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今後の「灯台ホリデイin恵山岬灯台公園」について [2024年04月01日(Mon)]
2023年10月から11月にかけて開催しました「灯台ホリデイin恵山岬灯台公園」は、
2024年も7月末に戻ってきます。

今年は、恵山岬灯台活用協議会のメンバーでもあり、
昨年も活躍したRISEMANが主体として、
新しい「灯台ホリデイin恵山岬灯台公園」を企画・準備から盛り上げていきます。

この新しい灯台ホリデイは、昨年のものと少し違う形での開催になることもあり、
混乱を招かないように昨年用意したウェブサイトは閉鎖しました。

今までの活動や昨年の内容は、
こちらのブログ、「海と灯台プロジェクト」のウェブサイト、Instagramアカウント上に残っています。
右向き三角1「海と灯台プロジェクト」
 ・イベントレポート記事:https://toudai.uminohi.jp/report/post-7367/
 ・2023年度成果報告:https://toudai.uminohi.jp/model/#esanmisaki
右向き三角1「RISEMAN」のInstagramアカウント(旧「灯台ホリデイin恵山岬灯台公園」のアカウント)
 https://www.instagram.com/riseman_todohokke/

今後は、「RISEMAN」のInstagramアカウントにて発信を行っていきますので、
ぜひ応援をよろしくお願いします。
https://www.instagram.com/riseman_todohokke/

※恵山岬灯台活用協議会へのお問い合わせは、
今後も変わらず「0138-86-7601」へご連絡ください。

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恵山岬灯台活用協議会について(2023年12月時点) [2023年12月01日(Fri)]
今年度に行いました「灯台ホリデイin恵山岬灯台公園」での実績や今後の活動方針を踏まえ、
総会の決議により、恵山岬灯台活用協議会の役員を以下のように変更しました。

会長   北條壮史(RISEMAN)
事務局長 山口健(株式会社みなとカンパニー)


団体概要

<活動目的>
 恵山岬灯台の近代産業建築物としての価値を顕在化させ、観光コンテンツへ磨き上げる。
 それにより函館市民や観光客の来訪を増やし、函館東部エリアの活性化を目指す。

<協議会メンバー>
 RISEMAN  北條壮史、道下健太朗、五ノ井武
 函館市椴法華支所長 三原克幸
 海上保安友の会道南支部理事 増井慎吾
 新道南温泉株式会社 ホテル恵風支配人 高島優二
 鰍ンなとカンパニー 山口健、品川真一郎

<事務局>
 株式会社みなとカンパニー 函館市旭町6-14 TEL0138-86-7601

<これまでの活動>
 2022年6月 結成
 2022年9月 恵山岬灯台に関する文献調査、現地調査、写真撮影を実施
        調査の一環として「恵山岬灯台Instagramフォトコンテスト」を開始
 2022年10月 灯台専門家を招き、灯台および灯台資料館視察
 2022年11月 恵山岬灯台のガイドウォークツアー試験実施、周遊ツアー試験実施
 2023年1月  イベント「灯台サウナ」試験実施
 2023年1月  市民・観光客向けアンケート実施
 2023年3月  恵山岬灯台写真展を開催(金森赤レンガ倉庫、ホテル恵風)
 2023年3月  函館市公式観光情報サイト「はこぶら」に恵山岬灯台の特集記事掲載
 2023年7月  イベント「灯台ホリデイ in 恵山岬灯台公園」企画、準備スタート
 2023年10月、11月 イベント「灯台ホリデイ in 恵山岬灯台公園」開催

<今年度内の活動予定>
 2023年12月 「航路標識協力団体」に応募
 2024年2月  「海と灯台プロジェクト2023 成果報告会」にて「灯台ホリデイ」の報告実施
 2024年3月  イベント「灯台ホリデイ」を愛知県美浜町 野間埼灯台で連携実施

