• もっと見る

サッカーAFCチャンピオンズリーグ2007・決勝「浦和レッズ×セパハン」〜埼玉スタジアム2002 [2007年11月17日(Sat)]
My everything 〜旅路の果てで一体何を手にするんだろう〜



AFC CHANPIONS LEAGUE 2007

決勝   浦和レッズ VS セパハン   〜埼玉スタジアム2002





1999年11月27日


延長後半1分、ペトロヴィッチからのクロスボールをミスターレッズ・福田正博が足で押し込み、Vゴール勝ち。





浦和レッズJ2降格。





オレはこの時ほど悲しい決勝ゴールをいまだかつて見たことはない。

試合の勝利を決めたゴールを蹴り込んだ福田は、味方の祝福の手を邪険に振りほどき、相手ゴール左側を悲しくうっすら涙を浮かべながら歩いていた。

ウチの部屋は秋の夕方で暗かった。

1999年Jリーグ最終戦 浦和レッズ対サンフレッチェ広島のこと。





1999年のJリーグ1部、J1。最下位争い且つJ2降格戦線は、アビスパ福岡が勝ち点28、浦和レッズが26、最下位ジェフ市原(当時)が25。

レッズは前節のヴェルディ川崎(当時)との引き分けが大きく影響して、この試合を90分で勝たなければ自力でのJ1残留はない。

そして最終節、レッズはサンフレッチェからなかなか点が奪えず、後半途中から大柴、盛田、福田とFWを投入して4トップの超攻撃的布陣に切り替えたが、最後まで攻めあぐねる。



後半終了後、レッズのJ2降格決定が選手達に伝えられる。



延長後半1分、福田のVゴール。獲得勝ち点2。


この日、アビスパ,ジェフも同時刻キックオフ。

アビスパはF・マリノスに0−2で負け。勝ち点28。

ジェフがアウェイにも関わらず1−0で勝ち。勝ち点28。

延長戦に突入してしまっていたレッズは、Vゴール勝ちし勝ち点で並んでも、得失点差によりアビスパに1点及ばない。延長戦突入時点でJ2降格が決定。日本で一番人気の浦和レッズがJ2落ち。



Vゴール勝ちを決めたにも関わらず、駒場スタジアムはすすり泣く声が聞こえ、レッズサポーターは全く動かなかったと言う…。試合が終わっても誰一人として帰ろうとしない静まりかえったスタジアムは異様な雰囲気だったそう。

選手たちがこのスタジアムに現れるとすすり泣くサポーターの声が響いた。選手達は皆泣いていた。






あれから8年。

もう3日前のことになるが、2007年11月14日。

アジアNO.1を決める、サッカーAFCチャンピオンズリーグ2007

決勝「浦和レッズ×セパハン」〜埼玉スタジアム2002



ホーム&アウェイ方式により、決勝第1戦目のアウェイで1−1で引き分けている、そしてアウェイゴール方式(アウェイでの1点は、2点の換算)ため、勝利なら無条件優勝、1-1なら延長、2-2ならセパハン優勝。



真っ赤に染まったさいたまスタジアムのスタンド。選手入場の時にはバックスタンドに☆を描く。



前半?分 ポンテのFKにトゥーリオヘディングもキーパーがはじく。


22分 パスのこぼれ玉を永井が拾い、右足を振り抜いてネットを揺らす。



26分 セパハンミドル。

29分 セパハンは1点を取る為に、アウェイで一発やられたカリミを投入。

32分 セパハンは得たFKとCK、そしてロングスローに懸けるがレッズDFがしっかりクリア。

こぼれ玉に互いが反応し合い激しいぶつかり合いに自分が潰れながらもマイボールに、それによって得たこぼれ玉を味方がフォロー。

38分 永井の切り込みからスルーにポンテもシュートまで行けず。


     鳴り止まないレッズサポーターの応援にブーイング


40分 ポンテがDFラインでボールを持つセパハンDFをチェイスし挟もうとするが味方が反応出来ず。課題かな。その直後、センターラインで奪ったボールをワシントンがキーパーが前に出ているのを確認しロングシュートもキーパーはじく。

40分を越えた辺りからパスミスや連携ミスが目立つようになる。

43分 トゥーリオと都築の連携ミスであわやゴールを奪われそうに。



前半にしてかなりハードな試合展開を逃げ切り、前半を折り返す。



後半セパハンはMFに攻撃的選手を投入して挑む。

   しかしながら凄い所からロングスローを放り込むセパハン。

後半3分 堀之内が上手く股抜きドリブルをカット。

5分 相手陣内で奪われたボールをドリブル&パスで繋がれ、ミドルレンジからシュートを打たれるが右に外れる。

6分 永井が左サイド浅い位置からワシントンにクロス。それを受けたワシントンがシュートまで持っていくがキーパーに阻まれる。

後半になりセパハンのプレッシャーが強くなりレッズは攻めにくくなる。

10分 センターライン付近で長谷部がインターセプト。それが永井→ポンテと繋がり、オーバーラップし相手ペナルティエリア内に走り込んだ長谷部へポンテが小さいクロスをあげる。そのボールは長谷部へと繋がり、切り返そうとした長谷部が倒されるも、それはPKを取ろうとした故意の転倒と見られ、シミュレーションを取られイエロー。

12分 自陣でカリミへのスルーパス、オフサイドは取られずピンチも都築が抑える。

14分 セパハン最後の交代を使い切る。

15分 セパハン陣内右サイドでレッズがボールを回す。ポンテが長谷部にループパス、それを長谷部がすかさずクロス。そのボールをゴール真ん前でDFがクリアミスをワシントンの元へ。しかしボールはバウンドしシュート出来ず。決定機逃す。

20分 ペナルティエリア付近右サイドからナビドキアの突破からゴール前にパスで、セパハン決定的なチャンスもレッズDFがクリア。


20分台前半 セパハンのプレッシャーをかけた攻め込みにレッズのパスが繋がらず、危険な場面が。

トゥーリオはオフサイドの無い判定に抗議。


25分 コーナーのこぼれ玉をトゥーリオが拾い、左サイド、長谷部へパス、長谷部はドリブルで左サイドへ、そして左サイドのトゥーリオへ、トゥーリオはワンタッチでゴール前ワシントンへクロス、走り込んだワシントンは右足でゴール前左側永井へ落とし、永井がシュート!キーパーがはじいたボールを更に阿部がヘディングで押し込み追加点!

