せのがわおひさま市民発電所
[2013年11月25日(Mon)]
前回アップした、「綿から糸を紡ぐ」の記事。お陰様でたくさんの「いいね」をいただき、誠にありがとうございます。
ガンジーのチャルカとカディの運動のことを知ってから、足るを知ること、自給自足のこと、そして意思表示をすることについて、色々と思う事が出てきています。
たとえば原発の是非。
割とデリケートな問題だと思いますので、できるだけ中立を保つスタンスで記事を書かせていただきます。
多分、「日本を人も住めないような空間線量にしたいから、事故が再発する事を願って原発を再稼働させたい」と思っている政治家は一人もいないと思いますよ。
と言うより、そんな人が日本で政治家をしていてはマジで困る(笑)
あくまで私の予想(邪推?)なのですが、海外から燃料買って国富を流出させたり電力会社や協力会社の食い扶持を奪ったり工場に高い電気代押し付けたりまだまだ歴史が浅くて自分もよくわかってない再生可能エネルギーの推進のために予算をつぎ込んだり何なりしてしまった挙句、有権者・支援者の負担を増やして反感を買ってしまったがゆえに、次の選挙で落選させられて、せっかく得た様々な権益を失いたくない。
…という思惑を、「国益のため」とか「責任」とかいう言葉で代弁しているんだと思いますよ。
なので、脱原発に燃える皆様は、それらの要因を取り除いてあげればいいし、原発推進派の人は、前述の恐怖をより一層煽ればいい。
もし本当に脱原発を目指すのであれば、個人的には、貴重な土日を費やしてデモ行進をすることも大切なのかも知れないですが、一番なのは「エネルギーの問題は自分達の自治で解決できるから、どうかご心配なく」という事例と実績を増やせばいいと思うんです。
で、「自分たちでエネルギーを作り出すのって楽しいかも」という体験をさせるとともに、「もしかしたら電力の問題は、電力会社や国に頼らずに、何とかできるかも」って人を増やしていけばいい。
で、ゆくゆくは、自由にエネルギー源を選択できるような社会になれば、自分たちの意に沿うようなエネルギー源をもとにして活動を行っている企業の商品やサービスを応援できるようになればいい。
そんな考えや思いがあってかどうか、までは私の知るところではありませんが、日本各地で、市民参加型の発電所や、エネルギーの会社が、ちょくちょく増えつつあります。
有名なところと言えば、長野にあるおひさま進歩エネルギーさんや、それこそ広島の隣、岡山にある、備前グリーンエネルギーさんなど。
以前岡山にちょっと住んでいた時に、備前グリーンエネルギーさんに関わっていらっしゃる方とご縁をいただいたこともあり、広島に戻った際に、「岡山は進んでいるのに、広島ときたら…」と思っていたこともありました。
が、先日、「瀬野の方に、市民参加型の発電所があるよ」という情報を入手。
googleで調べたら、どうやら「せのがわおひさま市民発電所」と言うらしい。
facebookにファンページがあるので、そこでいくつかの情報を手に入れることはできたものの、正確な住所まではわからない。
とは言え、気になるので、手がかりをもとに、気分転換も兼ねてカブを走らせていったら…
遠目から、それらしき太陽光パネルを発見。
もしかして、と思い、早速近づいて行ってみると、
おお。確かに、「せのがわおひさま市民発電」と書かれている!
しかも、畑or休耕田だったっぽいこともあり、農業もしてる!(笑)
丁度私が行ったときに、敷地内にいらっしゃった人がいたので、撮影許可の依頼も兼ねて、いろいろお話をさせていただきました。
今まで、「広島という土地柄は保守的だから、こういう市民参加型の発電所とかは難しいだろうなぁ…」なんて思っていた分、本当にこういう市民参加型の発電所がある、ということに感動させられました。
このような市民発電所が各地に根付き、実績を挙げていけば、いくら想像力の乏しい方々でも、「ひょっとして、再生可能エネルギーで、この国何とかなるんじゃないか」という発想になっていくんじゃないか、と思います。
逆に、「もっと原発を推進したい!国は生ぬるい!」と思っている人がいれば、市民参加型の原子力発電所、なんてのも、ひょっとしたら出来ていくのかもしれない。
なお、実は筆者は、先日、「電気主任技術者第三種」試験(俗にいう電験三種)に合格いたしまして、現在免状を申請中でございます。
「せのがわおひさま市民発電所」くらいの規模の発電所であれば、電気主任技術者は不要らしいのですが、もしかしたら、電験三種、あるいはそれ以上の資格保持者が必要となるような市民発電所が、ちらほら出てくるのかもしれない。
もしかしたら市民発電所が雨後のタケノコのように出てくるような状況を快く思わない団体が、「電験三種以上の資格保持者に管理を云々」なんて潰しにかかってくるかも知れない。