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イベント「灯台ホリデイ in 恵山岬灯台公園」終了のお知らせ [2023年11月20日(Mon)]
日本財団「海と日本プロジェクト」の一環である「新たな灯台利活用モデル事業」の助成を受けて、恵山岬灯台活用協議会が2023年度に実施したイベント「灯台ホリデイ in 恵山岬灯台公園」は、イベント最終日の11月19日をもって終了いたしました。
函館東部エリアならではの、海と灯台と活火山が織りなす絶景空間で、まったりと休日を満喫できるイベントとして、2023年10月7日(土)〜11月19日(日)の隔週土日祝、計10日間にわたり開催。延べ約300人という、多くの方にお越しいただきました。
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【イベント概要】
・イベント名
 灯台ホリデイ in 恵山岬灯台公園
・主催
 恵山岬灯台活用協議会 
・共催
 日本財団 海と日本プロジェクト
・実施日
 2023年10月7日(土)〜11月19日(日)の隔週土日祝、計10日間
・会場
 恵山岬灯台公園(北海道函館市恵山岬町)
・参加費
 1人1,500円(事前予約で500円割引)
・参加費に含まれるもの
 @灯台散策ガイドツアー 約30分
 Aチェアリング体験(快適な椅子の貸し出し、ドリンク1杯と菓子付き)
 B対象店で特典や割引が受けられる「灯台パスポート」

【体験内容】
・灯台散策ガイドツアー
 恵山岬灯台にまつわる物語や自然景観を地元ガイドが案内
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・チェアリング体験
 屋外に座ってのんびりくつろぐアウトドア「チェアリング」体験(イスの無料で貸し出しあり。ドリンク1杯とお菓子も提供)
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・マルシェ
 飲食、海産物販売、縁日コーナー、キッチンカー出店、薪割り体験、ドッグラン
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・「灯台パスポート」の進呈
 帰路も寄り道しながら周辺エリアの観光を楽しめるよう、函館東部エリアの店舗・施設に提示すると特典や割引が受けられる「灯台パスポート」を参加者に進呈。また、参加者に、恵山岬灯台をイラスト化した千社札風の灯台シールをプレゼント。2回目の参加でもらえるゴールドシールも用意
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【参加者の声】
「恵山岬灯台公園からの噴火湾の眺めと椴法華の海と山の幸に癒やされ、地域を盛り上げたいと熱い思いを持った若者たちに元気をもらえました」

「すごく良かった。椴法華地区の若い世代の熱意が伝わってくる良い取り組みだね」

「晴れた日の恵山岬灯台、絶景です」

「灯台があることも知らなかったがすごくすてきだなと…」

「かわいいガイドさんと楽しくお話をさせて頂いて、素敵な思い出が出来ました。また是非参加したいと思います」


【最後に】
「灯台ホリデイ in 恵山岬灯台公園」にご参加いただいた皆様、ご支援、ご協力いただいた地域の事業者の皆様、サポーターの皆様に、恵山岬灯台活用協議会一同心より感謝申し上げます。灯台等の地域の資産を活かすとともに、今回得た知見・課題をふまえながら、今後も、椴法華エリア・はこだて東部地区の活性化に取り組んでまいります。

イベント終了に伴い、誠に勝手ながら、「灯台ホリデイ in 恵山岬灯台公園」ウェブサイトは2024年3月をもちまして閉鎖いたします。2024年度の開催予定は当ブログや公式Instagramでご報告いたします(夏季の開催を目指して準備中)。
今後ともよろしくお願いいたします。

▼公式Instagram
アカウント名:riseman_todohokke
当協議会のメンバーでもある、椴法華エリアの地域おこし団体「RISEMAN」メンバーが、灯台ホリデイ公式Instagramを引き継ぎました
 https://www.instagram.com/riseman_todohokke/

▼公式ブログ
 https://blog.canpan.info/esanmisaki/
新イベント「灯台ホリデイ in 恵山岬灯台公園」について  [2023年09月18日(Mon)]

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函館市の企業や椴法華(とどほっけ)エリアの若者による恵山岬灯台活用協議会は、2023年10月7日(土)〜11月19日(日)の隔週土日祝、新イベント「灯台ホリデイ in 恵山岬灯台公園」を開催します。

