FRJ2015に参加してきました
[2015年03月02日(Mon)]
2月14日から、15日にかけて、日本最大のファンドレイジングイベント、「FRJ2015」に参加してきました。
2月14日は、オープニングが終わった後、3つのセッションと、寄付教育シンポジウムと、准認定・認定ファンドレイザーのギャザリング、そして懇親会(および二次会)
2月15日は、3つのセッションと地域別ギャザリング、クロージングに参加してきました。
昨年同様、写真を撮ってるヒマなんかねぇ!ってくらい、素晴らしいご縁と、学び、気づきを頂きましたので、例によって、文章中心での報告(というよりむしろ感想文?)ですので、ご了承のほどを。
2/14
・オープニングセッション
Philanthropy〜♪
・地域を巻き込むファンドレイジング 共同募金が新しい挑戦をする理由
各県の共同募金会で活躍中の、3名のファンドレイザーからの活動報告。
私自身、共同募金について知らなかったこと、誤解していたことがある一方で、各地でクーポンや、ゆるキャラとのタイアップ、「共同募金は地域のために使われる」ことを活かした同業他社との差別化など、なるほどという事例がございました。
看板・威光を存分に見せつけて「お願いします」というよりも、「一緒に考える」ことが、今後、より大切になっていくんだろうなぁ。
・CFR・ACFRギャザリング
認定ファンドレイザー、准認定ファンドレイザーの資格所持者が集まるギャザリング。
遅れて参加したこともあり、出来上がっている状態の会場に入るのは、借りてきた猫状態でございました。
Philanthropy〜♪
・伝えるコツ
今やFRJの定番かつ人気セッションになっている、電通マン仕込みの、プレゼンテーションの極意。一言一言がズシンときます。
コミュニケーションの基本、大原則は「めいっぱい、考える」とおっしゃってましたが、確かに考えれば考えるほど、アイデアが洗練され、切り口が鋭くなってくるなぁと感じます。
大変だけれども、だれでも出来ることなんですよねぇ。
私なんかは、うまく伝わらないと「不勉強なやつが悪い」と思ったりすることが幾度となくありましたが、そんな人にも伝えられるよう「めいっぱい、考える」ようにしていかないとですね。
・キーパーソンとつながりを持つ方法
「ググってウィキして会いに行け。会ったらスマホで縁つなげ」で有名な、久米信行さんの、2010年代の人たらし術、もといコミュニケーション術。
中村文昭さんの、「お金でなく、人のご縁ででっかく生きろ」により、運命が大きく開けた感のあるワシとしては、中村さんと比較して、久米さんのコミュニケーション術のほうが、より社会に与える「巻き込み力」が大きいかなと思います。
早速、「今日、参加した人は運がいいですねー。」は、使わせていただきました(笑)
北斎美術館楽しみにしてます。
寄付教育シンポジウム
個人的には、寄付教育は環境教育には含まれないが、寄付教育はESDに含まれる、と考えているので、「市民の思いをベースとした、持続可能なコミュニティづくり」のためにも、寄付教育のインストラクターになって、啓発していけたら面白いだろうなぁ…などと思ってます。
2/15
・寄付、社会的投資そしてファンドレイジングの未来
冒頭に鵜尾さんが「このテーマを語る上で、これ以上のメンバーはいない!(キリッ)」とまで言った、そうそうたるメンバーが語る、「社会を変えるお金の使い方」の未来。
登壇者の一人である、元東大学長の小宮山氏が、「ピケティは世界政府を作って富裕層に課税しろ、って言っているけれども、本当は寄付なんだよね」というニュアンスの言葉を聞いた時、私は心の中で、「おおおー!」と叫んでしまいました。
なんてことだ。答えは既にこの国で出ているじゃないか。
・GoodとLikeのコミュニケーション
寄付者が寄付してくれるには、寄付者なりの理由がある。そして、それは、GoodとLikeに大別される、という切り口に「お見事!」と感じたセッション。
この切り口を教えてもらって以降、私が積極的にかかわっているプロジェクトに寄付して頂いた方に、「なんでこの人応援してくれたんだろう」と考えるようになってしまっています(笑)
もう一つ、ハッとさせられたのは、「資金調達」と「ファンドレイジング」の違い。
100万円の資金を得るのに、1人から100万円をいただくのは資金調達。100人から1万円づついただくのがファンドレイジング。
「ファンドレイジングって何?」と聞かれて、「平たく言うと資金調達」と言ってきたワシは、言葉の使い方に気を付けなければならないと感じさせられました。
・日本をソーシャルデザインする
ワシも愛読しているソーシャルグッド系メールマガジン”greenz”のお話。
予てから中の人がどんな人なのか知りたいと思っていたこともあり、今まで以上に、greenzというメルマガに興味を持てたように思います。
「ほしい未来は、つくろう」
・クロージングセッション
ファンドレイジング大賞と特別賞の発表。
大賞は、「日本グッド・トイ委員会」さん。
沖縄への出張中だったのに、受賞のため、東京に戻ってきたそうです。
この大賞は、いくつかの候補の中から、認定・準認定ファンドレイザーの投票により決定されるのですが、実は私も、日本グッド・トイ委員会の多田理事長が東京へ戻る原因を作ってしまった一人です(笑)
また、特別賞は、古本寄付を行っている「バリューブックス」さんがいただきました。