30分 セパハンの怒濤の攻撃。最終的にシュートまで持ってかれるがオフサイド。

35分 ポンテ退く。

37分 左サイドをえぐられ、中央ナビドキアに繋がれシュート!枠を外れるがまだまだあきらめないセパハン。

41分 田中達也、永井に変えて投入!

43分 相手ペナルティエリア付近左サイドからスローイン。ワシントンに通る。ワシントン切り込むも阻まれる。

44分 長谷部のシュートはゴール左にそれる。

セパハンの左からのグラウンダークロスをレッズDF辛くも足に当ててクリア。

45分 ワシントンに変えて、野人・岡野投入!

48分 レッズ初優勝!







あれから8年。

2007年11月14日。

サッカーAFCチャンピオンズリーグ2007。

降格という悪夢から、とうとうここまで登り詰めた浦和レッズ。当時の「降格」は、J1J2入れ替えが始まって間もない頃で、地獄と同等だった。

地獄落ちしたそのレッズが、あの悲しい決勝ゴールのレッズがアジアNO.1になったことは、僕にとって感慨深いものがあった。

彼が帝京高校で16歳の頃から知っている同じ名前の田中達也、日本を初めてのW杯に連れて行くゴールを決め熱狂させた岡野雅行、ウ゛ェルディ時代に得点王に輝いたにも関わらず、チームのJ2落ちを味わったワシントン。

何気にレッズは思い入れの深い選手が多く、僕は毎週末、テレビ埼玉でテレビ観戦をするのだが、この日の喜びはひとしおだった。



選手達はもう、リーグ戦の優勝を次は考えているようだ。是非2冠、そして12月の世界クラブ選手権で良い活躍をしてほしい。






『My everything 〜旅路の果てで一体何を手にするんだろう〜』 梅澤 達也
(090-1738-6533、be_hero_in_shifukunoworld0728@yahoo.co.jp)
Mr.Children “HOME” TOUR 2007 -in the field- 日産スタジアム [2007年10月02日(Tue)]
My everything 〜旅路の果てで一体何を手にするんだろう〜



Mr.Children “HOME” TOUR 2007 -in the field- 日産スタジアム






いやぁ…あぁ…ね…もう言葉がない。感無量で、何て言いましょう…小田和正的に言うと、言葉にできない?

私事ですみません。最高に感動してしまったので書かせて下さい。

行ってきました、9月8日のMr.Childrenコンサート


とにかく素晴らしい、最高のコンサートだった。
ちなみに僕は5年位前から滅多に「最高」とか「感動」なんて言わなくなったのです。





           ギター1年9ヶ月ぶりのコンサートギター


3月にアルバム『HOME』が出て、9月に入ってからは気が気じゃなく待ちに待った今回のコンサートびっくり

今コンサートは、2005年12月の「TOUR 2005 IハートU」東京ドーム公演以来1年9ヶ月ぶり。

僕が初めて参加したのが2004年9月の「Tour 2004 シフクノオト」横浜公演だから、「 TOUR 2007-in the field-」横浜公演はある意味、HOMEスタジアムに凱旋してのコンサートになるわけです。

さらにMr.Childrenは今年結成15周年ということ、「TOUR 2005 IハートU」コンサート以来「しるし」,「フェイク」,「彩り」など傑作を生み出しながらap bankでの活動を経て成長しているということ、そんなMr.Childrenだから、期待をしない訳にはいかない。






        ひまわり -in the field- 日産スタジアムひまわり

3時間前にスタジアムに行ったのに、何だかんだで開演20分前にアリーナへコンサートに参加したことがある人は分かると思うけど、開演前によく分からない音楽が延々流れてるんです。

TOUR 2005 IハートU」の時に流れてた音楽は小林武史(Mr.Childrenのプロデューサー)の作るサウンドって感じで大好きだったんですが、今回はカントリー調の曲でそれもまた「HOME」らしくて良かった。ただ開演20分前に入ったこともあって、長く聴けなかったのが残念悲しい

でもアリーナ気持ち良い!!!日本代表になった気分!笑 なんせW杯の決勝の舞台ですからサッカー

開演前なら、アリーナ席内であれば最前列まで移動可能ということで、ステージの近くまで行くと凄い臨場感あんな近くで聴いたらヤバいです。

自分の席に戻り、日が暮れ始める頃には、スタンドも徐々に席が埋まってきて、65000人が集結する。開演予定の18時を少し過ぎたところでスタジアムのライトが落ちた。開演の合図。





     音符Mr.Children “HOME” Concert 2007 開演音符

アニメーション映像がスクリーンに映されてスタート、メンバーの登場!演奏し始める。『これ何だ!?聴いたことあるんだけど…』。Mr.Childrenらしい“匂わせイントロ”が流れ、



「たーーーーーだぁ 目の前に並べられた仕事を手際よくこなしてく…」



この「HOME TOUR 2007」ツアーのテーマソングとも言える「彩り」で幕が開けた。

今回のツアーでは、サブメンバーに四家卯大ストリングスとBank Bandでもやっている山本拓夫など豪華豪華極め付けに小林武史がずっとキーボード弾いているピアノ感涙


〜Set list〜

1.彩り

2.名もなき詩

3.星になれたら

4.シーソーゲーム〜勇敢な恋の歌〜

5.CROSS ROAD

6.Tomorrow never knows

7.my life

8.ひびき

9.もっと

10.HERO

11.imagine(by John Lennon)

12.CENTER OF UNIVERSE

13.Dance Dance Dance

14.フェイク

15.Any

16.口笛

17.Sign

18.ポケットカスタネット

19.Worlds end

20.終わりなき旅

21.しるし

〜ENCORE〜

22.Wake me up!