知られざる恵山岬灯台の物語で知的好奇心を満たし、海・灯台・活火山がおりなす空間で快適なアウトドアチェアに座って”チル”(まったりくつろぐ)、さらには、近隣の温泉や飲食店、店舗の割引・特典サービスが受けられる…函館東部エリアならでは休日を満喫できるイベントです。

▼ポスター

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【開催情報】
イベント名
灯台ホリデイ in 恵山岬灯台公園

主催:恵山岬灯台活用協議会
   →団体概要
共催:日本財団 海と日本プロジェクト
協賛:新道南温泉株式会社(ホテル恵風・ホテル函館ひろめ荘)
   株式会社ツガイナカ中村漁場
   レストハウス 自由軒

開催日(のべ10日間)
2023年
10月7日(土)、8日(日)、9日(月・祝)、21日(土)、22日(日)
11月3日(金・祝)、4日(土)、5日(日)、18日(土)19日(日)

開催時間
10:00〜16:00

会場
恵山岬灯台公園 ※雨天時は隣接する「ホテル恵風」内にて実施

アクセス
函館駅から車で約1時間

参加費
お一人様1500円(事前予約で500円割引)

▽参加費に含まれるもの
@灯台散策ガイドツアー 約30分
Aチェアリング体験(散策後に快適な椅子を貸し出し。ドリンク1杯、菓子提供。)
B特典・割引ブック「灯台パスポート」。「ホテル恵風」「ひろめ荘」日帰り温泉や、道の駅「なとわえさん」、食堂、和菓子店などで特典・割引が受けられます。


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地元ガイドが、知られざる恵山岬灯台の物語をご案内

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快適な椅子を貸し出します。
海と灯台・活火山がおりなす絶景を眺めながら、潮風を浴び、波の音を聞く・・・ここだけでしかできない体験です!



【お得な事前予約スタート】

参加費1500円が500円割引に!

事前予約では「灯台ホリデイ」(灯台散策ガイドツアー、チェアリング、灯台パスポート)のうちの「灯台散策ガイドツアー」参加時間帯を予約いただきます。
チェアリングは散策後に、灯台パスポートは当日進呈します。



<予約方法>

1.電話で申し込む(平日9時〜17時受付)

代表者のお名前と連絡先電話番号、参加人数とともに、
参加希望日時(灯台散策ガイドツアーの開始時間)をお知らせください。

TEL 0138-86-7601
※開催日…10/7,8,9,21,22 11/3,4,5,18,19
※ツアー開始時間@10時A11時B13時C14時D15時半


2.予約フォームで申し込む(24時間受付)

@下記リンクから予約フォームに進み、
項目「日時をクリックしてください」の横の矢印>を押す

開催日が表示されますので、希望日を選択してください。

A表示された枠の中から、希望時間帯を選択

B案内にしたがって、お名前や連絡先を入力


※当日は灯台散策ガイドツアーの開始10分前までに、会場にて受付をお済ませください。
(受付は、恵山岬灯台公園の特設テントです。雨天の場合は、隣接する「ホテル恵風」となります)
※アウトドアチェアの貸し出しは原則、灯台散策ガイドツアー後です。

右向き三角1右向き三角1事前予約フォームへ左向き三角1左向き三角1


申し訳ありません!
予約フォームが分かりづらいのですが、
日時横にある「>」マークをクリックすると、開催日を選べます

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灯台ホリデイ in 恵山岬灯台 公式サイトへ


恵山岬灯台活用協議会について(2023年9月時点) [2023年09月18日(Mon)]
恵山岬灯台活用協議会 団体概要

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<活動目的>
 恵山岬灯台の近代産業建築物としての価値を顕在化させ、観光コンテンツへ磨き上げる。
 それにより函館市民や観光客の来訪を増やし、函館東部エリアの活性化を目指す。

