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京都フォーライフ〜「自信」と「誇り」をもって働くために〜
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こだわり[2025年07月07日(Mon)]
過日、バス旅行の際に 席を隣り合わせた従業員(利用者)のSさん。
コミュニケーションが苦手な方ですので、余計なことを話しかけては・・・ との思いもあり、“気配を消そう“ と 窓外を眺めながら Bluetoothの骨伝導イヤフォンを使って スマートフォンから流れるニュースに聞き入っていました。
そんな私の様子を見て、Sさんは 「それでは・・・」と、おもむろに自身のカバンの中を ガサゴソと探り、取り出したのは 昔懐かし『ウォークマン』
そして、小袋のなかに丁寧に納められた数本の 『カセットテープ』
Sさんは、両耳にコード式のイヤフォンをねじ込み、コード先のプラグを本体に差し込み、選び出したカセットテープをセットすると、「ガチャッ」と 再生ボタンを押し バスの揺れに身をまかせて 静かに音楽?を楽しんでおられました。

周囲にいた若い支援員に 「ウォークマンやで」と 知らせるも、それが何なのか 誰も知らない。カセットテープでさえ 「何するものですか?」
40年前には、ナウい若者の必須アイテムであったのに・・・

普段から いろいろと 「こだわり行動」が多く、日常生活にも 作業活動にも 支援するうえでは何かと差支えることが多いSさんですが、
“こんなところにまで 「こだわり」 が・・・”
でも、ほとんど骨董品の域に達したポータブルオーディオ機器で 何やら楽しむSさんを見ていると、なんだか楽しくなりました。
「何 聴いてんの?」と 尋ねると、迷惑そうに無視されました。
しかたなく 彼の手元にあったカセットテープのラベルをそっと覗いてみると
「青葉城恋唄」「木綿のハンカチーフ」「あずさ2号」 昭和の名曲の数々・・・、
もっと楽しくなりました。

「こだわり」は 不自由ではなく、「その人らしさ」のかけがえのない表現なのだと、Sさんが教えてくれました。
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https://blog.canpan.info/f-life/archive/601
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