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京都フォーライフ〜「自信」と「誇り」をもって働くために〜
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強度行動障がい[2025年03月03日(Mon)]
周囲にいる方たちに 殴りかかったり 掴みかかったり、
自分自身をたたいたり ひっかいたり 時には頭を壁や柱にうちつけたり、
身の回りにあるものを手当たり次第に壊したり、
そうした問題行動がある「強度行動障がい」がある方たちの対応についてお話を伺う機会がありました。

私が福祉施設に勤め初めた40年前には体を張って静止することが唯一の対応方法でした。
今では こうした行動を引き起こす要因を丁寧に分析して、周囲の環境を整えることで問題行動を抑制してゆこうする取り組みが進められています。
人権擁護の観点からも 大事な取り組みです。
こうした科学的な対応方がなされるようになったとはいえ たちどころに問題行動が解決されるわけでなく、支援員の専門性や根気強い対応により環境が整えられることで初めて改善が望めるということであり、支援員間の連携が何よりも求められます。

京都フォーライフの事業は 自身の意志で雇用契約を結んで利用していただく福祉サービスですので、自立度の高い方たちの利用が基本であり「強度行動障がい」がある方はおられません。
しかしながら、どのような障がいがある方たちに対しても その方を取り巻く環境を整えることで 障がいを軽減してゆく基本的な対応方法に相違はありません。
我々には そのための専門性とチームワークが求められています。
「強度行動障がい」がある方たちの支援のあり方は、全ての障がいがある方たちの支援に通じています。
日々の支援活動ついて、その基本姿勢を再確認するよい機会となりました。
この記事のURL
https://blog.canpan.info/f-life/archive/583
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