<協議会メンバー>
 RISEMAN  道下健太朗、北條壮史、五ノ井武
 函館市椴法華支所長 三原克幸
 海上保安友の会道南支部理事 増井慎吾
 新道南温泉株式会社 ホテル恵風支配人 高島優二
 鰍ンなとカンパニー 山口健、品川真一郎

<事務局>
 株式会社みなとカンパニー 函館市旭町6-14 TEL0138-86-7601

<これまでの活動>
 2022年6月 結成
 2022年9月 恵山岬灯台に関する文献調査、現地調査、写真撮影を実施
          調査の一環として「恵山岬灯台Instagramフォトコンテスト」を開始
 2022年10月 灯台専門家を招き、灯台および灯台資料館視察
 2022年11月 恵山岬灯台のガイドウォークツアー試験実施、周遊ツアー試験実施
 2023年1月 イベント「灯台サウナ」試験実施
 2023年1月  市民・観光客向けアンケート実施
 2023年3月  恵山岬灯台写真展を開催(金森赤レンガ倉庫、ホテル恵風)
2023年3月  函館市公式観光情報サイト「はこぶら」に恵山岬灯台の特集記事掲載
 2023年7月  イベント「灯台ホリデイ in 恵山岬灯台公園」企画、準備スタート

<2023年度の実施計画>
 2023年10月、11月 イベント「灯台ホリデイ in 恵山岬灯台公園」開催
 2024年1月  イベント「灯台ホリデイ」を本州の灯台立地エリアで試験実施
 2024年2月  全国の灯台立地エリア自治体向けに「灯台ホリデイ」報告会を実施

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2022年度の実証実験イベントの様子(灯台ガイドツアー)

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海と灯台を眺める絶景空間で、企画会議!
多くの方々にこの魅力的な場所を訪れていただければ幸いです!(^^)!

金森赤レンガ倉庫で、写真展「#恵山岬灯台に行こう」開催 [2023年02月28日(Tue)]

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恵山岬灯台活用協議会は2022年度、恵山岬灯台Instagramフォトコンテストを実施しました。

受賞作品を含む応募作品から15点を展示する「写真展『#恵山岬灯台に行こう』」を、2月28日(火)〜3月19日(日)まで、金森赤レンガ倉庫で開催します。お近くの方はぜひ、ご来場ください。季節や時間によって異なる、恵山岬灯台の多彩な表情をとらえた力作ぞろい!アナタも恵山岬灯台に行きたくなること、間違いなしです。
なお4月以降、写真は恵山岬灯台近くの「ホテル恵風」内に展示をする予定です。

<「写真展『#恵山岬灯台に行こう』」のご案内>
▼日時
2023年2月28日(火)〜3月19日(日)※施設の営業時間は10時〜19時

▼会場
金森赤レンガ倉庫BAYはこだて内BAYギャラリー(函館市豊川町11-5)

▼実施者
主催:恵山岬灯台活用協議会
共催:日本財団 海と日本PROJECT、海洋文化創造フォーラム

この取組みは、灯台の存在意義を高め、灯台を起点とする海洋文化を次世代へと継承していく「海と灯台プロジェクト 新たな灯台利活用モデル事業」の一環です。

→恵山岬灯台活用協議会の団体情報や、2022年度実施計画についてはこちら
「恵山岬灯台Instagramフォトコンテスト」受賞作品発表 [2023年02月28日(Tue)]

恵山岬灯台活用協議会は、2022年9月から2023年1月まで「恵山岬灯台Instagramフォトコンテスト」を実施しました。初の試みにもかかわらず122点ものご応募が集まり、関係者一同感しています。ご応募くださった皆様、ありがとうございます!
この度厳正な審査によって最優秀賞1点、優秀賞3点、入賞を選定いたしましたので、発表します。
なおこの取組みは、灯台の存在意義を高め、灯台を起点とする海洋文化を次世代へと継承していく「海と灯台プロジェクト 新たな灯台利活用モデル事業」の一環です。