23.innocent world

24.旅立ちの唄





      音符Mr.Children “HOME” Concert 2007 終演音符

毎度毎度のことですが、スタジアムが暗くなった瞬間から涙が止まらない。スタートが「彩り」という反則技。とりあえず「星になれたら」まで第一波の涙。

映像も相変わらず凝っていて、所々、丹下紘希(Mr.ChildrenのPV監督)の作品かな?って思った映像もあった。「imagine」や「口笛」みたいに、珍しく歌詞をスクリーンに映した演出も良かった乾杯

「imagine」と「CENTER OF UNIVERSE」では、Mr.Childrenらしい、世界平和や貧困撲滅を訴えるような映像が流れました。10数年の活動を経てそういうレベルのバンドになった、そして15年目でそれすらもHOMEと言い放てるバンドになったのも、変な話、感慨深い。

スタンドで手拍子している観客の人を眺めているときれいだったし、夜になると星も出てきてきれいだった星

今回は15周年だけあって古い曲から新しい曲までファンにはたまらないナンバーのオンパレード。これ見ただけでお腹いっぱいでしょう。


個人的にこれらの曲に大感動↓

「口笛」は中2の時にファンになるきっかけとなった曲で、当時の思い出も重なって大切な曲。ちょっと…これは…今までで最も泣いてしまった。

「口笛」〜「Sign」の流れに感動。

「Any」,「終わりなき旅」は、高校時代、苦悩していた時期にいつも傍で支えてくれた曲。

「CENTER OF UNIVERSE」,「フェイク」,「Worlds end」は、世の中に憎しみや疑問を持ったり、怒りを露にしたい時に代弁してくれる曲。

「innocent world」はあまり好きではなかったが、「Tour 2004 シフクノオト」で、その生の音に心臓を揺さぶられた曲。

「HERO」は「Everything (It's you)」と並んで、オレの人生のテーマ曲。

「しるし」は人生最高のラブソング。





  花火まだまだ聴きたい曲は沢山ある。でも一夜じゃ足りないね花火

時間的に最高と言わざるを得ない内容。短い!!!!!3時間もやってねーだろいや、やったんだけど、この人達の持ち歌、名曲多過ぎ。まだまだ聴きたい曲は沢山ある。でも一夜じゃ足りないね花火

「くるみ」に「Everything (It's you)」、「and I love you」に「君が好き」、アルバム曲なら「タガタメ」,「蘇生」,「PADDLE」,「空風の帰り道」…言い尽くせない。「NOT FOUND」特に聴きたかった。というか「箒星」やってないし。





    キラキラとてつもないポテンシャルとクオリティーを秘めた曲キラキラ

「終わりなき旅」のサウンドが今まで以上に凄い格好良かった気がしたのは僕だけかなぁ?凄い炎衝撃的炎な音だった。アレンジがいつもと違った?アリーナだとあぁ聴こえるんですかねはてな

四家卯大ストリングスの生演奏効果はあるんだろうけど、ロックとオーケストラの融合(と僕はそう位置付ける)であるMr.Childrenサウンドの真骨頂に感じた。桜井さんもなんだか力が入っていた気もした。


「しるし」の生演奏は素晴らしい。素晴らしい。素晴らしい。美しい曲。


もう知っている人も多いと思いますが「旅立ちの唄」。恐らくスタジアムツアーで初めて披露されたこの曲。映画「恋空」の主題歌音符

だからといって過大評価するつもりは全くない。でも音はとてつもないポテンシャルクオリティーを秘めた曲だと感じました。歌詞は聴き取れなかった。





     リボンこのコンサートを観せられて本当に良かった。リボン

しかしながらMr.Childrenのファンは幅広い。下は高校生、上は70歳のおばあちゃん。昨日も50代位のおばさんが4人組で居て少し驚いた。子供に連れて来られてじゃないんですよ?

今回僕は、Mr.Children好きな(僕の影響なんだけど)母と叔母を初めて招待したのですが、このコンサートを観せられて本当に良かった。大感動。母に至っては「彩り」,「HERO」「口笛」,「Sign」,「しるし」と大好きな曲をほぼ全部演奏してくれたと大満足 ハート





              僕がいる。ありがとう。

僕の人生は本当にMr.Childrenに影響されていて、“現在の自分”も、“今までの自分”と“Mr.Children”が作っているものと言っても過言ではないんですよ。僕にとってのMr.ChildrenなりMr.Childrenの音楽って、ただのエンターテイメントや娯楽としてのものではなくて、僕を形成するもの、人生の一部、そういったものなんです。

だから、好き嫌いで語るものではないし、どんなところが好きっていうものでもない。皆さんも自分のどこが好き?って聞かれても、自分は自分だから好き嫌いを言っても仕方ないと思いませんか?そんな感じ。

自分が存在すると必ずそこにMr.Childrenが居てしまうんです。それは、Mr.Childrenの誰かが世紀の大犯罪者になっても残念ながら変わらない。嫌いになんかなれない。自分ですから。犯罪者であっても自分がしたこと、罪を償うなり受け入れるんです。

屈折してますかね。笑 でも、良くない例えだけど、槇原敬之を愛している人なら理解できるかな?

