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京都フォーライフ〜「自信」と「誇り」をもって働くために〜
NPO法人京都フォーライフの公式ブログ
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スニーカーに[2023年06月26日(Mon)]
私は 今春から コーヒー焙煎工場の担当に移りました。
食品を扱う工場ですので 明るく 清潔感のある工場です。
従業員(利用者)の皆さんも 他の事業所に比較して 衛生面には意識されているように見受けられ 制服の乱れや 帽子の着用にも気を遣っておられます。

そんな彼らですが、サンダル履きで作業に従事されている方が 数名おられました。
京都フォーライフでは、作業に従事する際には 動きやすさや疲労の軽減 そして 何よりも安全上の配慮から スニーカーのような運動靴を履くように指導しています。
事業所によっては つま先部に硬いガードがある「安全靴」を履いていただいている工場もあります。
普段 あまり重量物を扱うことのないコーヒー焙煎工場の皆さんは あまり 気にすることがなかったようです。
休憩室で履いている クロックスのおしゃれなサンダルのまま 作業に臨んでいたのだと思います。

さっそく、作業中には 運動靴を履くことの理由と サンダル履きを改めるように声掛けをいたしました。
すると翌日、きちんとスニーカー履きに 改めてくれています。
とても嬉しい出来事でした。
彼ら自身、快適にそして 安全に作業に取り組むことの重要性を 理解していることを 頼もしく感じました。
これからも どんな些細な事にも気を配り、みんなで協力し合って、より良い職場づくりへの支援を 心掛けたいと思います。

先ず 「挑戦」[2023年03月06日(Mon)]
私が担当する「フォーライフコーヒー焙煎工場」での 地域企業からの受託業務、「バレンタインデー商品」のチョコレート箱詰め作業が終わり ひと段落しました。
この作業を手掛けた最初の頃は 「こんなのできないよ」 と 弱音を吐いていたMさん・・・
それでも けっこう器用にこなされているように思いました。
取り組む中で 弱音を漏らすこともなくなり、どんどん手際よく こなされてゆきます。
終盤には 自信を持って取り組めている様子もうかがえるようになりました。
終わってみれば、そんなMさんの頑張りに 大いに助けられたような気がします。

初めての挑戦には 誰でも不安があるものです。
不安を乗り越えて、続けてみて、出来るようになって、自信に繋がる。
先ず 「挑戦」、
そして 「自信」 に繋がる支援を心掛けて、「私自身も “挑戦” する姿勢を忘れずにいよう」 と 気づかされた出来事でした。
新しい職場とSさん[2022年10月24日(Mon)]
先月から コーヒー焙煎加工に取り組む久御山工場への異動となりました。
前日は緊張で眠れませんでした。
そんな状況で迎えた当日、私の緊張は何だったのかと感じるほど 従業員(利用者)の皆さんの反応は普段通りで、「よろしくお願いします」と 声掛けてもらい、大きなパワーをもらいました。

従業員(利用者)のSさんが 同じように声掛けてくれた時、私が 京都フォーライフに入職した当時を思い出しました。
Sさんは 私が最初に赴任した事業所にいて 今回と同じように 親しく声を掛けてくれました。
とても活発な方で 意欲的に 毎日 フルタイムで勤務されていました。
作業場でも リーダーシップを発揮されていました。
初めての職場で 心細かったのですが、彼の様子を見て とても安心したものです。

そんな彼は 大きな事故で長期療養になり、復帰後は 身体機能が大幅に低下してしまい 発語も難しくなったことから 業務の負担軽減を目的に 久御山工場に異動していました。
短時間勤務となりましたが リハビリに通いながら 仕事には真面目で 以前と変わらず意欲的に取り組む姿勢は 今でも見習うべきものです。
作業時間中は 厳しい方ですので、休憩時間に冗談交じりに声を掛けると 笑って応じてくれました。
今回もまた Sさんに安心をいただきました。