【最優秀賞】

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撮影者:chabo_pekingeseさん



【優秀賞(3作品)】

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撮影者:ekokuganさん

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撮影者:birdcatcher1223さん

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撮影者:セブンさん


<入賞作品>

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撮影者:a_aiineさん

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撮影者:チキンラーメンさん

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撮影者:bow_bow_photosさん

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撮影者:華子さん

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撮影者:益井 幸さん

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撮影者:tami_ _ _photoさん

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撮影者:ドイツの女さん

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撮影者:ri.o8oさん

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撮影者:holyknight_92さん



<「恵山岬灯台Instagramフォトコンテスト」実施概要>

▼実施者
主催:恵山岬灯台活用協議会
共催:日本財団 海と日本PROJECT、海洋文化創造フォーラム

▼募集テーマ
#恵山岬灯台に行こう

▼受付期間
2022年9月21日〜2023年1月31日

▼応募作品数
全122点。Instagramにてハッシュタグ「#恵山岬灯台に行こう」でご覧いただけます。

▼審査員
佑木瞬 氏(ドキュメンタリー写真家)
野村新吾 氏(フォトグラファー)

▼賞・賞品
最優秀賞…ホテル恵風宿泊券5万円分
優秀賞3名…函館の海の幸1万円セット


<審査員講評>

◆佑木瞬 氏(ドキュメンタリー写真家)
私は今回の審査や、実際に恵山岬に行ってみて、灯台に被写体としての面白さを感じました。工夫の余地がたくさんあることが、応募作品の多様性につながったと思います。
最優秀賞のchabo_pekingeseさんの作品は、ありのままの楽しさが伝わってくる作品で素晴らしいです。写真的に言うと灯台横の鉄塔の処理に困るのですが、それすら自然に見えるくらい風景に楽しそうな家族が溶け込んでいるように感じました。
優秀賞のbirdcatcher1223さん、ekokuganさんの作品は風景写真として非常に高度です。無駄のない構図と日の出の瞬間を切り取っているところが素晴らしいと思います。

◆野村新吾 氏(フォトグラファー)
選考の主眼においたのは、テーマ「#恵山岬灯台に行こう」です。楽しさ、美しさ、荘厳さなど、恵山岬灯台の魅力がしっかり出ていて、見る人に「行きたい」と思わせる作品を選びました。
最優秀賞chabo_pekingeseさんの作品は、子どもたちとお父さんの声が聞こえてくるような楽しい写真です。プロが撮ろうと思ってもなかなかこういう自然な感じにはならないですね。そのまま広告にも使えるのではないでしょうか。優秀賞のセブンさんの作品は、下から見上げるダイナミックな構図がいいです。年に1度のイベント(灯台一般開放)の日に撮られた写真で、飾られた旗が白い灯台に影となって映って美しいですね。


<主催:恵山岬灯台活用協議会より>
私たちの想像を超える力作をお寄せいただき、応募者の皆様に、心より御礼申し上げます。本フォトコンテストは、灯台の利活用研究の一環として実施しました。朝、昼、夜、晴天、曇天、雨天…さまざまなシチュエーションにおける写真を通じ、恵山岬灯台の魅力を再認識することができました。
130年以上もの間、津軽海峡のゲート役として海の安全を守ってきた恵山岬灯台には、実は知られざる物語やトリビアがあります。応募作品の力もお借りしながら今後、恵山岬灯台のPRに務め、ひいては函館市東部エリアの活性化を図っていきます。

→恵山岬灯台活用協議会の団体情報や、2022年度実施計画についてはこちら
灯台に登って、ととのう!? 日本初「灯台サウナ」フォトレポート [2023年01月16日(Mon)]
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奇想天外なアウトドアサウナ体験にテンションMAXな参加者たち


北海道函館市の恵山岬灯台活用協議会は2023年1月14日(土)、日本初のイベント「灯台サウナ」を実施しました。この取組みは灯台の存在意義を高め、灯台を起点とする海洋文化を次世代へと継承していく「海と灯台プロジェクト 新たな灯台利活用モデル事業」(一般社団法人海洋文化創造フォーラム主催)の一環です。参加者から「ロケーション、解放感が最高!」「めったにできない体験、一生忘れられない!」と絶賛された当日の様子をレポートします。

