• もっと見る
京都フォーライフ〜「自信」と「誇り」をもって働くために〜
NPO法人京都フォーライフの公式ブログ
« 上原りw | Main | 井上ゆw »
<< 2025年05月 >>
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
最新記事
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
日別アーカイブ
個別面談を終えて[2025年03月17日(Mon)]
少しずつ春の訪れを実感できる気候になってきました。
年が明け 早いもので三か月が過ぎ、年齢とともに月日の流れの速さを改めて感じています。

2月には従業員(利用者)の皆さんと 「個別支援計画」の作成にかかる 個別面談を実施しました。
この面談は、一人ひとりの支援目標を見直し、評価できる点や 改善点を再確認する貴重な機会です。
半年に一度の機会ではありますが、従業員(利用者)の皆さんの姿勢はさまざまで、自分の今後の目標を明確に持ち 積極的に話される方もいれば、緊張のあまり 思うように伝えてもらえない方もいます。
私たち支援員としても、伝えたいことがしっかり伝わっているかを常に意識し、特に緊張している方には どのようにすればリラックスして話してもらえるかを考えています。
やはり、相手に伝えるということは難しく、どのように話せば理解しやすく、かつ伝わりやすいのかを日々試行錯誤しています。
伝え方一つで相手の受け取り方や印象が変わるため、個別面談に限らず、日々の業務においても重要な要素であると感じます。
自己満足で終わるのではなく、多様な考え方や立場を理解しながら、適切な伝え方を磨き、より良い支援ができるよう努めていきたいと考えています。
施設外就労支援[2024年11月18日(Mon)]
夏が終わり 秋の気配を感じることなく、冬が訪れようとしています。
自分を含め 寒さが苦手な 多くの従業員(利用者)にとって 辛い季節がやってきます。

5年前に京都フォーライフで支援員となり 何度かの異動を経験し、今回 初めて施設外就労先での支援を担当することになりました。
やはり 地域企業内での支援という事で 今までとは全く違った様子に 戸惑う場面も多く感じます。
従業員(利用者)の皆さんたちもまた 地域企業内での勤務とあり、京都フォーライフの事業所内での勤務以上に緊張感が覗えます。
一人一人が 自分の仕事に責任を持ち、真剣に取り組んでいる姿勢を強く感じる事が出来ます。

京都フォーライフの事業所内での勤務では、やむなく残業が必要になった時にも 色々な理由を付けて 残業することを拒まれる従業員(利用者)が多いところですが、施設外就労先では 残業する事を拒む従業員(利用者)さんは ほとんど見られません。
「仕事」 への責任を全うされている様子を実感します。

決して 残業する事が偉いわけではないですが、一人一人が任されている仕事に対しての向き合い方が “全然違うものだ” と ひしひしと感じます。
京都フォーライフの事業所内で作業に取り組んでいる従業員(利用者)のみなさんにも 地域企業内で仕事に従事する従業員(利用者)の皆さんのように、一人一人が 自分の仕事に意欲と責任を持ち取り組んでいけるような 緊張感のある環境作りや 支援をしていかなければならいないと感じました。

挨拶[2024年07月15日(Mon)]
梅雨の真っ只中ですが、真夏のような気温で 従業員(利用者)や支援員とも 少し夏バテ気味、熱中症の心配もあり 気を付けなければなりません。
そんな中、私が担当するshiki工場では 協力企業の方や、宅急便,ゴミの回収など毎日 多くのお客様が来られます。
お客様が来られた際には ほとんどの従業員(利用者)が 大きな声で挨拶をします。
大きな声での挨拶は やはり聞いていても気持ちがいいものであります。
社会人として 挨拶は基本中の基本、どんな仕事に就こうと 必要であると思います。

しかしながら、挨拶が苦手な従業員(利用者)がいるのも事実です。
中には、挨拶は ちゃんとしながらも、誰が来たのかが気になり 集中力に欠け よそ見をして 作業の手が止まる方もいます。

挨拶をきちんとする事で お互いが 気持ちく良くなれます。
コミュニケーションが 弾みます。
挨拶の重要性に 少しでも気づいてもらえるように、
挨拶をしても しっかり 作業を続けられるように、
日々の支援を 心掛けて行きたいです。
集中力[2024年02月26日(Mon)]
日々の寒暖差は激しいながら 少しづつ暖かい日が増えてきて 春の訪れを感じています。
やはり 気温が低い日には 身体があったまるまで時間がかかり、朝 作業開始には従業員(利用者)の皆さん それぞれに スムーズに作業をこなせるまで 苦戦している様子が伺えます。
とはいえ、作業を止めて ウォーミングアップも出来ず、支援員としては 頑張るよう声掛けするしかありません。