2月14日は、オープニングが終わった後、3つのセッションと、寄付教育シンポジウムと、准認定・認定ファンドレイザーのギャザリング、そして懇親会(および二次会)
2月15日は、3つのセッションと地域別ギャザリング、クロージングに参加してきました。
昨年同様、写真を撮ってるヒマなんかねぇ!ってくらい、素晴らしいご縁と、学び、気づきを頂きましたので、例によって、文章中心での報告(というよりむしろ感想文?)ですので、ご了承のほどを。
2/14
・オープニングセッション
Philanthropy〜♪
・地域を巻き込むファンドレイジング 共同募金が新しい挑戦をする理由
各県の共同募金会で活躍中の、3名のファンドレイザーからの活動報告。
私自身、共同募金について知らなかったこと、誤解していたことがある一方で、各地でクーポンや、ゆるキャラとのタイアップ、「共同募金は地域のために使われる」ことを活かした同業他社との差別化など、なるほどという事例がございました。
看板・威光を存分に見せつけて「お願いします」というよりも、「一緒に考える」ことが、今後、より大切になっていくんだろうなぁ。
・CFR・ACFRギャザリング
認定ファンドレイザー、准認定ファンドレイザーの資格所持者が集まるギャザリング。
遅れて参加したこともあり、出来上がっている状態の会場に入るのは、借りてきた猫状態でございました。
Philanthropy〜♪
・伝えるコツ
今やFRJの定番かつ人気セッションになっている、電通マン仕込みの、プレゼンテーションの極意。一言一言がズシンときます。
コミュニケーションの基本、大原則は「めいっぱい、考える」とおっしゃってましたが、確かに考えれば考えるほど、アイデアが洗練され、切り口が鋭くなってくるなぁと感じます。
大変だけれども、だれでも出来ることなんですよねぇ。
私なんかは、うまく伝わらないと「不勉強なやつが悪い」と思ったりすることが幾度となくありましたが、そんな人にも伝えられるよう「めいっぱい、考える」ようにしていかないとですね。
・キーパーソンとつながりを持つ方法
「ググってウィキして会いに行け。会ったらスマホで縁つなげ」で有名な、久米信行さんの、2010年代の人たらし術、もといコミュニケーション術。
中村文昭さんの、「お金でなく、人のご縁ででっかく生きろ」により、運命が大きく開けた感のあるワシとしては、中村さんと比較して、久米さんのコミュニケーション術のほうが、より社会に与える「巻き込み力」が大きいかなと思います。
早速、「今日、参加した人は運がいいですねー。」は、使わせていただきました(笑)
北斎美術館楽しみにしてます。
寄付教育シンポジウム
個人的には、寄付教育は環境教育には含まれないが、寄付教育はESDに含まれる、と考えているので、「市民の思いをベースとした、持続可能なコミュニティづくり」のためにも、寄付教育のインストラクターになって、啓発していけたら面白いだろうなぁ…などと思ってます。
2/15
・寄付、社会的投資そしてファンドレイジングの未来
冒頭に鵜尾さんが「このテーマを語る上で、これ以上のメンバーはいない!(キリッ)」とまで言った、そうそうたるメンバーが語る、「社会を変えるお金の使い方」の未来。
登壇者の一人である、元東大学長の小宮山氏が、「ピケティは世界政府を作って富裕層に課税しろ、って言っているけれども、本当は寄付なんだよね」というニュアンスの言葉を聞いた時、私は心の中で、「おおおー!」と叫んでしまいました。
なんてことだ。答えは既にこの国で出ているじゃないか。
・GoodとLikeのコミュニケーション
寄付者が寄付してくれるには、寄付者なりの理由がある。そして、それは、GoodとLikeに大別される、という切り口に「お見事!」と感じたセッション。
この切り口を教えてもらって以降、私が積極的にかかわっているプロジェクトに寄付して頂いた方に、「なんでこの人応援してくれたんだろう」と考えるようになってしまっています(笑)
もう一つ、ハッとさせられたのは、「資金調達」と「ファンドレイジング」の違い。
100万円の資金を得るのに、1人から100万円をいただくのは資金調達。100人から1万円づついただくのがファンドレイジング。
「ファンドレイジングって何?」と聞かれて、「平たく言うと資金調達」と言ってきたワシは、言葉の使い方に気を付けなければならないと感じさせられました。
・日本をソーシャルデザインする
ワシも愛読しているソーシャルグッド系メールマガジン”greenz”のお話。
予てから中の人がどんな人なのか知りたいと思っていたこともあり、今まで以上に、greenzというメルマガに興味を持てたように思います。
「ほしい未来は、つくろう」
・クロージングセッション
ファンドレイジング大賞と特別賞の発表。
大賞は、「日本グッド・トイ委員会」さん。
沖縄への出張中だったのに、受賞のため、東京に戻ってきたそうです。
この大賞は、いくつかの候補の中から、認定・準認定ファンドレイザーの投票により決定されるのですが、実は私も、日本グッド・トイ委員会の多田理事長が東京へ戻る原因を作ってしまった一人です(笑)
また、特別賞は、古本寄付を行っている「バリューブックス」さんがいただきました。

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