とまぁちょっと語ってしまいましたが、こんな感じです。


初めてのアリーナ席、最後方Jの席で凄い遠くて全然見えないことも覚悟していました。まぁ人と人の隙間から見える感じで観にくかったけど、HOMEな曲ばかりだったから、距離感は近かったです。それが凄い温かく感じて嬉しかったです。

日常を「シフクノオト」の時より大切に感じた、これからもっと大切に出来そうな気がする。


Mr.Childrenがいる。ありがとう。

僕がいる。ありがとう。







『My everything 〜旅路の果てで一体何を手にするんだろう〜』 梅澤 達也
(090-1738-6533、be_hero_in_shifukunoworld0728@yahoo.co.jp)
AFCアジアカップ 2007 [2007年10月02日(Tue)]
My everything 〜旅路の果てで一体何を手にするんだろう〜


2007/07/29の記事です。


少し前になりますが、アジアカップ準決勝サウジアラビア戦で日本は敗退しました。サッカーファンの方は翌日のテンション最悪でしたでしょう?

僕もそうでしたよ落ち込みまぁでもチームとしてはあのコンディションの中、よくやったと言ってもいいでしょう。



僕が考える敗因は、俊輔の言うように“決定的な場面で決めることが出来なかった”、前回の記事でも述べ、敗戦後オシム監督も愚痴ったように、相手ペナルティーエリア手前でフリーになった時にもっとシュートなりドリブル突破するような“個人能力の高い選手が居なかった(若しくは少なかった)”ですね。


でもオシム退任論があまり強くなくて良かったですね。目標は2010年のW杯ですから。そこで今回の敗戦が活かされれば良いんです。まぁコンフェデレーションズカップに出場出来ないのは寂しいですが。



何はともあれ、一昨日やっと夏休みに入りました〜笑い学生時代最後の夏休み…多分(笑)、色々手ぇ出して楽しも〜っとひまわりスイーツもなるべくいっぱい食べようと思いますのでよろしくお願いしますびっくり






『My everything 〜旅路の果てで一体何を手にするんだろう〜』 梅澤 達也
(090-1738-6533、be_hero_in_shifukunoworld0728@yahoo.co.jp)
AFCアジアカップ 2007 [2007年10月02日(Tue)]
My everything 〜旅路の果てで一体何を手にするんだろう〜


2007/07/22の記事です。


オーストラリア(以下豪州)戦、勝ちましたね〜笑顔そんな興奮のまま書かせていただきます!

グループリーグ初戦・カタール戦でいきなり1―1の危なっかしい試合をした日本はその後、UAE戦を3―1、ベトナム戦を4―1と順調に決勝トーナメントに駒を進めました。いや実際2戦目UAE戦はちょっと恐かったですけどね〜。

ご存じの方も多いと思いますが、UAEって何かと日本の前に立ちはだかるんですよね、実力的に勝るのに。近々では'98W杯予選では引き分け、(それ一つが原因ではないが)カズが心無いサポーターに生卵を投げ付けられています。'05キリンカップでは負け。結果的にも負け越し。

今回、1分けで迎えるUAE戦だっただけにビクビクしてたんですが、選手達はやってくれましたね。まぁカウンターからの1失点は修正すべき点ですが。

そんなこんなで決勝トーナメントに駒を進めた日本は昨日豪州戦を迎えました。オーストラリアといえば昨年のW杯で逆転負けを喫した因縁の相手。リベンジを果たしたい。

だが豪州にはFWビドゥカにMFキューウェル(リウ゛ァプール)、他にも欧州主要リーグでプレイする選手を多く抱えていて厳しい相手。オレらサッカーファンは手に汗握ってたでしょう。


前半、日本は終始ボールを支配するが巻の惜しいシーン含め決め手に欠け無得点。逆に豪州もビドゥカ中心にボールを集めるが、中澤が徹底マーク、こぼれ玉を阿部や鈴木がきっちり処理。両者無得点のまま後半へ。

後半もボールを支配する日本。均衡が破れたのは24分、16分にビドゥカに替わり投入されたキューウェルのニアサイドを狙った右コーナーキックは低い弾道を描き、ワンバウンドしてファーサイドに流れようとしたボールをアロイージに押し込まれゴーーーーール
!!!豪州に先制点許す困った



しかーし!その3分後、日本は左サイドを上がった俊輔がクロスをあげる。そのボールをファーサイドで待ち構えていた巻がヘディングで落とし、豪DFがクリアミスしたボールを高原が奪い、右足でシュートフェイントでDFを抜き左足でドーーーーーン!!!同点に追い付く!




その後は両者譲らず後半終わっても決着は付かず、延長戦に入っても決着は付かず、PK戦へ…。


PK戦

PK1本目:
キューウェルが左足でゴール右を狙ったが、川口が完全に読み切ってセーブびっくり




日本PK戦1本目:
俊輔が左足でゴール右へシュート!GK読み、わずかに触れるが、シュートの勢いが上回りゴールネットを揺らすびっくり

PK戦2本目:
ニールが右足でゴール左へシュート。しかし川口がまたも神懸り的なセーブびっくり前回大会を彷彿とさせる。

日本PK戦2本目:
遠藤が相手GKのタイミングをうまくずらしながら、ゴール左隅へ決める。

PK戦3本目:
ケーヒルが落ち着いてゴール左へ決める。

日本PK戦3本目:
駒野が長い助走からゴール左上に勢いのあるシュートを決める。

PK戦4本目:
カールがゴール右隅に低いシュートを決める。

日本PK戦4本目:
高原が右足でシュート!なんとゴール上に外す雷




PK戦5本目:
カーニーが左足でゴール左隅に決める。

日本PK戦5本目:
中澤が長い助走からゴール右上に決めるびっくり




日本がPK戦を制し、ベスト4進出びっくりびっくりびっくり




やっぱ川口はヒーローですよびっくり内容的にも日本が終始主導権を握り、あのコンディションの中で、オシム監督が掲げた“考えて走るサッカー”が出来、W杯ではやられた豪州の攻撃も攻略出来たし、何せ大会前にオシムが言っていた“結果を重視”も果たせ3連覇へも大きな一歩を進められた。そして、今後、W杯予選でも確実に立ちはだかる相手にこの結果は大きい。

