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京都フォーライフ〜「自信」と「誇り」をもって働くために〜
NPO法人京都フォーライフの公式ブログ
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ネガティブ[2023年04月10日(Mon)]
数週間前に愛車をぶつけ、それはそれは 落ち込んでいる私です。
それはそれはショックを受けていますし、それはそれは焦りもしました。
その事故を起こした次の日の朝・・・仕事とは全く関係のない出来事だったはずなのに、出勤するのが それはそれは嫌でした。
ネガティブな気持ちが 『私』 という人間を飲み込んでしまった結果ですね・・・頑張って出勤しましたが・・・

「ネガティブ」な感情や言動は 誰しもあるものです。
そして、「ネガティブ」な感情は 己を簡単に支配してしまうということも・・・
今回 私にとって 1つのアクシデントが原因で起こってしまった「ネガティブ」ですが、目の前にある未知なものや チャレンジングな物事に対しても「ネガティブ」は発生します。
従業員(利用者)の中にも 少なからずそれは見られ、「もう無理」 「出来ひん」といった声が聞こえることがあります。
やりもしないままに なぜそんなに怖がるのか? と、思うのですが、真剣にやっている仕事であるからこそ ミスを恐れ その結果 後ろ向きになってしまっている側面もあるのだと思います。

しかしながら ネガティブの原因が 私たち支援員による雰囲気の作り方にもあるとすれば 常に立ち止まり 考えなければと 思います。
普段 私たちが作業で取り扱う商品は 地域企業からお預かりしたものです。
クオリティーの維持は 当然のこと、そのために 現場がピリピリしてしまうこともあります。
緊張感は必要とは言え 過剰になると場を萎縮させ 能率を下げてしまいます。
そのため 自戒の念も込め、作業場での日々の朝礼・終礼では、
「失敗をそのままにしないこと」
「ミスに自分で気付き、同じミスを繰り返さないこと」
「失敗を責めないこと」を 折に触れ 従業員(利用者)の皆さんに伝えています。

ミスを恐れずに 挑戦を続けもらえる環境を作る、
それでも ミスをされると困る・・・
理想論でしかないのか・・・とも考えますが、“理想” を求めて 何よりもまず 私自身が前向きな気持ちで現場にいること、そして 皆さんのチャレンジの後押しができるメンタリティーを持ち 仕事に臨むことを続けていこうと思っています。
コミュニケーションの方法を考える[2022年12月12日(Mon)]
今年3月の初旬、京都フォーライフに入職してから 早いもので9か月が経ちました。
“右も左もわからなかった あの頃“ を思えば、と 言いたいところではありますが、未だに “右も左も” さらに言えば “上も下も” “ 前も後ろも" 手探り状態が続いています。
そんな中にありながらも、「私自身にできることを まずは頑張りましょう」 と思い、気を付けていること、それは 『話す・伝える』 と いうことです。

それを意識しだすと、これがまた結構難しいもので、話の導入,展開,クローズに至るまでの所謂 「起承転結」を考えると、出てきた言葉を飲み込むこともしばしば・・・
とりわけ、仕事においては 正確さや効率性,職場内の雰囲気 等 どの角度から切り取っても 『話す・伝える』 ことが重要であることは 言うまでもありません。
しかしながら、同時に この 『話す・伝える』 という重要な行為が、イコール 『コミュニケーション』 であると思い込むことは 大変に危険であることも忘れてはいけないと 日々感じています。

私たちには 「得手 不得手」があり、「得意」と「苦手」の間の乖離が 大きい人,小さい人が それぞれ存在します。
『話す』ことも同様に、「得手 不得手」があります。
支援員として、何より 人として コミュニケーションを大切にしようと思うがあまり、『話す』 ことにバイアスをかけすぎてしまい、相手に対して “うまく話が伝わらない” と思い込んでしまうことほど、残念で もったいないことはないと思うのです。
では、“話す以外のコミュニケーションとはいったい何なのか?” と いうことになるわけです。

 『話す』という 音声でのやり取り自体にも 細かく分けることができ、一定の条件下においてのみ 発声が難しいと感じる 「場面緘黙」。一対一のやり取りや、休み時間などは 話すことへのハードルが下がる人がいます。
また、曖昧なワードから その先を連想することに難しさを感じる人もいて、彼らは 「こ・そ・あ・ど言葉」や、擬音語や 擬態語が苦手としていることが多く見られます。
具体的に伝えることで 驚くほどに伝わるケースもあります。
では、自分の支援姿勢と その実際はどうかと問われると、姿勢・意識としては持っています。
しかしながら、その実際となると、「ちゃんと」「きちんと」「それ」のような伝え方、話す際の単語量も多くなってしまうこともあるのが現状です。
言葉を発してから、気づいては 反省をする毎日です。

障がい特性という ある種のラベルに惑わされ、一面的な接し方になってしまうことは表面的な支援となるだけでなく、従業員(利用者)の皆さんの可能性を狭めてしまうことにもつながりかねません。
ただ、誰にでも伝わりやすく その人にあった表現の方法を考えながら、その場その場での 適切なコミュニケーションの方法を模索し続けることはやめずにいたいと思っています。

と、ここまで書いてはみたものの 地方出身者である私は、時折方言が出て そもそも伝わらないことも・・・
それもまた コミュニケーションの一環となっていることを切に願うばかりです。
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