そんな 冬の朝の一時とはかかわりなく、集中力に乏しい従業員(利用者)がいます。
作業中でも 集中力が続かず、注意が他に向いてしまうのです。
そうなると、自分の分担とはかかわりなく、注意が反れた方を “これが自分の仕事” と 信じてしまうようです。
先日も、作業中に工場に迷い込んだカメムシの処理を “自分の仕事” と信じ込み、本来の作業分担を忘れて カメムシ退治に奔走されていました。

見方を変えれば 責任感のある方ではありますが、やはり 自分の役割分担に しっかり集中して 本来の仕事に責任を持っていただきたいものです。
常日頃から 自分の仕事には責任を持つよう伝えていますが、そのために しっかり集中力を継続していただけるように、どんな配慮が必要なのか,どんな声掛けが適切なのか, 日々苦戦しています。
従業員(利用者)の方々が 意欲と責任感を持って 自分の役割分担に しっかり集中して取り組んでいただけるように、私自身も成長していかなければならいと感じています。
先輩従業員(利用者)[2023年10月30日(Mon)]
朝晩の冷え込みが深まり 日中の寒暖差が大きくなりました。
寒さに弱い従業員(利用者)さんが テンション(−) の一方で、半袖ポロシャツ 1枚で作業している方も見られ 季節の混在を実感しています。

従業員(利用者)の皆さんの中には 少しずつ高齢の方が増えつつあります。
「体のあちこちが痛い」 と 報告を受けることがしばしばです。
中には、“体のあちこちが痛い” 様子が窺えても 仕事だけは 休んだり 早退したりもしたくない、頑張り続けている方もあります。
自分の仕事に責任を持ち 作業に取り組まれている方が多くおられるのです。
どうしても続けられず、 早退をして体を休めるように指示すると 少し涙ぐまれる方もいます。

一方で、若い従業員(利用者)の中には 仕事への気分が乗らず 見え見えの嘘と思しき言動で 仕事を抜けようとする輩もあります。
まだまだ学生気分が抜けず、自分の仕事に責任を持つ事が 難しいように感じます。
そんな若い従業員(利用者)に 少しでも先輩の背中を見て 自分の仕事に責任と誇りを持ってもらえるようになるには 時間が必要だと感じます。
それでも、若い従業員(利用者)の皆さんが 少しでも先輩従業員(利用者)の方々に近づけるように 支援を続けていかなければと感じる日々です。
「伝え方」の難しさ[2023年07月10日(Mon)]
私が 一般企業から転職し、京都フォーライフで 支援員として勤めて4年が過ぎました。
支援員としては “まだまだだなぁ〜” と 感じる日々であります。

京都フォーライフでは、普段から ベルトコンベアを利用した ライン作業に取り組んでいます。
先日 作業中、従業員(利用者)に 「商品が 真ん中まで流れてきたら 教えて」と伝えましたが 真ん中が通り過ぎても 一向に声を掛けてもらえないことがありました。
どうやら 『真ん中』がどこなのか 理解できていないようでした。
「半分」や「真っ二つ」の意味は分かるけれど ベルトコンベアのそれが 何処にあたるかまでは 難しかったようです。
「真っ直ぐに」 や 「少し斜めに」も、手元の紙に折り目をつけることぐらいは理解できても ベルトコンベアの位置や 商品の並びになると 伝わりきらないようです。

従業員(利用者) 一人々々、個々の能力や学力だけでなく 社会経験や生活環境などにより 言葉の伝わり方が それぞれに違うことを実感しています。
一つの言葉でも 相手のとらえ方がそれぞれであることを理解して 一人一人に寄り添った 「伝え方」 ができる支援員でありたいと思います。

過ちを犯しても[2023年03月20日(Mon)]
三月に入り 暖かい日が続き 寒さが苦手な従業員(利用者)も 少しずつ薄着になり 春の訪れを感じます。
そんな季節の移ろいの中で、従業員(利用者)の方々が 職場で決められたルールを守れない事や 時には破ることもあります。
そして 過ちを犯してしまったあとに、嘘をついたり 言い訳をされることもしばしばあります。
自己防衛とはわかってはいますが、うまく 自分の思いや感情を伝えることが出来ず、どんどん ぬかるみに陥ってしまっている様子に 彼らの生きづらさを感じることがあります。