ただ相手ペナルティーエリア手前でフリーになった時にもっとシュートなりドリブル突破して欲しかった。その辺、田中達也みたいなキレのあるドリブラーが欲しい気もしました。

とにもかくにも、日本にとっては大きな1勝になったと思います。

次戦は、サウジアラビアに決まったみたいですね。グループリーグを最多9得点で突破したウズベキスタンを下しての進出。でなくてもW杯を何度も経験しているサウジですから、また大変な試合になるんでしょう。

決戦は25日。皆さん、日本から遠く離れたベトナム・ハノイへ祈りを捧げましょう。






『My everything 〜旅路の果てで一体何を手にするんだろう〜』 梅澤 達也
(090-1738-6533、be_hero_in_shifukunoworld0728@yahoo.co.jp)
ワタミ株式会社 代表取締役社長・CEO 渡邉美樹氏 講演会 [2007年10月01日(Mon)]
My everything 〜旅路の果てで一体何を手にするんだろう〜


2006/11/16の記事です。


11/14(火)に明治大学で開催されました、「ワタミ株式会社 代表取締役社長・CEO 渡邉美樹氏 講演会」の感想を書き綴りたいと思います。

渡邉美樹氏、我が明治大学商学部卒の経営者、僕の尊敬する人物の一人です。


会場は大学のメイン校舎の数百人収容出来る教室。教室に入って壇上から見て左サイドの指定された席に着席し、しばらく経って諸注意があり、そして、渡邉美樹氏が壇上に招かれ出てきました。出てきた瞬間、昨日最初の感動が僕の中を占めました。いつも通り(TVで観る通り)の優しい顔で、しかし内に情熱を秘めた、堂々とした佇まいの方でした。


軽い挨拶を終え、軽い世間話から始まりました。
「明治は程々にバカで人間味があって良いですね。」
会場の笑いを誘います。講演前に東大出とかのお偉いさんに会っていたようです。

そんな感じで最初は和やかなムードのまま、自身の人生を振り返りながら徐々に熱が入ってきて、僕らへのメッセージを込めつつ、随所で名言が飛び出る講演が繰り広げられました。

渡邉氏は幼い頃にお母様を亡くし、お父様は事業に失敗するという経験をしていて、10才の時、「社長になろう」という決意をしました。それが人生で一番の出来事だったといいます。

お話は高校3年生の進路相談から始まります。
地元の進学校の3年生の渡邉氏は担任との進路相談で「社長になりたいから大学で4年間を無駄にしたくない」との理由で、ほぼ100%進学の高校卒業後に進学はしないと担任に告げました。

「どっかに走ってれば何かにぶつかるんじゃないか。」

そう思っていたそうです。しかしそんな渡邉氏の発言に担任は、

「何をもって経営(創業)するか、社会は縦の関係だからそれを学ぶために大学に行け。」
と言いました。

お父様に進学金の工面を頼み、たまたま受かった明治大学に進学を決めました。
大学4年時、北半球へ世界一周。世界一周27ヶ国、世界中の大学をまわり、学生と話し、「これから何がくるか。」を話し合ったといいます。この時、「お店をやろう」と決めました。原点です。


話は遡って3年時、明大横浜会で6大学連盟をまとめます。そこで、森進一氏と明大マンドリン部のコンサートを開催し、1人1000円で、1万数千人を動員し、一夜にして1000万円程集め、寄付をしました。(寄付先は言ってたか言ってなかったか、メモを取っていて聞き逃してしまいました。)

森進一氏のギャラは通常500万円を250万円に値切ったそうです。この頃からもう企画力や交渉力に長けていたのかもしれません。

そして渡邉氏は『24才の4月に社長になる』と日付を刻みます。
「日付を刻む」、この行為が渡邉氏の代名詞と言っても過言ではありません。


『夢に日付をつける』


のです。「オレはこの日までに○○をやる」、「私はこの日までに○○になる」といった感じで。期限を決めることで自分を戒め、律するのです。

「時間は奇跡を起こす。恐ろしい。」とおっしゃっていました。今思うと24才の時にはこうなると思っていなかったと。当時上場企業は17/100万しかなかったそうですが、その17になる、と決めていたそうです。

「人・モノ・金・情報」
世界旅行中、「コンピュータは生活を便利にするが、幸せにするか?」と自分に問いたそうです。要はこの時から渡邉氏は利益目的の経営をする気はさらっさら無かったのですね。驚きました。

企業とは利益追求を目的とした組織、であるからです。企業じゃなくても働く人皆そうだと思います。いかに儲けるか、いかに高給を手にするか、さらに言えば、いかに良い仕事をするか、を考えて働くのが多くの社会人ではないかと思います。要は自分の幸せだけ。

「働く」時に人を幸せにするという目的だけ、それ“だけ”を持っている人が居るか?“だけ”ですよ?この人はそういう人なのです。社会貢献しか考えていないのです。もう富や名声を十分に手に入れたから?

