政治家よ国民を馬鹿にしてはいけない:1円まで領収書添付当然!
[2010年11月30日(Tue)]
公開された2009年分の政治資金報告書についてテレビのニュースが取り上げているが、実際に公開されている総務省のHPを見るとその実態がよくわかる。
こんな雑な報告書でよく許されるなーというのが正直な感想だ。民間なら許されない。
国民の多くは忘れがちだが、政党には、1994(平成6)年3月に制定された政党助成法に基づいて国から助成金が配布される。もちろん原資は税金。
赤ちゃんからお年寄りまで国民1人あたり250円を支払っている計算で、年間317億3千100万円の税金が配られるが、その使い道はほとんど制限がない。今年は、各政党に以下のような莫大なお金がつぎ込まれているのだ。
民主党 172億9700万円
自民党 103億7500円
公明党 23億8900万円
社民党 8億6400万円
国民新党 3億9700万円
新党日本 1億3500万円
みんなの党 3億6100万円
改革クラブ 1億2000万円
これに加えて政党には企業・個人からの寄付金があり、それを政治家に分配しているが、政治資金規正法上は受領した個人の領収書があればよく、その後の使途は不明のままで、収支報告書をあげればすむ。
私達民間の組織が行政から委託事業を受けたときは、あらるゆる経費に領収書を添付して、かつその数値が1円たりとも誤差があってはならない。もちろん、交際費など認められるはずがないし、尋常でない金額のタクシー料金などもってのほかである。
それが、国民のために税金を無駄なく公的分野に配分する役目の政治家が、自らなんともいい加減な資金管理やだらしないお金の使い方をしているのというのは許せないことだ。
政治家は清貧であるべきといのが私の持論。同窓会の経費まで、政治活動の一貫だと言っているような議員に、国の運営を司る資格はないだろう。
なんともうんざりする実態が腹立たしい。
こんな雑な報告書でよく許されるなーというのが正直な感想だ。民間なら許されない。
国民の多くは忘れがちだが、政党には、1994(平成6)年3月に制定された政党助成法に基づいて国から助成金が配布される。もちろん原資は税金。
赤ちゃんからお年寄りまで国民1人あたり250円を支払っている計算で、年間317億3千100万円の税金が配られるが、その使い道はほとんど制限がない。今年は、各政党に以下のような莫大なお金がつぎ込まれているのだ。
民主党 172億9700万円
自民党 103億7500円
公明党 23億8900万円
社民党 8億6400万円
国民新党 3億9700万円
新党日本 1億3500万円
みんなの党 3億6100万円
改革クラブ 1億2000万円
これに加えて政党には企業・個人からの寄付金があり、それを政治家に分配しているが、政治資金規正法上は受領した個人の領収書があればよく、その後の使途は不明のままで、収支報告書をあげればすむ。
私達民間の組織が行政から委託事業を受けたときは、あらるゆる経費に領収書を添付して、かつその数値が1円たりとも誤差があってはならない。もちろん、交際費など認められるはずがないし、尋常でない金額のタクシー料金などもってのほかである。
それが、国民のために税金を無駄なく公的分野に配分する役目の政治家が、自らなんともいい加減な資金管理やだらしないお金の使い方をしているのというのは許せないことだ。
政治家は清貧であるべきといのが私の持論。同窓会の経費まで、政治活動の一貫だと言っているような議員に、国の運営を司る資格はないだろう。
なんともうんざりする実態が腹立たしい。
by 原田紀久子