーションが難しいのでは? と 考える人は 一般的には 少なくないと思います。
困っている人を見かけたら “手助けしたい” と思うけれど、どのように声をかけたらいいのか分からない ということもあるでしょう。

私自身も 学生の頃まで、福祉施設での仕事をするまでは、“どのように接すればいいのか?” “どういった伝え方が 適切なのか?” が分からず、相手の方を戸惑わせたり 不快に感じさせてしまう事があったと思います。
しかし、今の仕事に就き、色々な 施設で 様々な方々とコミュニケーションを重ねていくことで、その方に合った伝え方や 接し方が見えるようになり、今では肩の力を抜いて関わることが出来ています。

支援員として働く今感じることは、「専門的な知識や高度な技術は 絶対に必要!」
だけれども、それ以上に 社会人として基本的な見識と 相手を尊重するという意識を持つことで、障害のある方たちだけではなく 様々な人とのコミュニケーションが円滑になるのではないかと思います。

興味・関心[2024年07月29日(Mon)]
自分の持つ 興味や関心について 考えたことはありますでしょうか?
「なぜこの仕事に就いたのか?」
「何に努力をしているのか?」
人によっては 適当に選んだり、周囲に影響されたり、特に何も考えず…なんて人もおられると思います。
ですが 自分で納得して選んだ道でも 興味や関心(好きなこと)を持つことが出来なければ 継続させていくことは 難しいことだと私は思います。
私自身、京都フォーライフに勤めて3年ほどになりますが、従業員(利用者)の方たちとの関わりや 日々の作業の中で 毎日 新しい発見があり、「仕事」である以上に “楽しい” と 感じられる毎日です。
この “楽しい” という感情が 私はとても大切なのではないかと考えており、楽しくない、好きでもないことは やはり 何事も続きません。
興味や関心を持つことで、自分に合った最適な道に進み 目標に向かって進むことができると思います。
興味や関心を持つために 改めて “自分を知る” ことも必要です。
仕事だけでなく 趣味や特技など 新たな発見にもつながると思います。
興味や関心を持って 楽しく打ち込むことが出来ることを じっくり考えてみる時間を作ってみては と 思いました。
カフェ探訪[2024年03月18日(Mon)]
3月に入り、日々 春めいてきます。
春が一番好きな私、個人的には このまま ずっと春でいてほしい・・・

さて、私が担当している カフェ業務に取組んでいる従業員(利用者) Yさん、
カフェ業務に携わって もう少しで2年が経ちますが、日々 数々のミスを繰り返しておられます。
まだまだ覚えることが多く、新人の心持ちで 意欲的に働いておられます。

そのYさんがある日、「これ見て!」と スマホに収めた 写真を見せてこられました。
写真には Yさんがプライベートで行った 市街や観光地にあるカフェの ランチやドリンク,スィーツ 等々が写っていました。
「これ 美味しかった!」
「これ ここのカフェでも 作れるんちゃう?」
と 他店舗のカフェを訪問して、自分の仕事の参考にしておられるようです。

“ 他に やることあるやろッ!” と いう思いが 少し 心をかすめましたが、それ以上に 自ら 率先して “職場の力になろう” という 気持ちが嬉しく 感動いたしました。
本当に 素晴らしいことだと 感じます。
我々が基本理念に掲げる 「自信」と「誇り」をもって働くための支援が、 今回、少しでも Yさんの仕事への姿勢につながったのだとすれば、それが 我々の「自信」と「誇り」に繋がることを 実感いたしました。

モチベーション[2023年08月07日(Mon)]
とんでもなく 暑い日が続いています。
こんな酷暑の中でも 日々頑張っている 従業員(利用者)の「モチベーション」について・・・

京都フォーライフでは 「宇治市植物公園」内と「宇治市文化センター」内の2店舗で カフェ事業に取り組んでおります。
「宇治市文化センター店」は 先月で1周年を迎えました。
有難いことに たくさんの皆さまにご利用いただき、お店を担当している私も 一緒に働く 従業員(利用者)やスタッフの方々も 作業内容や環境に やっと慣れてきたように思います。
従業員(利用者)のYさんは、カフェのオープン当初は 至らぬ点が多く、調理のミスや 食器の洗い残しなどが多々あり、何度も注意を受けておられました。
しかしながら、本人は常に前向き 積極的な姿勢で作業に臨んでおられます。
その意欲・やる気がそがれないように 支援を心掛けてきました。
その結果 今では様々な作業内容を把握しておられ、1年前と比べると かなりの成長を見せてくれております。

私は 物事に取り組む際には 継続的な意欲・モチベーションというものが 何より大切なのだと 改めて感じています。
支援員として まだまだ未熟ではありますが、従業員(利用者)の方々の意欲・やる気を引き出せるような支援を これからも意識しながら、今年もカフェ事業を盛り上げていきたいなと思います!

約1年[2023年04月17日(Mon)]
早いもので、京都フォーライフへ入職してもうすぐ1年になります。
最近 新しく入職された支援員さんの悩みや 疑問点などを聞くと、少し懐かしく感じることを思えば 少しは成長したのか?と 思いたいところです。

入職後、すぐに悩んだことは、従業員(利用者)との距離感です。
特に 私が普段担当しているカフェで従事されている従業員(利用者)は 人数が少ないため、関わる時間が 他の部署に比べて圧倒的に多いです。
そのため、仕事中でも プライベートな相談をされたりするので、ON・OFFを取りづらい状況にあります。
また 年齢が大分離れていて 人生では大先輩ということもあり、口調への注意がし難い という悩みもありました。
その度、上司や先輩の方々に相談して 自分なりに答えを出せた?のか、今はあまり悩まずに 自分なりに支援にあたることが出来ていると思います。

次のステップを目指すには まだまだ 足りない部分が多く、専門的な勉強も どんどんしていかなければと思いますが、初心を忘れず これからも頑張って 良いアドバイスができる先輩となりたいです。
一緒に成長[2022年12月19日(Mon)]
私が 「京都フォーライフ」で働くようになり、半年が経ちました。
少しずつ慣れてはきましたが、就労支援という仕事がどういう役割を担っているのか、まだまだ勉強が必要だと感じています。

現在 私は「カフェ」の運営を担当しており、2名の従業員(利用者)の担当です。
『For the life Café』(フォーライフカフェ)は、「宇治市植物公園店」と「宇治市文化センター店」の2店舗を展開しており、「文化センター店」に 2名の従業員(利用者)を配置しています。
Yさんと Sさんの2名が働いておられますが、お店のオープン当初は 調理ミスや洗い残し,衛生管理についても 手洗い手順から指導が必要な状態でした。
しかし2名とも 苦手な作業内容でも “必ず責任をもって仕事をやり遂げる” という姿勢は同じであり、失敗しても 依頼された内容は前向きに取り組まれます。

そして今では、日々の開店準備作業を1人で取り組まれるようになったSさん、
手の空いた時間に 掃除や補充に 率先して取り組むYさん、
2名とも Caféでの基本的な作業は 概ねスムーズに進められるようになり、当初は苦手だった事でも 今では かなり上達しています。
私自身 まだまだ未熟ですが、二人の従業員(利用者)と一緒に これからも 一層 成長していけるように より良い支援を心がけていきたいと思います。
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