いや違うでしょう。元々利益追求の姿勢が強ければ、ここまでとことん社会のことを考える心は持っていないと思ったから。綺麗事なんかでは全くない。本人を見れば分かりますよ。美しい人だから。

話は世界旅行中に戻ります。ある日NYのバーに入店した時、白や黒の様々な人種・若者からお年寄りまで様々な年齢の人が楽しく飲み踊り、語り合って素敵な笑顔のある場を見、渡邉氏は感動しました。そして決心するのです。「オレ、飲食産業やろう」


『誰がやったかなんてどうでもいい、そういう場を提供出来れば最高だ』


卒業後、渡邉氏は佐川急便に入社します。会社を起こす為の資本金を貯める為です。当時の佐川急便=残酷、という等式が成り立っていたそうです。1日22時間労働。手取り47万円、内12万円を生活費、残り25万円を1年間貯めよう。貯めた300万円が資本金。

渡邉氏は言います。


『資本金は尊い。人は金には色が無いと言うが、金には色がある。汗と命と引き換えに金。だから一番キツい佐川急便を選んだ。』


2回の事故、救急車にも乗った。赤信号の僅かな時間で寝る。そんな状態でした。救急車沙汰になった時、流石に危険だと労働時間を20時間にしたようです。続けているとやっぱり百も千も辞めたい理由が出てくる。もちろん、人間ですから、当然ですよ。

でも毎日、大きく叫び声をあげながら体を起こすんだそうです。


『何よりも怖かったのは心がすさんでいくこと』


自分の車の前に車が入ってくるだけでクラクションを鳴らしていたそうです。それまではそんなこと無かった、別に一台位いいじゃんという気持ちを持っていられた。そんな心理状態で、辞表を書く、そして寝る。


『五百も千も理由はある。千の内、万の内、1でも続けたい気持ちがあれば続ける。』


そんな佐川急便時代を終え、地元横浜の友人と開業することになり、友人に「つぼ八」の研修に行ってもらった。その友人は6大卒で新卒、当時北海道から出て来たばかりの「つぼ八」にとっては初めての人材、もちろん優遇されます。

「つぼ八」である程度勤め終わると、自分の元に戻そうとした。もちろんつぼ八の社長は「ウチの大切な社員を引き抜いてどうする!!」と怒ります。渡邉氏「引き抜いてって、元々ウチのですけど…」みたいな感じだったようです。

その日につぼ八の社長にトンカツを食べに連れて行かれ、そこで「これをやる!」と起業企画書(でいいのかな)を出しました。するとつぼ八の社長は「立地・業態が悪い」。そして「お前(渡邉氏)にチャンスをやる」。つぼ八の直営店を任せてやるということでした。

全てを任せるという訳です。その直営店代とでも言うのでしょうか、「5000万円借金させてやる。失敗したら生命保険に入って死んで返せ。」二つ返事でイエス。


『友人がつぼ八に行ってなければ和民は無い。つぼ八社長 石井せいじに出会わなければ佐川急便に逆戻りだった』


と言います。

任された店は午後4時から翌朝4時まで8回転。“回転”というのは全席において8回客が入れ替わるということ。外食産業にあまり詳しくない方には分かりにくいかと思われますが、有り得ないことなんです。目茶苦茶忙しいということです。

しかし次第に任された店を駄目にしていってしまった。26才7月、高円寺の三菱銀行支店長から「5000万円貸してやる」と言われたが、3号店4号店と続々と潰れていく。銀行に支店長の元へ足を運ぶと出ない。居留守を使っているんです。

ある日完璧に居留守がバレ、渋々出てきた支店長ではない部下(?)に「2000万円貸してくれ」と頼むが「我々はあなたの事業に金を貸せないんじゃない、人間性に貸せないのだ。所詮あなたは…」

悔しくて悔しくて高円寺のターミナルを渡れなかった。電柱で悔し泣きもした。そして潰れた。

ある日取引業者酒屋が訪ねてきました。『とうとう契約解除か…それだけは…』
酒屋が持ってきた風呂敷に2000万円。
「使って下さい。あなたはまだいける。ここで終わる人間じゃない。」

半年で立て直したそうです。渡邉氏は言います、「取引業者酒屋が居なければ、和民は無い」

なぜ酒屋と石井社長はそうしてくれたのか?
あの佐川急便で一年耐えたという“信用”。そして6大新卒の友人が命かけてついていくと言った“保障”。この2つだと言います。

和民が出来るまでのお話はここまででした。時間がきてしまったんです。この後は渡邉氏が他にやっている教育や農業等の話、政治や人間の現代日本の問題が話されました。ここからはポイントでお話しします。

渡邉氏は


『1店舗つくるごとに塾をつくる、人間塾をつくる』


ことを決心。人の成長に関わるには教育だと見出だしたのです。そこで出会ったのが郁文館。


『素敵な社会人になって社会に出ていく為』


の教育をしています。



またカンボジアへの寄付活動でおっしゃっていたことがあります。


『「元気で若い」に責任持て』


カンボジアの子は2才で死ぬ子もいる。日本は豊かだから関係無いのか?学校の給食、3日に1杯のご飯を半分食べて授業が始まる前に急いで家に帰り、半分を家族に分け与える。
1分に27人が飢えで死ぬ。そりゃあ目の前にすりゃ助ける。しかし無関心を装う。


『自分以外の幸せを考える人は日本には…』

『幸せは自分1人のものではない』

『自分と自分以外の人の幸せが大切』


お母様が亡くなってから「人間は何の為に生まれた?」のか問い続けているそうです。僕の目には、渡邉氏の答えは


『他の幸せの為』


だと映りました。

最後に


『夢の達成が大切ではない。その為に頑張るプロセスが大事。』

『カッコいい生き方』

『全てより自分らしい生き方・美学が出来なかったら死ぬべきだ』


以上が講演会の大体の内容です。



『決意』,『優しさ』,『情熱』,『運』,『他の幸せ』。一言にこう言っても人それぞれの価値観や見方で違うように映ると思いますが、僕が昨日感じたものはこの5つでした。やはり力強い確かな思いがあって、それの為に注ぐ尽きない熱意があり、人や地球を愛する心を持っている。それらが出会いや奇跡といったものを呼ぶ。こう感じました。

何となく何となくで過ごしている大多数の若者、何となく、楽だからそりゃ楽しい。楽しければいいのか?自分さえ良ければいいのか?社会に生きる人間としての責任は?ものは粗末にし、分別に興味無し。恵まれてるけど恵まれてない。恵まれていることが分からないから。

何か目標は?夢は?そしてその夢に『日付』は?夢に日付をつけるということは責任を伴う。コミットメントに似てるかも知れません。そして常に自分に問い続けているか?自分は美しいか?