そんな時のために、スキルを今まで以上に磨いていきたいと思っております。
ガンジーのチャルカとカディの運動のことを知ってから、足るを知ること、自給自足のこと、そして意思表示をすることについて、色々と思う事が出てきています。
たとえば原発の是非。
割とデリケートな問題だと思いますので、できるだけ中立を保つスタンスで記事を書かせていただきます。
多分、「日本を人も住めないような空間線量にしたいから、事故が再発する事を願って原発を再稼働させたい」と思っている政治家は一人もいないと思いますよ。
と言うより、そんな人が日本で政治家をしていてはマジで困る(笑)
あくまで私の予想(邪推?)なのですが、海外から燃料買って国富を流出させたり電力会社や協力会社の食い扶持を奪ったり工場に高い電気代押し付けたりまだまだ歴史が浅くて自分もよくわかってない再生可能エネルギーの推進のために予算をつぎ込んだり何なりしてしまった挙句、有権者・支援者の負担を増やして反感を買ってしまったがゆえに、次の選挙で落選させられて、せっかく得た様々な権益を失いたくない。
…という思惑を、「国益のため」とか「責任」とかいう言葉で代弁しているんだと思いますよ。
なので、脱原発に燃える皆様は、それらの要因を取り除いてあげればいいし、原発推進派の人は、前述の恐怖をより一層煽ればいい。
もし本当に脱原発を目指すのであれば、個人的には、貴重な土日を費やしてデモ行進をすることも大切なのかも知れないですが、一番なのは「エネルギーの問題は自分達の自治で解決できるから、どうかご心配なく」という事例と実績を増やせばいいと思うんです。
で、「自分たちでエネルギーを作り出すのって楽しいかも」という体験をさせるとともに、「もしかしたら電力の問題は、電力会社や国に頼らずに、何とかできるかも」って人を増やしていけばいい。
で、ゆくゆくは、自由にエネルギー源を選択できるような社会になれば、自分たちの意に沿うようなエネルギー源をもとにして活動を行っている企業の商品やサービスを応援できるようになればいい。
そんな考えや思いがあってかどうか、までは私の知るところではありませんが、日本各地で、市民参加型の発電所や、エネルギーの会社が、ちょくちょく増えつつあります。
有名なところと言えば、長野にあるおひさま進歩エネルギーさんや、それこそ広島の隣、岡山にある、備前グリーンエネルギーさんなど。
以前岡山にちょっと住んでいた時に、備前グリーンエネルギーさんに関わっていらっしゃる方とご縁をいただいたこともあり、広島に戻った際に、「岡山は進んでいるのに、広島ときたら…」と思っていたこともありました。
が、先日、「瀬野の方に、市民参加型の発電所があるよ」という情報を入手。
googleで調べたら、どうやら「せのがわおひさま市民発電所」と言うらしい。
facebookにファンページがあるので、そこでいくつかの情報を手に入れることはできたものの、正確な住所まではわからない。
とは言え、気になるので、手がかりをもとに、気分転換も兼ねてカブを走らせていったら…
遠目から、それらしき太陽光パネルを発見。
もしかして、と思い、早速近づいて行ってみると、
おお。確かに、「せのがわおひさま市民発電」と書かれている!
しかも、畑or休耕田だったっぽいこともあり、農業もしてる!(笑)
丁度私が行ったときに、敷地内にいらっしゃった人がいたので、撮影許可の依頼も兼ねて、いろいろお話をさせていただきました。
今まで、「広島という土地柄は保守的だから、こういう市民参加型の発電所とかは難しいだろうなぁ…」なんて思っていた分、本当にこういう市民参加型の発電所がある、ということに感動させられました。
このような市民発電所が各地に根付き、実績を挙げていけば、いくら想像力の乏しい方々でも、「ひょっとして、再生可能エネルギーで、この国何とかなるんじゃないか」という発想になっていくんじゃないか、と思います。
逆に、「もっと原発を推進したい!国は生ぬるい!」と思っている人がいれば、市民参加型の原子力発電所、なんてのも、ひょっとしたら出来ていくのかもしれない。
なお、実は筆者は、先日、「電気主任技術者第三種」試験(俗にいう電験三種)に合格いたしまして、現在免状を申請中でございます。
「せのがわおひさま市民発電所」くらいの規模の発電所であれば、電気主任技術者は不要らしいのですが、もしかしたら、電験三種、あるいはそれ以上の資格保持者が必要となるような市民発電所が、ちらほら出てくるのかもしれない。
もしかしたら市民発電所が雨後のタケノコのように出てくるような状況を快く思わない団体が、「電験三種以上の資格保持者に管理を云々」なんて潰しにかかってくるかも知れない。
そんな時のために、スキルを今まで以上に磨いていきたいと思っております。