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京都フォーライフ〜「自信」と「誇り」をもって働くために〜
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てんかん発作[2026年08月10日(Mon)]
連日、身にこたえる厳しい暑さが続いています。
従業員(利用者)の皆さんは、それぞれに自身の体調や障がいと向き合いながら、日々の仕事に真摯に取り組まれています。
その中には 「てんかん」 の症状がある方も複数名が在籍されています。
幸い、ここ数年は職場での発作はなく、皆さん 安定した日々を過ごされています。
しかし先日、そのうちのお一人から、「休日に発作を起こした」との報告を受けました。
大事には至らず、ご本人からも 「仕事に支障はありません」 とのお話があり、現在も変わらず勤務を続けておられます。

その報告を聞いたとき、私は胸の奥で、数年前のある出来事をはっきりと思い出しました。
それは、私が働き始めて間もない頃のことでした。
まだ日々の業務にも不慣れで、支援員としても未熟さを痛感する毎日でした。
ある日の昼休み、休憩後に作業場へ向かう途中で、床に倒れている従業員(利用者)さんを発見しました。
私が駆け寄ったときには、すでに体勢や衣服への配慮がなされており、同じタイミングで現場に来た支援員もすぐに対応に入りました。
幸い大事には至りませんでした。
私が今でも忘れられないのは、われわれ支援員が発見するまでのわずかな時間、その方を的確に支えていたのが、同じく「てんかん」の症状がある別の従業員(利用者)だったということです。
自分自身も不安を抱えながら働いているはずの方が、目の前で困っている仲間のために、ためらうことなく行動されていました。
その姿は、私にとって大きな衝撃であり、同時に「働く」ということの尊さと、人が人を支える力の大きさを教えてくれる出来事でした。

あれから6年が経ちました。
今、あの出来事を思い返すたびに、私は自分自身に問いかけています。
あの日の緊張感を、今も持ち続けられているだろうか。
知識として、てんかん発作への対応や必要な処置は理解しています。
しかし、本当に不測の事態が目の前で起きたとき、自分は冷静に、そして的確に行動できるのだろうか。
私たちの仕事は、単に作業を支えるだけではありません。
一人ひとりが「自信」と「誇り」をもって働くための場を守り、その日々の営みの中で、時に命を預かる責任も担っています。
だからこそ、日常の中にある小さな変化を見逃さず、仲間同士が支え合える職場をつくり、不測の事態にも迅速に対応できる体制を、今まで以上に整えていきたいと思います。
あの日、仲間を支えた従業員(利用者)が見せてくれた勇気と優しさを胸に、私自身もまた、支える側としての自覚と誇りを深めながら、日々の仕事に向き合っています。
この記事のURL
https://blog.canpan.info/f-life/archive/661
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