そんなことを感じ、自問自答しました。講演中、帰りの電車の中での反芻中、感激して涙を抑えるのでやっとでした。僕は他を幸せに出来る美しい男になりたいと思いました。

長い文章を読んで頂き、ありがとうございました。





『My everything 〜旅路の果てで一体何を手にするんだろう〜』 梅澤 達也
(090-1738-6533、be_hero_in_shifukunoworld0728@yahoo.co.jp)
日本サッカーの新たな船出  ジーコJAPAN〜オシムJAPAN [2007年10月01日(Mon)]
My everything 〜旅路の果てで一体何を手にするんだろう〜


2006/07/17の記事です。



先日Jリーグサッカーを観てきました。僕の家は読売新聞をとっているということもあり、東京ヴェルディの試合の観戦チケットを頂けるのです。

対戦相手は徳島ヴォルティスという四国のチーム。2005年にJFLからJ2に昇格してきた若いチームです。ヴォルティスとは鳴門の渦潮からヒントを得たもので、イタリア語のヴォルティチェ(VORTICE)に、T-土佐(高知)、I-伊予(愛媛)、S-讃岐(香川)と四国各地の旧国名を絡ませて四国全域で応援していく姿勢を表現したものです。


そんな若いチームですから、やはりJリーグ発足からJ1でトップを走っていたヴェルディに勝つことは難しい。実際、4−2でヴェルディが勝利した。しかしヴェルディはJ2に降格してJ1当時の主力は殆どチームを去っている状態だ。だから戦力的には落ちている。しかしやはりチーム全体として“経験の差”は大きい勝因ではないだろうか。

その“経験の差”は日本代表と世界においても言えるだろう。

明日は、W杯南アフリカ大会への第一歩、オシムジャパン最初の親善試合ということで、今回は、この“経験の差”を1つのキーワードに、〜2006 FIFA W杯 ドイツ大会〜を振り返ってオレの見解を述べる。そして述べた上で、皆さんの生の声を聞きたいと思い、この企画を立ち上げます。


         2006 FIFA W杯


マスコミや世間(マスコミに躍らせれているだけかも知れないが)で連日「惨敗だ」「不甲斐無い」等と言われているが、果たして本当にそうだろうか。確かに一見、結果だけを見たら0勝1分2敗と決して良いものとは言えない。ではそう言う人たちはどのような結果を予想していたのだろうか。2勝1敗で決勝トーナメントに進出できると踏んでいたのだろうか。



日本より先にW杯に出場している、同じアジアの強豪・韓国。今ドイツ大会で7大会連続8度目の出場の韓国の今までのW杯戦績は、

1954スイスW杯グループリーグ敗退
1986メキシコW杯グループリーグ敗退
1990イタリアW杯グループリーグ敗退(0勝0分3敗)
1994アメリカW杯グループリーグ敗退(0勝2分1敗)
1998フランスW杯グループリーグ敗退(0勝1分2敗)
2002日韓W杯4位 グループリーグ(2勝1分0敗)決勝トーナメント(2勝0分2敗)

と、(’54と’86の戦績が分からずに申し訳ありませんが、何十年もサッカーを見てきた知り合いによれば確実に)1勝も出来ていないのです。日韓大会で勝ってるって?いえいえ、ホーム(自分の地元。自国)の大会での勝利は本当の勝利ではないのです。これは中田英寿選手を始め、多方面で言われています。そう、逆に言えばアウェイでの試合や大会で勝つということは大変なことなのです。“ホームの利”,“アウェイの不利”ということです。

実際に今大会で例を出せば、グループリーグでのアメリカV.S.チェコ。アメリカは、今年2月にアメリカで行われた日本との試合で3−2と勝っています。アメリカって強いの?と思う人もいるかもしれませんが、それはアメリカの選手の殆どがアメリカのリーグでプレーしているため、あまり日本のスポーツニュースでの露出が無く、力のレベルが分かりにくいのが原因だと思われますが、十分世界に通用する戦力のある国です。

そのアメリカがチェコ相手に0−3の大敗。確かにチェコはヨーロッパの強豪ですが、ただチェコが強いことが敗因ではないでしょう。そう、“アウェイの不利”も一因でしょう。“アウェイの不利”とは主に「時差の違い」,「気候の違い」。選手たちはアウェイの地でこれを克服出来ずコンディションをベストに持ってこられない。中村俊輔選手もドイツの地で何らかのウィルス(?)によって毎日高熱を発症し、ベストコンディションを作れなかったと言います。

また、韓国はグループリーグのトーゴ戦で2−1の結果で勝利を収めた試合終了後、ピッチ(グラウンド)上で泣いているかのように喜んでいた。それだけアウェイで勝利することは至難の業なのである。



日本代表はご存知の通り3大会連続出場3回目。しかし前回大会はホームだと言うことで無視して考えると、今回はまだ2度目のW杯。今大会で決勝トーナメントに進出したイタリアは16回,フランスは12回,ドイツは16回,アルゼンチンは14回,ブラジルは18回・・・と16チーム中9チームが10回以上の出場経験がある。8回が2チーム。また、出場回数が少ないポルトガルやウクライナ等もヨーロッパの強豪クラブに所属し、レギュラーを張っている選手が多数いる国だ。また、真剣勝負の経験も多い。チャンピオンズリーグ等で。

では日本はどうだろう。中田,中村,小野,稲本・・・(帰国している選手もいるが)は海外でプレーしていたものの、中堅、若しくは下位のチームに所属、チーム内でレギュラーの座を奪えていない選手が多い。もちろん、チャンピオンズリーグ等の出場も確か無い。UEFAカップに小野が出たか・・・?

