• もっと見る

<< 2010年08月 >>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
リンク集
https://blog.canpan.info/entreplanet/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/entreplanet/index2_0.xml
日本の起業家はケチ? [2010年08月17日(Tue)]
社会的な課題解決に地道に取り組む非営利組織は、どこも資金繰りに苦しんでおり、事業に賛同して協賛してくれる企業や個人はとても貴重な存在だ。

これは何も日本に限ったことではなく、どこの国でも同じことだ。しかし、残念なことに、日本の場合は、企業も個人も、社会的事業に積極的に参画したり応援する風土が、まだまだ育っていないと言われている。

そんななか、先日、外国籍の友人が知り合いの上場企業の起業家に当センターの活動の支援を依頼した際「興味があるのでぜひ応援したいと」と言われたので、私のほうから協賛の話をしたとたん、秘書を通じてまわりくどく断られたことに、「日本の将来がとても心配」と伝えてきた。
彼が言わんとしたのは、もちろん、成功した人物が社会貢献を実践しないことへの責めもあるが、直接面と向かって話をして一旦応じたことについて、本人からは一切連絡もなく終わったことについて、トップの人材として残念がっているのである。
実は、時同じくして、私のほうも同じような体験があり、苦笑してしまった。私の場合は、相手方の御願いに応じる代わりに協賛を依頼していたので、約束違うなーという気持ちだったのだが。もちろん、企業にはいたるところから協力依頼があって、その度に応える余裕はない。要は断り方とその理由の問題だろう。

彼と話をしていて、米国を代表する企業の日本支社の社長とお仕事をした際、「日本の企業は米国と違って、NPOなどと積極的にパートナーシップを組んで応援しない。これは、日本の成功した起業家にも言える」と散々非難されていたのを思い出した。

しかし、日本にも、当センターの協賛企業の方のように、ベンチャー企業で、ご自身の事業も大変なのに、応援したいとずっと協賛してくださっている経営者もある。

日本の場合、個人的レベルの参画であっても、会社の経費で落とす人が多く、お金は他人に寄付するよりも、身内の残すか自分に使う方が圧倒的に多い。米国など、自分が裕福でなくても養子をとって世話する人もいるのと比較すると、宗教の問題が大きいのかもしれない。しかし、今の日本人は心が貧しいなーと感じることが少なくないのは残念だ。

この問題を解決するには、若い頃に社会参画する体験を推進するなどの教育活動がとても大切だ。ただ、その教育を学校現場で実現できる大人がいないことが、悲惨なのだ。
| 次へ