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京都フォーライフ〜「自信」と「誇り」をもって働くために〜
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仕事場のシンフォニー[2026年02月02日(Mon)]
青果市場での施設外就労に従事している従業員(利用者)のWさん。
先日、作業場の様子を見に行った際、ふと 視線が留まり、私は思わず 彼女の仕事ぶりに しばし くぎ付けとなりました。
無駄のない動きで、次から次へと作業をこなしていく姿。
その所作は あまりにも滑らかで、何か 大きな楽器でも演奏しているかのような しなやかささえ感じられました。
そして何より、その表情からは 「働くこと」 そのものを楽しんでいるような、静かな充実感が にじみ出ていたのです。
そんな驚きに包まれながら、ふと周囲に目を向けてみると、
そこには Wさんだけでなく、他の従業員(利用者)の皆さんが、それぞれの持ち場で、同じように テキパキと作業に取り組む姿がありました。
誰一人として手を抜くことなく、自分の役割を理解し、黙々と、しかし 確かに誇りをもって働いている。
これまで何度も目にしてきた、見慣れたはずの作業風景、
その日は、不思議と それがまったく違って見えました。
一人ひとりの動きが重なり合い、呼吸を合わせるように進んでいく様は、まるで 皆さんが奏でる“シンフォニー”のようで、そこには言葉では言い尽くせない、どこか崇高なものさえ感じられました。

障がいがある方たちの就労支援に携わる私たちは、失敗が起きないように,生産性を少しでも高められるように,という思いから、どうしても 「課題 」や 「できないこと」 に目を向けがちです。
知らず知らずのうちに、「課題」を見つけ出すこと自体が 目的になってしまうことさえあります。
けれど、その日 私が目にした光景は、そうした視点だけでは決して出会えなかった風景でした。
一旦 立ち止まり、「評価」や「分析」から 少し距離を置いて眺めてみたとき、そこには「支援される存在」ではなく、確かに “働く 一人の担い手” として、その場を支えている皆さんの姿がありました。

人は、視点を変えたときに 初めて見えてくるものがあります。
Wさん、そして 青果市場で働く従業員(利用者)の皆さんは、そのことを 静かに、しかし 力強く 教えてくれたように思います。
この記事のURL
https://blog.canpan.info/f-life/archive/634
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