イベント概要                                   
イベント名 灯台サウナ
実施者 主催:恵山岬灯台活用協議会(函館市内の企業、函館市からなる任意団体)  
共催:日本財団 海と日本プロジェクト
目的 恵山岬灯台を活用したイベントの開発により、函館東部エリアの活性化を図る
実施日 2023年1月14日(土)
会場 恵山岬灯台・ホテル恵風(北海道函館市恵山岬町61-2)
参加者 10名(サウナ専門家、サウナ愛好家)
※イベント開発のための試験実施につき、主催者がモニターとして招待

最初のプログラム:知られざる灯台×サウナのストーリーを学ぶ 

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イベントは11時にスタート。最初のプログラムは灯台とサウナに関するレクチャータイムです。

まずは、恵山岬灯台活用協議会スタッフが、灯台の役割や恵山岬灯台の誕生経緯を説明しました。「灯台がなかった鎖国時代、夜の日本近海は真っ暗で、ダーク・シーと呼ばれていました。明治に入り、北海道庁が北海道開発のために建設した洋式灯台のひとつが恵山岬灯台です。灯台は船の安全航行を守り、船によって様々な物資や人、文化が運ばれました。私たちは灯台のおかげでたくさんの恩恵を受けています。」
続いて、「日本サウナ史」の著書であるサウナ専門家・草g洋平氏が「北海道は日本のサウナ発祥の地」という意外な歴史を紹介。江戸末期、漂着民の返還と通商交渉のため日本を訪れたロシア人、アダム・ラクスマンが、根室市での越冬中にサウナをしたという史実があるのです。「サウナは海を通じてもたらされました。その海を守っているのが灯台です。」参加者たちは、初めて聞く話の数々に興味深く耳を傾けました

灯台のたもとに設置されたテントサウナに、参加者は寒さを忘れて大興奮

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にわか灯台マニアになった参加者たちは、着替えて恵山岬灯台へGO!当日は北海道の冬にしては温かい日でしたが、それでも気温は3度。海から冷たい風も吹きつける過酷な環境だったのにもかかわらず、灯台のたもとに建つテントサウナを見た瞬間、参加者たちは大興奮。「常軌を逸してる(笑)」「これはおもしろい」と笑顔がこぼれます。

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灯台のたもとに設置されたテントサウナの内部


しっかり温まった後、灯台バルコニーへ! 
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テントサウナと水風呂の交代浴で身体をしっかり温めた後は、いよいよ恵山岬灯台のバルコニーへ!

海の絶景と潮風がもたらす解放感・非日常感は、ととのう(サウナ用語で「気持ちよくなる」の意味)ための最高のエッセンスです。「海を通じてサウナがもたらされた」というストーリーも思い出され、W感動のととのい体験Wとなりました。

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すごい景色!すごい風!すごすぎて笑っちゃいます!


恵山岬灯台スペシャル「サ飯」は、サーモンクリームスープと灯台ツブの串焼き

サウナで大量の汗をかき、心身ともに整った後で食べるご飯「サ飯」(サウナ飯の略称)。今回は、恵山岬灯台スペシャル「サ飯」として、本場・フィンランドでサウナ後に食べる「サーモンクリームスープ」と、貝の形が灯台に似ていることからその名がついた「灯台ツブ」の串焼きの2品を用意しました。北海道産の鮭と牛乳がたっぷり入ったサーモンスープはまろやかな味わい。灯台ツブは食感と風味が良く、いずれも参加者から大好評でした。
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サウナ専門家・草g洋平氏「灯台の活用方法としてサウナは可能性大」

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インタビューに答えるサウナ専門家・草g洋平氏

自らも参加者としてイベントを楽しんだ草g氏は、終了後、「最高でした!海外では灯台を改修してホテルにしている事例があります。灯台の活用方法として、サウナはアリですね。」と語りました。また、恵山岬灯台に隣接する「ホテル恵風」の温泉やサウナも素晴らしいと高評価し、うまく組み合わせることで、より参加者の満足度が上げられるとアドバイスしました。

