吉本さんと再会 [2013年12月13日(Fri)]
吉本哲郎氏が釜石に入る前に唐桑に寄った。
久々の再会だった。 吉本さんは著名な「水俣地元学」の提唱者。 「ないものねだりからあるもの探しへ」というフレーズは、からくわ丸の根底を成す。 「まち歩き」や「クッキングまんま」など「見様見真似地元学」を始めて早1年半。 未だよく分からないことだらけだ。 むしろやればやるほど見えそうで見えないものが膨れて、焦りを生む。 まぁたかだか数年で何かを成せるとは思わないよう努めているが、成せるどころか見えもしないのでさすがに悩む。 どーすりゃいいんですかねぇ。 「1つ知ると、知らないことが3つ増える。ざまーみろ。わはっ」 円を描く。 円の内は「知っている」もの。円の外は「知らない」世界。 円が大きくなると、外部(知らない世界)と接する縁も増えていく。 つまり知れば知るほど「知らない」ことが増えていく。 そういうことらしい。 なるほど。 「若いうちは失敗できる。失敗が許される。 失敗しなさい。 ただし、取り返しのつく失敗をしなさい。 『取り返しがつく』ためにはな、いいか、 まずカネをかけない。 そして、悪知恵をはたらかせろ、汗水たらせ。 はい! それではお大事に!」 わはっ |