京都のおもてなし力
[2010年08月29日(Sun)]
午後から「市民のための京都再発見フォーラム」に参加。”市民のための”とわざわざついているのは、いまひとつ押し付けがましい気がしてあまり好きではなかったのだが、基調講演とパネルディスカッションがおもしろそうだったので行ってきました。
基調講演のアレックス・カー氏のプレゼンは素晴らしかった。いろいろな場所を紹介しながら、京都の電線・看板・醜い建築物などの景観の問題だけでなく、そこにある京都人の心のあり方の問題について追求していた。西陣の集まりに呼ばれて講演されたときに、50人ほどいた聴衆のうち西陣のネクタイをしていたのはカー氏のみだったというのは、笑い話ではすまないだろう。

パネルディスカッションは人の数が多く、あまりディスカッションになってなかった。議題を絞って3人くらいのパネリストで深堀した話をして欲しかった。特に、役所の施策の話が長く、”市民のための”なら、民の粋なと試みや京都をよくするのに役所をどう使うかなどのお話にして欲しかった。せっかく良いパネリストがおられたのに、もったいないなと思った。
また、カー氏が、京都のよさを守るために自ら実践している町家の民宿などの話を聞いたあとだっただけに、主催者の「市民のおもてなし力を向上させる」チームの方の提言書や役所の方の施策の話を聞いても、感動がなかった。実現するために自分達がどれだけ汗をかくかという話が見えなかったからだろう。
それにしても、”おもてなし力の向上”といいながら、最初の挨拶で時間が守られず、役所の方が基調講演の前の挨拶と話をされるのは参った。”もてなし”には、時間厳守や必要なことを簡潔に話す力も求められるのでは?客をあきさせてはいけない(苦笑)

いずれにしても、カー氏のお話を聞けたのはとても良かったし、パネリストで久しぶりにお会いできた方もいて行った甲斐が会った。それに、会場となった人まち交流館の100万人来場記念クッキーをもらえたし(笑)!
基調講演のアレックス・カー氏のプレゼンは素晴らしかった。いろいろな場所を紹介しながら、京都の電線・看板・醜い建築物などの景観の問題だけでなく、そこにある京都人の心のあり方の問題について追求していた。西陣の集まりに呼ばれて講演されたときに、50人ほどいた聴衆のうち西陣のネクタイをしていたのはカー氏のみだったというのは、笑い話ではすまないだろう。

パネルディスカッションは人の数が多く、あまりディスカッションになってなかった。議題を絞って3人くらいのパネリストで深堀した話をして欲しかった。特に、役所の施策の話が長く、”市民のための”なら、民の粋なと試みや京都をよくするのに役所をどう使うかなどのお話にして欲しかった。せっかく良いパネリストがおられたのに、もったいないなと思った。
また、カー氏が、京都のよさを守るために自ら実践している町家の民宿などの話を聞いたあとだっただけに、主催者の「市民のおもてなし力を向上させる」チームの方の提言書や役所の方の施策の話を聞いても、感動がなかった。実現するために自分達がどれだけ汗をかくかという話が見えなかったからだろう。
それにしても、”おもてなし力の向上”といいながら、最初の挨拶で時間が守られず、役所の方が基調講演の前の挨拶と話をされるのは参った。”もてなし”には、時間厳守や必要なことを簡潔に話す力も求められるのでは?客をあきさせてはいけない(苦笑)

いずれにしても、カー氏のお話を聞けたのはとても良かったし、パネリストで久しぶりにお会いできた方もいて行った甲斐が会った。それに、会場となった人まち交流館の100万人来場記念クッキーをもらえたし(笑)!