「灯台サウナ」の今後について

インターネット検索で「灯台サウナ」と検索すると同様の情報はヒットしないことから、今回のイベントは、灯台を活用したアウトドアサウナイベントとして、日本初の試みです(恵山岬灯台活用協議会調べ)。
当協議会は今回の試験実施をふまえ、全国のサウナ愛好家をひきつける可能性があると考え、来年度、一般客向け有料イベントやホテル宿泊客向けオプションプログラムとしての実施を検討します。
詳細は決まり次第、当協議会公式ブログにて発表します。
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→恵山岬灯台活用協議会の団体情報や、2022年度実施計画についてはこちら
函館・道南在住の皆様へ「恵山岬灯台 認知度調査」ご協力のお願い [2023年01月14日(Sat)]
函館・道南在住の皆様へ

現在、「恵山岬灯台 認知度調査」を行っています。
WEB上での簡単なアンケートを用意いたしました。
下記のURLより、ご協力いただけますと幸いです。

https://forms.gle/NHxmZdT22WgH28xd9

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函館市内の企業と自治体関係者らで構成する恵山岬灯台活用協議会は、恵山岬灯台を核とした函館東部エリアの活性化を目指して活動しています。

今回のアンケートは、恵山岬灯台の観光コンテンツとしての可能性を見出すために実施するもので、アンケート結果は当会活動の参考とするほか、本ブログで公開いたします。

恵山岬灯台活用協議会
灯台をテーマに巡ると、函館市東部エリアには知られざる魅力が!「灯台周遊モニターツアー in 北海道函館市」を実施 [2022年12月22日(Thu)]
恵山岬灯台活用協議会は2022年12月12日(月)、「恵山岬灯台を核とした函館東部エリア活性化事業」の取組みのひとつ「灯台周遊モニターツアー in 北海道函館市」を実施し、参加者から高評価を得ました。このツアーは、灯台の存在意義を高め、灯台を起点とする海洋文化を次世代へと継承していく「海と灯台プロジェクト 新たな灯台利活用モデル事業」の一環です。

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訪問した灯台のひとつ「汐首岬灯台」にて、灯台と津軽海峡、参加者

【「灯台周遊モニターツアー in 北海道函館市」の概要】

内容:ガイドの案内で恵山岬灯台、汐首岬灯台、日浦岬灯台の3灯台を巡り、知られざる灯台のストーリーを知るとともに、自然景観や観光名所、グルメを楽しみ、函館市東部エリアを満喫する1日ツアー。恵山岬灯台活用協議会が2022年9月から実施している灯台調査の内容を盛り込んで企画しました。
実施日:2022年12月12日(月)
参加者:10名(函館市民、函館市職員、灯台活用団体関係者、恵山岬灯台活用協議会会員)
主催:恵山岬灯台活用協議会
共催:日本財団 海と日本プロジェクト
協力:函館海上保安部

▼本モニターツアー企画運営によって明らかとなった、3つの灯台のストーリーや見どころを紹介します。
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恵山岬灯台を見学する参加者たち(ドローンで撮影)

【恵山岬灯台〜太平洋と日本海をつなぎ、人と物の流れを支える〜】
◎ストーリー
恵山岬灯台は、北海道開拓のためのインフラ整備の一環として、北海道庁が建てた灯台のひとつ。周辺は岩礁や霧による海の難所で、灯台が必要だった。明治23(1890)年の初点灯以来、津軽海峡のゲート的存在として、出入りする大型船やフェリーの安全を守っている。太平洋戦争末期に空襲を受けるが、その重要性から、たった3か月で復旧された。恵山岬灯台と対岸にある尻屋崎灯台(青森県)を結ぶ線は、日本海と太平洋の境目である。
◎見どころ&楽しみ
・恵山岬灯台は高さ19メートル。函館市内にある3灯台の中では最も高く、迫力がある。白くまっすぐ大きな灯台、青い海、赤茶色の山肌を見せる恵山のコントラストが美しい。周辺は公園として整備されているため歩きやすく、様々な角度から「映える」写真撮影が楽しめる。
・徒歩3分の場所にホテル恵風があり、宿泊すれば、朝、昼、夜と異なる灯台の姿を堪能できる。