正に初心に帰り、今度は 私が Sさんと 久御山工場の従業員(利用者)の皆さんに もっともっと 安心して 働いていただける支援に努めてゆきたいと思います。
変わってきた従業員[2022年06月20日(Mon)]
私が担当する フォーライフ宇治工場では3人の支援員で 従業員(利用者)と力を合わせて 作業活動に取り組んでいます。
3人のうちの一人が 今年5月に入職したばかりの新しい支援員Oさん、何でもよく相談してくれるので お互いに気持ちよく頑張れます。
従業員(利用者)の皆さんも O支援員に 気軽に相談を持ち掛けたり 談笑されたり、打ち解けられている光景がよく見られます。

こんな 作業場の落ち着いた穏やかな雰囲気が、皆さんの意欲にも繋がっているようです。
「この作業がしたいです」と これまで取り組んだことがない作業分担に 挑戦したいと申し出てくれる従業員(利用者)も 出てきています。
ご本人の適性や 他の従業員(利用者)とのバランスも配慮しながら、どんどん 挑戦いただいています。

これからも 明るく穏やかな職場、意欲を持って働くことが出来る職場、そして 新しいことに 安心して挑戦できる職場づくりに、O支援員を含め 3人の担当者で力を合わせて 頑張ってゆこうと思います。

釣り針作業と ねじ作業[2022年02月07日(Mon)]
「フォーライフ宇治」は、昨年春から リネンサプライ請負事業の解約を解除して、以来 釣り針や ネジ・ナット・ワッシャー等 細かい金属部品の袋詰め作業を請負っています。
それまでの ダイナミックな作業と打って変わり、細々とした商品の袋詰めは 大変 神経質なもので なかなか慣れません。
従業員(利用者)の構成もガラリと変わり、繊細な作業をいとわないメンバー 14名で日々 取り組んでいます。

私が慣れないのは そればかりではありません。
毎週月曜日に 仕上げた商品の納品に伺いますが、取引先の社長様に 直接 ご挨拶をしなければなりません。
昨年まで 工場内で、心やすい作業員同士で 商品を受け渡していたのとは ちょっと勝手が違います。
特に 怖そうでもない,気難しそうでもない、丁寧に対応をしていただけるのですが、やはり 緊張します。
最初は 挨拶するのが 精一杯でした。
最近では 少しずつ言葉を交わせるようになり、新しい仕事をいただけたときには とても嬉しく 励みになります。

間もなく 1年、
もう “まだまだ 慣れない” などと 泣き言を言っていられない!
これからも 安心して 仕事を任せていただけるように、
そして もっともっと たくさんの商品を納品して、胸を張って 社長様に挨拶が出来るように 頑張りたいと思います。
Aさんの個別面談に向けて[2021年09月13日(Mon)]
京都フォーライフでは、毎年 4月と10月、2回/年 「個別支援計画」の見直しを実施しています。
各従業員(利用者)の現状を評価して 必要で有効な支援を提供するための計画書です。
出来上がった「支援計画」は 各従業員(利用者)との個別面談を実施して、詳しく説明の上 承諾いただきます。
支援員と従業員(利用者)が 日々の活動について目標を共有するための大切な取り組みです。

私が担当する 「フォーライフ宇治」で勤務されている 従業員Aさん、ベルトコンベアによるライン作業で パッケージの軽作業に取り組んでおられます。
Aさんは 作業にはとても意欲的です。
けれども 集中力が続かないことがあり、何度も 失敗して注意を受けておられることがあります。
Aさんは 本当に理解してくれているのか?
私の支援が間違えているのか?
なんとなく 不安になることもあります・・・
もっと分かりやすい方法はないのか?
以前から 8時間/日のフルタイム勤務を希望されているAさんの目標に向けて、
何を頑張ってもらわなければならないのか?
どんな支援が必要なのか?

