5ヶ月 [2011年09月05日(Mon)]
くだらない話。
今日、ヤツとの長い長い死闘が終わった。 「ヤツ」とは、「アズキマメゾウムシ」。 馬場さん宅の倉庫の一室が、今私の部屋(通称:office-tkm)になっているのだが、 ちょうど1か月前、そこで2〜3mmの丸い虫が大量発生していることに気づく。 馬場さんによるバルサン弾の投下2回。掃除機による一斉検挙。 が、ヤツらは増えていく一方だった。 誰も見たことのない虫だったので、いつの間にか「カラクワオオタクマ」通称「ハナクソ虫」または「tkm」と名付けられた。 特に害はないので、なんとなく共生するようになった。夜寝ていると体の上でコソコソするので、そのときは指でシャリっと潰してポイっと捨てる。もちろんストレスは半端ないが、元凶が分からない。 午前中、唐桑ボランティア団の事務所で作業をしていると、ぽろっとシャツの下からカラクワオオタクマが落ちる始末。そのうち慣れてきた。 虫などに詳しい地元の人に調査を依頼。「アズキマメゾウムシ」という小豆の害虫であることが判明。(写真はエグいのでググることはおススメしません) 「マメゾウ」というかわいいニックネームがつく。愛着が湧く。 倉庫の豆類を撤去。 するとマメゾウは減った。 しかし、数日前から湿気のせいか再び大量発生。 遂に夢の中でもシャリっと出てくるようになり、愛着も消え、もう限界だと感じ始めたころ、すなわち今日、あるメンバーが隠れていた小豆の袋を発見! ぶわっとtoo muchなマメゾウが飛ぶ。小豆は穴だらけ。ついに基地発見。 「あー、見てるだけでかゆい!」と馬場さん。 焼却炉で灯油までかけて火葬。グッバイ、マメゾウ。ゴメンね。人類の勝利。 思えばガレキから湧いたハエとの闘い、マメゾウとの闘いが終わった。 今は、どこからか侵入したコオロギが部屋の中でいい感じのBGMを奏でる。 すっかり秋になった。 そんなこんなで、今日唐桑に来て5ヶ月が経ちました。 夏の記事がまだまだあるので、順次アップしていきます。 |