われわれ支援員も人間です。
一つや二つ、三つや四つ、五つや六つ・・・ 嘘つくことはあります。
しかし、嘘や言い訳を続けると 自分の信用や信頼までを失うことは 身に染みています。
従業員(利用者)の皆さんも 嘘や言い訳が当たり前になってしまうと、今後 きっと 信用や信頼を失って 人生を損することにも繋がります。
彼らには これからもっと生きづらくなってしまうようなことに なってほしくはありません。
ルールを守れないことがあっても 嘘などをつかず 悪い事を認められるようになってほしいものです。

言い訳しなくてもいい、嘘をつかなくてもいい、
きちんと本音で思いを伝えて、誤りがあれば それを認めて謝ることが出来る、
そんな職場づくりと 日々の支援に努めてゆかなければと思います。

Tさん[2022年11月21日(Mon)]
Tさんは 地域の支援学校を卒業して、今年4月に入所されました。
当初は 学生気分が抜けず、仕事を休む事もしばしば・・・
何処かやる気のない態度が見え 支援員から 注意を受ける事も多く、注意を受けると不貞腐れた態度もしばしば・・・
Tさんの姉も同じ職場で作業をしていますが、姉も入所当時は同じ感じで 休む事が多かったのを覚えています。
“姉弟で そんな所まで似なくても・・・” と 思う事もありました。

ですが、最近のTさん、
休む事も減り 作業も意欲的に取り組まれる姿が見受けられます。
器用な所もあり 色々なポジションで作業する事も多くなって 出来る事も増えてきています。
仕事に自信を持って取り組めるようになってきたようです。
少しずつ 社会人としての自覚を持てるようになったのかと感じます。
先日、支援学校から 職場体験に来た実習生に気遣って 色々と教えてあげている姿もありました。

まだまだ 未熟さを感じます。
社会人として 学んでほしいことは いっぱいです。
いつの日か 支援学校からの後輩が 同じ職場に来てくれた時には、良いお手本になれるよう 期待しています。
コロナとマスク[2022年07月11日(Mon)]
最短で梅雨が明け いよいよ夏本番の気候になってきています。
そんな中 熱中症対策とし、今夏から 作業中のマスク着用を緩和しました。

中にはやはり 「新型コロナウイルス感染」 という 見えない敵に 恐怖を感じている従業員(利用者)さんもいますが、何かに縛られていた中から 解放され、いきいきとした表情を見せる従業員(利用者)がほとんどです。

マスクを外した顔を久しぶりに見る事が出来て 嬉しく思うとともに、顔の特徴などを少し忘れている事を反省した所です。
支援員として、マスクがあると ないでは、従業員(利用者)の少しの表情の変化の違いを くみ取るのが難しく思う事も 多々ありました。
従業員(利用者)の皆さんは 暑さが苦手な人も多く、マスクが外れることにより 少しでも集中し 作業に取り組まれる事を望みます。

まだまだ 「新型コロナウイルス感染」が終息しているわけではないので、今まで以上の感染対策をきちんとして 感染者を出す事無く 作業環境を整える事の必要を強く感じています。
二年目[2022年03月07日(Mon)]
従業員(利用者)のAさんは 京都フォーライフに入所されて 間もなく まる2年を迎えます。
日々の作業にも慣れ 意欲的に取り組まれています。
作業場でも 戦力として活躍されている様子を 大変 嬉しく思います。
“社会人”としては まだまだ 幼さを感じこともありますが、昨年より後輩も出来て 少しばかり 自覚が芽生えて来ているようです。
今後の成長が楽しみです。

Aさんが入所以来、「新型コロナウイルス」感染拡大の影響で 事業所でのイベントや行事が ことごとく 中止や延期となり 今も同じ状況が続いています。
アクセントの無い日常の中でも 彼の成長を実感できたことに 喜びを感じ 支援員としての やりがいを覚えます。
一方で、日常を離れ 日頃の頑張りを労う機会が 一度も迎えることが出来ないことを 心苦しく思います。

「新型コロナウイルス」の感染拡大が一日も早く 終息して、Aさんが 事業所の仲間とともに イベントや行事ごとを 楽しめる日が来ることを願います。
その日が来るまで、日常の作業活動の中で“働く喜び”,“働ける喜び”を実感し、自身の成長を実感できる
そんな毎日を 邁進いただきたいと思います。
| 次へ
検索
検索語句
タグクラウド
[
プロフィール

NPO法人 京都フォーライフさんの画像
https://blog.canpan.info/f-life/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/f-life/index2_0.xml