小中一貫&コミュニティスクール
[2009年11月02日(Mon)]
10月は2回三鷹市の研究発表に指導助言者として参加した。本当は3回の予定だったのが、インフルエンザで中止になった。
研究発表では、授業を見たあと研究協議会となる。研究協議では、9月17日のブログに書いたように最初は先生方がコメントした後、残りの30分ほど助言者の講師がコメントさせていただく。三鷹の場合、往復6時間ほどかけて行くので、私としては、お話したいことが一杯あり、必死で話すので、ついついあせって早口になり、後で、あれ言い忘れてた、こう言えばよかったと後悔が後をたたない。それでも、先生がたから、「大学の教授や現場の先生方のお話を何度か聞いたけれども、アントレプレナーシップって何か今だわからなかったのですが、原田さんの具体的なお話を聞けてやっと理解できました。」と言われるとうれしくなる。
アントレの実践は、大抵生活科か総合学習の枠で実施されることが多いのだが、三鷹市の場合、全校が小中一貫のコミュニティスクールなので、研究会には、小学校と中学校の先生がたが一緒に参加される。
小中一貫といっても、三鷹では同じ校舎で小中学生が勉強しているわけではない。離れた場所のまま一緒に授業や活動を行なったり、互いの教師が交換授業をしたりして、9年間の一貫したカリキュラムのものと連携を強化しようとするものである。
一方で、コミュニティスクールとは、保護者や地域の人が学校運営協議会の委員になり、学校運営に一定の権限をもって参加するものである。三鷹の場合、学園制をとっていて、小学校1〜3校に中学校1校で一つの学園を構成し、7つの学園が、それぞれの運営協議会を持っている。運営協議会は、ほとんどの場合機能せず形だけのところも多いのだが、三鷹では、発に地域の人が参画しているようである。
ということで、三鷹の授業研究は小・中一緒にやっておられる。21日の第二中学校の提言活動でも、同じ学園の小学校の先生が「小学校でちゃんと指導して、スキルもついている。パワーポイントもうまく使えるし、もっと上手にプレゼンができるはず。中学校に入って下手になっている。」と指摘。それに対して中学校の先生が「PCを使わずにプレゼンをさせた。中学校では小学校のように発表の練習にかける時間を確保できない。」と反論。28日の羽沢小学校の実践には、中学校の先生がコメント。小中一貫教育の意義を肌身で感じる機会となった。
また、三鷹では、アントレ教育の導入にあたり、学校運営協議会のメンバーも研修に参加され、素晴らしい指導案のアイデアを出してくださった。特に、第一線で活躍されていた企業人や事業家の方々は、地域の産業や行政の機能などについて教員の方よりはるかに詳しい。アントレ教育への評価や導入への積極性も高かった。こういう人達を一緒に巻き込んで、新しい学校づくりをしていくというのは、時間はかかるが戦略として素晴らしいなと思う。
ただ、一点残念なのは、研修機会や支援体制が十分でないなか、現場の先生がたが中途半端な理解のもと実践をせざる終えないことである。どんな教育でも言えることだが、真面目で研究熱心な先生方だけに、良い結果をだしたいとがんばっておられる。ただ、初等教育段階のアントレプレナーシップ教育の専門家が非常に少ないなかで、良い講師を見つけるのは至難の業である。ぜひ、教育界だけで閉じるのではなく、地元の経営者や企業人などの中から良き指導者を見つけて、どんな教育を実現したいのかを十分議論して明確にしたうえで、地域の人を巻き込み、二人三脚でじっくりと授業づくりをされる体制をつくっていっていただけたらと思う。それがないと、結局は予算がついている間だけの「研究のための授業」で終わってしまう。過去に山ほどあったケースのように・・・・
研究発表では、授業を見たあと研究協議会となる。研究協議では、9月17日のブログに書いたように最初は先生方がコメントした後、残りの30分ほど助言者の講師がコメントさせていただく。三鷹の場合、往復6時間ほどかけて行くので、私としては、お話したいことが一杯あり、必死で話すので、ついついあせって早口になり、後で、あれ言い忘れてた、こう言えばよかったと後悔が後をたたない。それでも、先生がたから、「大学の教授や現場の先生方のお話を何度か聞いたけれども、アントレプレナーシップって何か今だわからなかったのですが、原田さんの具体的なお話を聞けてやっと理解できました。」と言われるとうれしくなる。
アントレの実践は、大抵生活科か総合学習の枠で実施されることが多いのだが、三鷹市の場合、全校が小中一貫のコミュニティスクールなので、研究会には、小学校と中学校の先生がたが一緒に参加される。
小中一貫といっても、三鷹では同じ校舎で小中学生が勉強しているわけではない。離れた場所のまま一緒に授業や活動を行なったり、互いの教師が交換授業をしたりして、9年間の一貫したカリキュラムのものと連携を強化しようとするものである。
一方で、コミュニティスクールとは、保護者や地域の人が学校運営協議会の委員になり、学校運営に一定の権限をもって参加するものである。三鷹の場合、学園制をとっていて、小学校1〜3校に中学校1校で一つの学園を構成し、7つの学園が、それぞれの運営協議会を持っている。運営協議会は、ほとんどの場合機能せず形だけのところも多いのだが、三鷹では、発に地域の人が参画しているようである。
ということで、三鷹の授業研究は小・中一緒にやっておられる。21日の第二中学校の提言活動でも、同じ学園の小学校の先生が「小学校でちゃんと指導して、スキルもついている。パワーポイントもうまく使えるし、もっと上手にプレゼンができるはず。中学校に入って下手になっている。」と指摘。それに対して中学校の先生が「PCを使わずにプレゼンをさせた。中学校では小学校のように発表の練習にかける時間を確保できない。」と反論。28日の羽沢小学校の実践には、中学校の先生がコメント。小中一貫教育の意義を肌身で感じる機会となった。
また、三鷹では、アントレ教育の導入にあたり、学校運営協議会のメンバーも研修に参加され、素晴らしい指導案のアイデアを出してくださった。特に、第一線で活躍されていた企業人や事業家の方々は、地域の産業や行政の機能などについて教員の方よりはるかに詳しい。アントレ教育への評価や導入への積極性も高かった。こういう人達を一緒に巻き込んで、新しい学校づくりをしていくというのは、時間はかかるが戦略として素晴らしいなと思う。
ただ、一点残念なのは、研修機会や支援体制が十分でないなか、現場の先生がたが中途半端な理解のもと実践をせざる終えないことである。どんな教育でも言えることだが、真面目で研究熱心な先生方だけに、良い結果をだしたいとがんばっておられる。ただ、初等教育段階のアントレプレナーシップ教育の専門家が非常に少ないなかで、良い講師を見つけるのは至難の業である。ぜひ、教育界だけで閉じるのではなく、地元の経営者や企業人などの中から良き指導者を見つけて、どんな教育を実現したいのかを十分議論して明確にしたうえで、地域の人を巻き込み、二人三脚でじっくりと授業づくりをされる体制をつくっていっていただけたらと思う。それがないと、結局は予算がついている間だけの「研究のための授業」で終わってしまう。過去に山ほどあったケースのように・・・・



