高校生新卒未就職者支援事業:若者は機会を与えれば育つ
[2010年06月29日(Tue)]
週2日指導させていただいた「京都府高校生新卒未就職者緊急支援事業」の講座が明日最終日を迎えるにあたり、本日成果発表会を行ない無事終了。

この事業は高校を卒業して未就業だった生徒達37名(北部9名、南部28名)を、3月25日付けで一旦、京都府高校生緊急就職支援センターの研修生として雇用し、月給9万程支払い、最初の1月はビジネスマナーやコミュニケーション能力の向上など社会人としての基礎研修を受けていた。
私が担当したのは5月11日から後半1月半の15回分。週2日の授業で、他の3日は現場で実習。私の授業では、実習先での仕事から働く上での工夫などを考えさせたり、商品開発や会社運営を通じて、業務遂行能力やPC能力を向上させる内容になっている。しかし、本当の狙いは、1)人を雇う側の視点で考えられるようになること、2)仕事は与えられるものではなく自ら創りだすものであること、そして、3)仕事は人と協力して初めて成し遂げることができること、主としてこの3点を学んでもらうことだった。
ただ、最初の授業では、想定していたよりはるかにインパクトのある研修生達を見て、私で最後まで勤まるかと正直不安な部分もあった。しかし、私の心配をよそに、研修生達は、就職活動で忙しくしながらも、互いに助け合い、私にしかられながらも最後までなんとかたどりつき、今日の発表会を立派にやりとげた。
少なくとも、指導していた私にとって、彼らはベストを尽くしてくれ、本当にうれしかった。

そして、発表会と招待客との交流会が終わると、なんだか寂しく、毎日しかっていた子ほど気になって、別れ難い気持ちになった。”原田さん、泣くー”と笑われたが、年をとると目頭がゆるくなって。。
こういう気持ちで終えられたのも、すべて彼らの相談にのり、細かいフォローをされていたチューターや事務局の方々の影の力のおかげである。良き出会いに感謝したい。

この事業は高校を卒業して未就業だった生徒達37名(北部9名、南部28名)を、3月25日付けで一旦、京都府高校生緊急就職支援センターの研修生として雇用し、月給9万程支払い、最初の1月はビジネスマナーやコミュニケーション能力の向上など社会人としての基礎研修を受けていた。
私が担当したのは5月11日から後半1月半の15回分。週2日の授業で、他の3日は現場で実習。私の授業では、実習先での仕事から働く上での工夫などを考えさせたり、商品開発や会社運営を通じて、業務遂行能力やPC能力を向上させる内容になっている。しかし、本当の狙いは、1)人を雇う側の視点で考えられるようになること、2)仕事は与えられるものではなく自ら創りだすものであること、そして、3)仕事は人と協力して初めて成し遂げることができること、主としてこの3点を学んでもらうことだった。
ただ、最初の授業では、想定していたよりはるかにインパクトのある研修生達を見て、私で最後まで勤まるかと正直不安な部分もあった。しかし、私の心配をよそに、研修生達は、就職活動で忙しくしながらも、互いに助け合い、私にしかられながらも最後までなんとかたどりつき、今日の発表会を立派にやりとげた。
少なくとも、指導していた私にとって、彼らはベストを尽くしてくれ、本当にうれしかった。

そして、発表会と招待客との交流会が終わると、なんだか寂しく、毎日しかっていた子ほど気になって、別れ難い気持ちになった。”原田さん、泣くー”と笑われたが、年をとると目頭がゆるくなって。。
こういう気持ちで終えられたのも、すべて彼らの相談にのり、細かいフォローをされていたチューターや事務局の方々の影の力のおかげである。良き出会いに感謝したい。











