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2021年3月11日 [2021年04月16日(Fri)]

そう言えば、毎年ほぼ恒例の3月11日馬場の浜記事を投稿していなかった。

「唐桑御殿つなかん」に糸井重里さんと幡野広志さんに会いに行って、馬場に着いたのは2時46分ギリギリだった。3月11日の2時46分は毎年馬場の浜で黙祷をすると決めている。2013年からの恒例だ。

「おう」

馬場家の前にじいじがいた。

「今年は来ないのかなと思ってた」

2人で浜に降りていく。2人っきりは初めてかも。

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黙祷を終え、浜の祠の様子を見に行く。

「ずいぶんと松がおがった(育った)ねぇ」

どれどれ、とじいじも登ってくる。

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過去の記事の写真と見比べてみてください。

10年経ちました。ちゃんと10年ここに来ましたよ。

「じいじ、写真とろうか」

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馬場家にあがる。ばあばとまきちゃん、とんちゃん。ほのかがテレビでYouTubeを見ている。マイクラのゲーム実況なのか、とにかくガチャガチャした画面と音声。ほのかがニュースに変えさせてくれないらしい。

ばあばがコーヒーを入れてくれる。

「毎年こたつに入って、ぴぃちゃんと天皇陛下の追悼式見てたのにね。10年も経つと、テーブルの椅子でYouTube見てるんだね」

ぴぃばあちゃんがまだ生きてて、ほのかがまだ生まれてなくて、まだリフォームする前でこたつしかなかったときの話。
追悼式とはあまりに対照的なネットのゲーム画面で、可笑しくなる。10年を物語ってるようでもあった。
ばあばが「ほんとだねぇ」と笑う。

10年。

例えば阪神・淡路大震災。
1995年、小学校入学前に神戸で被災した私は、10年後2005年の1月姫路で何を考えていたんだろう。
2005年から見た1995年は世紀を跨いでるからか、ずいぶん昔のような気がする。高校生の私からしたら、95年なんて大昔だ。

きっと2021年の令和から見た2011年も、今の子たちにとってはずいぶん昔の話なんだろうなぁ。

「10年なんてあっという間、だった?」

まきちゃんがぽろっと言う。

「どうだろう」

首をかしげる私。
実は、ずいぶんと昔の話なのかもしれない。

そう、ずいぶんと昔のことなのかもしれない。
それも悪くない。

そう感じた10年目の3.11だった。
風化、とかじゃない。風と化すんじゃなくて、土と化していくイメージ。