6年前の解像度が上がって鳥肌立った話 [2020年07月29日(Wed)]
コロナ休校は明けたけど「探究ゼミ」と銘打ってオンラインで高校生と対話する機会は続いている。
(また、いつどうなるか分からんし) 5月の休校中、ゴールデンウィークに気仙沼の高校生と「#青春を止めるな」を合言葉にオンラインで文化祭をやろうってことで「バーチャル文化祭」(リンク)を実施。 ほんで、また続編をやろうってことで、 「バーチャルGARDENS」 というプチ企画をやってみた。 文化「祭」ってほどでもないけど、みんなが集まってこれる「庭」「公園」をオンラインでつくろう。 今回、企画を主宰した高校生は2人。 それぞれ「教育」と「方言」をテーマにしたプロジェクト。 教育=「小学校の先生」についてみんなで語りたいーという場を開催したのは、高2のかの。 将来先生になりたい、と。 かのは震災直後、ボランティアだった私たちに風呂を貸してくれていた、恩だらけの民宿の子。 小2のころからよく知ってる。 何人か若手の先生に声をかけた。 その中に、香川県のけんとがいた。 --- けんとは広島大学時代、ボランティアで唐桑によく来てくれて、今は小学校の先生、しかも附属小でばりばり教育の研究をしている。 気仙沼の教育の取り組みの話を聞かせてほしいと、今年の正月に、わざわざ姫路(私の地元)まで来てくれて、久々の再会を果たした。 それでぱっと思い浮かんだので、今回GARDENSに声をかけたら、忙しいのに快く参加してくれた。 7月26日、バーチャルGARDENSをオンラインで開催。 かのももう一人のひかるも初めての挑戦なのに見事に場を進行していて、高校生ってすげぇなぁと一同驚嘆。 けんとも熱く「教員」について語ってくれた。 後日。 「これ、けんとさんですか?」 かのから写真が送られてくる。 2014年、大学生が唐桑で企画してくれたクリスマス企画。 先日のGARDENSでオンライン越しで話をしていて、どこかで見たことあるなぁと思った、と。 うーん。どうだろう。解像度がなぁ。 アップすると…なるほど。 「私、おんぶされてたかも。笑」 けんとにも聞いてみる。 「え」 「あの子!!!???」 昔のHDDから6年前のアルバムを引っ張り出して1枚1枚確認。 あるはずだ。 あったーーー!(タップすると拡大されます) おんぶしてる。 左の黄色いのが私。 (悪トナカイけんと) (みんな若いなぁ) (それにしても、今の中3生がたくさん写っててびっくり。みんな大人になったなぁ) 「鳥肌立ってる。なにこれ」 「にしてもよくたくまさん気づきましたね」 気づいたのはかのだよ。 「この時のかのちゃん、だいぶん思い出してきました」 「本当によく見つけてくれたね」 「これは自慢できる」 「さらに、先生になりたいって話まで聞けてなんかホッコリするね」 嬉しいのはこっちだよ。 かののチャレンジがけんとを引き寄せて、6年前の薄れかけた記憶の解像度がぐっと上がった。 「感動の再会!笑」 「わたしもびっくりしたんです!」 「(GARDENSから)日を重ねるごとに思い出してます!」 「昔おんぶしてもらいながら遊んでもらった人に将来話してるなんて少し恥ずかしいですけど笑」 「でも、探究ゼミに参加してたことで再会できたのでたくまさん達に感謝です!」 …かの、中学生んときまで「さん」付けじゃなかったのになぁ。悲 「さん付けはやめてくれぇぇ」 おしまい。 (追記) あ、8月1日活動報告会をオンラインでやります! 申し込みはこちら↓ http://maru-zemi.com/2020/07/momeeting2020_entry/ |