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唐桑ボランティア団の仕事 [2011年09月09日(Fri)]

唐桑ボランティア団が生まれてから、はや3ヶ月以上が経った。
硬い話で面白みのない話になるが、ここらへんで唐桑ボランティア団の活動をまとめて紹介することとする。
手探りかつ綱渡り状態の運営が続いていたので、今でこそ書けることばかりだ。

過去の関連記事は、「唐桑ボランティア集結。」「「唐桑ボランティア団」」「カキのお話」「8月6日オープン」など。

GWが終わり、まだ新たに唐桑入りする団体がちらほらあった頃。
「避難所へのニーズ調査の重複」が、少しずつ問題になってきた。避難所は、ボランティア団体からの「何か困ったことはありませんか〜?」という質問のラッシュだったので当然だ。しかも、質問に答えたところで、支援が必ずしも返ってくるとは限らない。
今でも覚えている。SVAの本間くんと鮪立の憩いの家のベンチで話した。「なんとかしないとねぇ」と。

唐桑でも団体間の情報共有、調整、要するに災害ボランティアセンター設立が必要だった。気仙沼のボラセンは、唐桑・本吉には手が回っていなかった。
そのうち本吉ボラセンがオープンしたとの情報が入る。

唐桑にもボラセンをつくろう!と、SVA・とちぎVネットらと動き始めるが社会福祉協議会の唐桑支所にはボランティアセンター開設のキャパがないことが判明。結果、民間主導のネットワーキングが進む。

当時唐桑には、気仙沼のボラセンを通じて唐桑入りする団体と、ボラセンが機能する前から地元密着で活動している団体の2種類が活動していた。後者は、RQや山岳、ひのきしん、FIWCなどが中心だった。その両者を繋ぐのは至難の業だった。やりがいはもちろんアリ。

これが(私から見た)唐桑ボランティア団の設立経緯。

6月、唐ボラ団の結成意義をまとめる。
一、唐桑で活動する各ボランティア団体の強みを生かす。
一、人員等必要な場合、各団体間で融通、調整する。
一、地元の方にボランティア申し込みの窓口を明確にする。
一、ボランティアをやりたい地元の方の窓口を明確にする。
一、度重なるニーズ調査・企画等で地元の方の負担にならないように調整する。

活動内容は、たいしたことはない。以下の2つ。

1.毎週火曜日に代表定例会議の開催
各団体の代表者による活動報告やトピックごとに情報共有。
2.分科会の開催
各分野ごとに、担当団体で議論。例えば、仮設住宅支援について話し合う分科会や、現場作業の調整を行う分科会、カキ養殖支援についてあれこれ議論する分科会など。
結果、仮設住宅でのイベントが重複しないように、各仮設に窓口団体をつけたりした。

モットーは、ゆる〜いツナガリ。「強制はしない」、ココがボランティアをまとめるポイントだった。
団体数は増え、10団体ほどが唐ボラ団に関係するようになった。

私含め、現在5名(うち補佐1名)が事務局として活動する。

つづく
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