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お国の言葉講座2 [2011年09月03日(Sat)]

評判のよかった「お国の言葉講座」第2弾のはじまりはじまり。
前回(コチラ)と合わせてご覧ください。

超メジャー級からいきましょう。これを使いこなせば、もう地元人。

(これは、あくまでも唐桑の日々の生活の中で聞いてる言葉なので、正確さは保証しません。クレームは勘弁してください)

【やんた】:やだ。嫌だ。
例文:「もう、やんた〜」

【ける】:あげる。譲渡の意。おそらく「くれる」が短くなった。
例文:「これ、けっから持ってけ〜!」(これ、あげるから持っていきな)
例文:「けてしまった〜」(あげてしまった)

【かかる・かがる】:書いてある。
例文:「何てかがってた?」(何て書いてあった?)

【語る】:言う。
例文:「おらがそうかだっだっけ〜、○○ってかだられた」
(俺がそう言ったら、○○って言われた)

【えがった】:よかった。

【おれさま】:雷。

【てんでんこ】:ばらばらに。てんでんばらばら。
次の例文は有名な言葉。
例文:「津波のときは、てんでんこ(に逃げなさい)」
津波大国ならではの言葉。津波が来たら、まとまってから逃げようとするのではなく、とにかくばらばらにでも、一目散に高台を目指しなさいという戒めだ。

【わらず】:子ども。わらし、童子。
例文:「せずねぇわらずだずだ」(うるさい子どもたちだ)

【〜した時がある】:〜したことがある。経験。
例文:「あ!その話、聞いたときある!」

【〜わかんねぇ】:〜で仕方ない。どうしようもない。
例文:「もう暑くてわがんねぇ〜」(もう暑くてどうしようもない)

【〜っこ】:なんとなく付く語。
例:「お茶っこ」

【おらい】:俺たち。

【〜ほ】:〜の方。
例文:「オラほは、大丈夫だ」(私の方は大丈夫だよ)

【お晩です】:こんばんは。
これは、結構正式な挨拶の場、スピーチなどでもみんな使う。
「え〜、みなさま、おばんでございます」と。

【いってみる】:帰る。
例文:「ほんで、いってみっから」(じゃあ、帰るね)
最初、かじさんに言われたときは、「どこ行くん?」と聞いてしまった。

別れ際の簡単な挨拶だと、
【ほんで、まず】:んじゃ、そういうことで。
これは、頻度高い。要チェック。

おまけ。ややこしい言葉の紹介、
「草が、おがってきた」(草が成長して伸びてきた)
「今日は、がおった」(今日は疲れた)

---

ここからは、基本的な音の確認。
前回の復習になりますが…

「い」の音は「う」になりやすい、プラス濁るので…

「ち」→「つ」「づ」
「し」→「す」「ず」
「に」→「ぬ」
例:「俺だづ」(俺たち)
例文:「おめぇだづ、なーぬ語ってんの」(お前たち、何言ってんの)

あと、重要なのは…
「き」→「ち」

それさえ分かっていれば、結構ヒアリングできます!東北に住みたくなります。

---

以上を踏まえて、上級例文。
松圃(まつばたけ)地区で、夏祭りのポスターを貼りながら、宣伝してまわっていたときの話。
年配の男性とのやりとり。

「8月、お祭りやるんで、よかったら来て下さいね!」
「はづがづのなんぬづ?」

「・・・」

「はづがづのなんぬづ?」

「・・・はい?」

「・・・」
お互いしばらくポカーンとする。
「あ、13日です!」

分かりました?
「8月の何日?」でした。

---

続きまして、
ガレキの撤去中、ガレキ集積所で年配の職員に聞かれたこと。

「ボランティアさんは、ちょーなんぬ(ん)ちてたの?」

(今日、何してたの?かな…見たら分かるやん)
「…もちろんガレキ撤去です」

「?」

これは、さすがに全く分かりませんでした。
「今日、何人来てたの?」でした。
「来てた」と過去形になってますが、「来てるの?」という意ですね。

---

はい、以上メジャーどころの紹介でした。
気仙沼、唐桑にお越しの際は是非使ってみてください。
重要なのはイントネーションなんですけどね…
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コメント
したときある、おばんです、って方言!?知らなかったわ
Posted by: ながし  at 2011年09月16日(Fri) 05:56

井上ひさし著「吉里吉里人」。ひらがなとカタカナで東北訛りを表現しようとしていましたが、ちょっと伝わりにくい感じがありました。標準語には無い母音を耳にして過ごしているハズ。それをどうにか記述してみて欲しいです。
それと、変わった言葉。病院で医師に「いぃイカイカっつい」と、症状を説明。
答えは地元民から聞いてみてください。
時間を要すると思うけど(笑)
Posted by: 虎囃子のカジ  at 2011年09月04日(Sun) 08:50