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京都フォーライフ〜「自信」と「誇り」をもって働くために〜
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アフターコロナ[2023年07月24日(Mon)]
先週末のニュースでは、ここ数年程 コロナ禍の影響により縮小を余儀なくされていた 祇園祭の様子が話題になっていました。
梅雨が明け 連日、30℃を超える気温が続き 本格的な 夏の訪れを感じます。
私が担当する 施設外就労先の職場が青果市場で、生鮮食品を取り扱う都合上 作業場は常に快適な温度が保たれています。
油断はできませんが 熱中症のリスクも低いので 恵まれた環境で作業が出来ている事を日々ありがたく思います。

さて そんな職場では、コロナ禍が明けた今でも 作業時間,休憩時間を問わず館内でのマスクの着用が義務付けられています。
しかし 利用者の方の中には マスクが億劫なのか うっかりなのかは分かりませんが、休憩時間にマスクを外してしまう方も稀にいます。
世間では マスクを着用しない人が増えており 私自身も無い方が当然楽なので 気持ちは分かるのですが、毎回決められたルールは必ず守るよう説明すると 皆さん 直ぐにマスクを着用してくれます。
最近になって こういった指摘をするときの物わかりの良さや、普段の作業場での様子を見る度に、従業員(利用者)の皆さんなりに コロナの危険性や危機感について、今でも意識してくれているのかなと感じます。
「コロナ」と聞くと どうしてもネガティブなイメージを想像してしまいますが、捉え方によっては コロナ禍も利用者さん達の自己管理意識の向上につながったきっかけになったとも考えられます。

また コロナ禍は従業員(利用者)の皆さんの意識だけでなく、職場の運営の体制にも様々な影響を与えました。
当時、職場から感染者が発生した場合に 直ぐ感染源を特定する事を目的に、毎日正確に従業員(利用者)の皆さん 一人一人の作業配置場所を決め、記録をしていました。
毎日の記録で手間はかかったものの、今になって思えば 従業員(利用者)の皆さんの作業適性を改めて考える良い機会になっており、結果として現在も使用している曜日毎の作業配置表の作成につながりました。
これらを筆頭に 今確立されている職場の作業体制やルールのほとんどがこの時期に見直されたものがほとんどであり、やはりコロナはマイナスなことばかりでは無く、知識や経験としてプラスになることもあるのだと感じずにはいられません。

 しかし、ここまでコロナ禍は悪い事ばかりではなかったと 長々と書いてはきましたが、そもそもこういった状況にならない方が良いに決まっています。
コロナの感染区分が5類となってから 日に日に意識は薄れるばかりですが 我々は当時の大変さを忘れてはいけません。
一度経験したからこそ、万が一次があった場合の時に備えて また気を引き締めて仕事に取り組んでいきたいと思います。

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