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老舗企業研究-プレスリリース [2011年02月28日(Mon)]
平成21年と22年の2年間、京都大学と共同研究させていただいた「経済産業省平成22年度産業技術人材育成支援事業(サービス工学人材分野)」での老舗企業研究の成果報告もかね、企業調査の中間報告について本日プレスリリースを行った。

本事業では、コンソーシアムメンバーがそれぞれ違った事業を委託されていて、老舗企業研究は主として当センターが受託。京都大学経営管理大学院生の事例調査支援や研究会開催などをしながら老舗企業の研究に参画し、大阪府・京都府に本社を置く創業100年以上の企業へのアンケート調査のヒアリング項目を作成。
そのアンケートの回収データをもとに、京都大学の原良憲先生が中心となりデータ分析をされ、今まで抽象的に言われていた老舗企業の特質について、モデルわけして、数値として結果をまとめられたのを記者発表することになった。

しかし残念ながら、当センターが名前の知られてない弱小NPOであることからか、名前が長すぎて文字数を取りすぎるためか、いつもうちの名前が記事に掲載されない!
以前から取材を受けても思うとおりに記事にしていただくのが難しいことを体験しているが、実施した主体団体の名前を載せないなんてと憤慨するが、こちらの発表の仕方にも問題があるのだろうから仕方がない。

しょーもないことで腹立てるよりも(苦笑)、今後さらに研究が進み、多くの経営者に役立つ知恵が学術的成果としてまとまるのを期待したい。

で、そんな思いのあと、京都商工会議所「中小企業活力サロン」に参加。聞きたかった(株)本田味噌本店の本田社長のご講演は半分くらい終わっていたが、それでも、経営者の言葉には端々に心に残るものがあった。

「イノベーション、イノベーションというが、変化より継続が大事」 ただし、「何か新しいものが生まれていなければお客はついてこない。」とも。(本田味噌では、既に2005年に中国にて現地法人を設立して味噌販売を行っている)
「ファミリービジネスの事業継承のためには財産が分散しないようにすることが必要」
「知恵は自分で考えて、自分で悟っていくもの」

最後の一言は、学問でなくやはり実践ということだろう。となると、大学の研究が学者世界や研究者の自己満足で終わらず、経営者にとって価値あるものになるには何が必要か。数値だけ並べて出しても意味がない。税金が生きる形で社会に還元される事業内容について考えさせられるところだ。実のある仕事をしなければと身が引き締まった。

by 原田紀久子