上記(W杯出場回数)も踏まえ、これを考慮すると、今回の結果は「惨敗」でも「不甲斐無」くもない。これは決して悲観的な見解ではない、むしろポジティブな見方だ。



オレが今回一番感じたことは、選手もサポーターも世界を知らな過ぎた。そして日本代表を過大評価し過ぎていた。いくら親善試合等で外国と対戦してきたとはいえ、W杯の本大会というものはまるで空気から緊迫感から何もかも違った。これまで中田が警鐘を鳴らしていたことはこのことだったのではなかろうか。事実、この警鐘が他の選手の心に響ききらなかったことが、精神的な甘さや体力の無さとして露呈したのではないか。とオレは感じている。

皆さんはW杯をどれだけ観ただろうか。僕は約8割の試合を録画し、6〜7割の試合をTVで観戦した。
それで思ったことは、まずは己の無力さを知れ。そして絶望感を感じ、何が出来ていて何が出来なかったのかを把握し、出来なかったことに関しては解決するべきだ。まず必達目標を設定し、次に先の大きな目標を改めて設定する。現在の日本の必達目標は「90分ないし120分間を走りきれる体力をつける、そして強い精神力を身につける。=初勝利」、先の大きな目標は「W杯での優勝」であろう。

ということで今回の結果は相応なもの。これでいい。今回引き分けで勝ち点1が最高の結果だったものを次回南アフリカ大会では1勝で勝ち点3をもぎ取る(“アウェイの不利”の中での1勝に意味がある)。2014年ブラジル大会では2勝とか決勝トーナメント進出。一歩一歩進んでいくべきだ。


以上がオレの見解です。皆さんが今回のW杯、日本戦だけでも構いません、観た感想やこの文に対する意見や質問等コメントして頂ければ嬉しいです笑顔

明日の試合では注目の選手が多数出場するでしょう。現在Jリーグで日本人得点王の広島FW佐藤寿人、新顔の沖縄人初選出の川崎FのFW我那覇和樹、昨年末の大怪我でドイツ大会は不出場だった、高校時代から注目されていた浦和のFW田中達也等の飢えに飢えている選手が選出されています。初のオシム采配も見物でしょう。なんせ低迷していたジェフ千葉をカップ戦で優勝させたのですから。楽しみですよ、明日の試合!


2006 FIFA W杯

          http://www2.asahi.com/wcup2006/





『My everything 〜旅路の果てで一体何を手にするんだろう〜』 梅澤達也

(090-1738-6533、be_hero_in_shifukunoworld0728@yahoo.co.jp)
My everything [2007年09月27日(Thu)]
My everything 〜旅路の果てで一体何を手にするんだろう〜


こんにちは笑顔


おいしいスイーツ☆ お菓子をはじめ、東京 スイーツ,人気 スイーツから掘出しスイーツまで紹介する、おすすめスイーツガイド

を運営しております、梅澤達也と申します。


上記サイトでは主に僕のオススメスイーツを紹介しておりますが、こちらは“店長日記”とでも言いましょうか、僕の日常を切り取ってお送りしたいと思います。

“喜怒哀楽”話や報告等、そして、皆様に役立つかどうか分かりませんが、“梅澤達也”&“梅澤達也selection”を紹介していきたいと思います。

そうですね、所謂、吉祥寺とかにあるショップのHPで、店長さんがやっているブログみたいなものです。

スイーツガイドとは違った、素の自分でやりたいと思いますので、一人称は「オレ」でいかせていただきますひまわり


スイーツガイドをご覧下さった方には、恐らく今までは、『このサイトの運営者の梅澤ってどんなヤツなんだろうはてな』と疑問に思われた方もいらっしゃるでしょう。

そんな方にはココで、『こんな人間なんだぁ』とか『こんな趣味もあるんだぁ』なんて思っていただけると嬉しいです。

そうではないという方も、同じ趣味等があれば、コメントなど何でもして下さい音符


_______________________


ブログ名である、

『My everything 〜旅路の果てで一体何を手にするんだろう〜』

は、このブログ開設当時のオレのテーマソングである、Mr.Childrenの「Everything(It's you)」から名付けました。

人は誰でも人生という長くて短い旅をしていると思うのですが、今、オレも旅の途中、様々な感情が渦巻いているんです。

何かに迷っていたり、何かに怒っていたり、はたまた何かに喜びを感じていたり…

ただ、そこで感じるものや得るものは、社会を泳いでいく上で全く意味を成さない。でも自分が生きていく上では大事だったり、重要なことだと感じている。でも日本の社会はそんな思想じみたものは不要。むしろ個人の思想は排除される。


そんな渦巻く人生の中での“葛藤”が、そんな青い自分がこの曲にとても表れているなと感じ、タイトルに入れました。


お暇な時に見ていただけると嬉しいです。よろしくお願いします。

では…






『My everything 〜旅路の果てで一体何を手にするんだろう〜』 梅澤 達也
(090-1738-6533、be_hero_in_shifukunoworld0728@yahoo.co.jp)
プロフィール

たつやさんの画像
リンク集
https://blog.canpan.info/everything/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/everything/index2_0.xml