間もなく迎える「個別面談」では お互いが “頑張ってゆこう!” と 前向きになれる「個別支援計画」を提示して 共有出来ればと思います。
自分への役割[2021年04月05日(Mon)]
この春から、新規の請負作業に取り組むにあたり 作業環境が一転いたしました。
従業員(利用者)の配置や それに伴う支援員の移動もあり、まさに “春の嵐” です。
今回の大幅な転換に先がけ、支援員間で「組織力を高めて行こう」と 申し合わせました。

これまで 固定的な作業の流れの中では、どこかに「あの人がやってくれるだろう」「あの人に任せておけばいい」という思いが ありましたが、個々の責任を明確にして 全員が責任を全うしてゆくように、他人任せにしないことを心掛けていかなければなりません。
自分の責任分担がはっきりして、自分のやるべきことが見えて、仕事を任せて貰えたことに やりがいを感じています。
先ずは 失敗することがないように 上司や同僚とよく相談しながら 任された仕事をやり遂げていくことを 目標にしていきたいと思います。

支援学校からの卒業生も加わり、従業員(利用者)数も増えました。
毎日 みんなが笑顔で働けるように 働きやすい職場環境をつくってゆくことが大切です。
まだまだ 力不足を感じていますが、“頼られる支援員” を目指して 頑張ります。
 “かまって”オバさん[2020年11月09日(Mon)]
私が担当している 「フォーライフshiki」工場に、時として 挨拶をしてくれない女性従業員がいます。
作業中の指示に対しても 返事をしてくれないこともあります。
そんな時には、「可愛いね」と 声をかけると「ありがとうございます」と 嬉しそうです。

作業は ベルトコンベアでのラインに立って、シール貼りや 商品の汚れを拭う作業が担当です。
よく集中して 頑張ってくれますが、何か ちょっとしたきっかけがあると その度に 吉本新喜劇ばりの “コケ” ポーズ・・・昭和です。
見た目は可愛いのですが、もう 結構な “オバさん” の年齢です・・・
そんな彼女の行動を見るたびに 笑ってしまいます。

要するに かまって欲しい・・・と いうことで、何か憎めない従業員です。
「もう 分かったッ! 分かったッ!!
可愛いいっ! 可愛いいから、挨拶とか 返事くらい ちゃんとして!
仕事も 真面目にやってッ!!」
とは 言いにくい・・・
成長してきました[2020年06月26日(Fri)]
「フォーライフshiki」の工場には、8:00時間のフルタイム勤務に従事しているメンバーが8名います。
この工場の作業活動は、この8名を中心にして 進めてきました。
しかしながら、業務の都合で 今月初めからこの8名全員に「施設外就労」として 地域企業での勤務に当たっていただくこととなりました。
中心メンバーを失った当初は、バタバタと いろいろな出来事やプニングもありましたが・・・
今では 残されたメンバーがそれぞれに責任感を持って、お互いに協力して作業に取り組まれる様子がうかがえます。
声を出すことが苦手だった従業員が 声かけをするようになったり、他人任せにしていた商品の仕上げ作業に進んで取り組まれたり、わずかな期間ですが 一人々々の成長が感じとれます。

梅雨に入り 蒸し暑い日が続きます。
マスクの着用が欠かせない状況が続いている状況ですので、熱中症予防には ずいぶん気を遣います。
厳しい季節になりますが、体調に気をつけて チームワークで乗り越えてほしいと思います。
5S活動[2020年02月02日(Sun)]
「京都フォーライフ」では 現在、『5S活動』の徹底に取り組んでいます。
『5S活動』は、整理・整頓・清掃・清潔・しつけを意味し、製造業の工場環境改善の基本となる考え方です。
整理(Seiri)・整頓(Seiton)・清掃(Seisou)・清潔(Seiketsu)・しつけ(Shitsuke)のローマ字表記の頭文字をとって、5S活動と呼ばれています。

これまでも 工場ごとで ルールやマナーを守ることには努めてきましたが、みんなが共通の課題として受け止めて 自主的に取り組めるように、成文化した上で チェックシートを作成することとしました。
担当する工場のスタッフだけでは 気づきにくい課題も見つけ出すために、他の工場の担当スタッフと相互に行き来して 提案したりもしています。

道具や資材を 決まった場所に整理しておく。
玄関周りを きれいにしておく。
清潔な作業服を きちんと着こなす。
作業場所に 余計なものを置かない。等々
些細なことではありますが、みんなが気持ちよく快適に、そして 安全に働ける “職場づくり” を
支援員と従業員、みんなで力を合わせて 取り組んでゆきたいと思います。
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