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津軽海峡にせりだす日浦岬の突端に立つ日浦岬灯台

【日浦岬灯台〜荒波と柱状節理がつくり出すうずしおから漁師を守る〜】
◎ストーリー
日浦岬灯台は、近隣の漁業者からの要望で造られた灯台である。昭和26(1951)年初点灯。日浦岬灯台のおかげで漁業者の安全が守られ、美味しい海産物がもたらされている。
◎見どころ&楽しみ
・駐車場から日浦岬灯台へは3分ほどの近さだが、道中には火山活動が作った柱状の岩々「柱状節理」が連なり、潮だまりを眼下に眺める橋もあり、冒険気分を味わえる。
・高さ9.5m、ライトも小ぶりで、かわいらしい灯台である。
・間近で海を眺め、潮風をあびることができる。岬の真下に出来ては消えていく渦潮や砕ける波は美しく、見飽きない。漁業者が漁をする様子や、津軽海峡を行きかう船、鳥、対岸の下北半島もよく見える。
※日浦岬灯台は通常、立ち入り禁止です。今回は函館海上保安部から特別な許可を得て訪問しました。


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旧戸井線アーチ橋と汐首岬灯台

【汐首岬灯台〜江戸時代のかがり火台がルーツ、海の要衝で明かりを灯し続ける〜】
◎ストーリー
汐首岬灯台がある場所には江戸時代末期、松前藩によって「かがり火台」が置かれていた。汐首岬は北海道と本州の最短地点で、対岸にある下北半島・大間崎とは17.5kmしか離れていない。往来の激しい津軽海峡の中で狭く危ないエリアであり、夜間の船の安全航行のために明かりが必要だった。北海道庁が建てた明治期の灯台29基のひとつで、明治26(1893)年初点灯。
◎見どころ&楽しみ
・汐首岬灯台は、レトロモダンなたたずまい。
・灯台の横には、かつて宿舎や段々畑があった跡がある。灯台守の使命感や、それを支えた家族の皆さんに思いをはせることができる。
・平均海面から約40mの高台に建つため、津軽海峡と対岸の本州の絶景を一望できる。また、戦争遺構の旧戸井線アーチ橋を上から見ることができる。下から、灯台とアーチ橋を一緒に撮影するのもおすすめ。
※汐首岬灯台は通常、立ち入り禁止です。今回は函館海上保安部から特別な許可を得て訪問しました。


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汐首岬灯台が建つ高台から津軽海峡を眺める参加者

今回のツアーでは3つの灯台に加えて、世界文化遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」構成資産のひとつである「垣ノ島遺跡」と、函館市内で54年ぶりに誕生した酒蔵「五稜乃蔵」、干潮時の数時間だけ海中から出現する「水無海浜温泉」も訪問。また、ランチタイムにはホテル恵風で、お刺身やブリの煮つけ、たち(鱈の白子)の天ぷらといった海の恵みたっぷりの料理を堪能しました。

【参加者の声】
「東部には何度も来ていますが、知らなかった歴史や自然に触れ、新鮮な1日でした。」(50代男性)
「灯台は『古い』『近寄りがたい場所』という印象を持っていたが、今回のツアーで親近感を覚えた。灯台守の方々が苦労して灯台を維持管理されていたことを知り、心打たれた。」(40代男性)
「灯台が北海道開発に貢献したという歴史や、船や漁業の安全を守っていることを学び、自分たちの生活との結びつきを感じた。」(70代男性)
「今回訪れた3つの灯台にはそれぞれに異なるストーリーがあった。もっと他の灯台についても知りたいと思う。」(20代女性)

→恵山岬灯台活用協議会の団体情報や、2022年度実施計画についてはこちら
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