知恵を貸してください [2020年04月06日(Mon)]
(以下、SNSに投稿した文章です)
【教育に携わる皆さん知恵を貸してください】 4月5日ははじめて気仙沼・唐桑にやってきた日です。9年前の今日です。 唐桑町馬場は当時まだ停電してて、車から降りたときに広がった落ちてきそうな星空が私の気仙沼ライフの起点です。 それは生涯忘れることはないです。 今日、別の「はじめて」が気仙沼にやってきました。新型コロナの感染確認のニュースです。 すぐさま学校の始業は延期になりました。 子どもたちの一日一日本当に貴重な「学ぶ権利」が奪われています。 大震災のときも、学校の始業、入学は4月末まで延期。 今の高校新入生は、9年前の小学校新入生で。 再びこの子たちに試練が与えられていると感じる保護者の方も多いと思います。 今、学びのオンライン化が求められています。 でも、気仙沼の学校ではオンライン授業化へすぐに踏み切れないでしょう。 家庭環境に一律にオンライン環境がない中では、公教育の判断としては仕方ないでしょう。 一方で、多くの家庭にオンライン環境がある(or 整えられる)のも事実です。 ここ4年ほど、地域発で学校とつくる学びの創出に取り組んできました。 今こそ、次世代の子たちの「学び」を支える取り組みが地域からの発案でできるんじゃないかと考えています。 気仙沼に感染事例が出る前にと1ヶ月ほど前から悶々と考えていましたが、その日が来てしまいました。 @気仙沼の産業を、くらしを支える大人たちが代わる代わるオンラインでキャリアセミナーを開けないか →休校期間を「かっこいい大人の背中」と出会えるチャンスには変えられないか →1300人の中学生の1人でも多くが「未来」をポジティブに考える期間に変えられないか A学校教員の有志のみなさんとオンラインで探究やEdTechについて探究するコミュニティをつくれないか →特に市内の中学校は今年度から「探究」を総合に盛り込むところが多いので、この休校期間を有効に使えないか B全国区の教育NPOやEdTechベンチャーではすでに先進的な取り組みをはじめています →気仙沼の高校生や中学生をそこにつなぐことはできないだろうか C上についてアイディアを出し合う会を、産官一緒にオンラインでできないだろうか 市教育委員会や学校の現場の先生に提言したくても、今日の今日まで学校再開の準備、一転休校対応に追われる姿が目に浮かぶので、中途半端な進言は憚られます。(しちゃってるけど…) 仕事へのコロナショックでそれどころじゃない方も多いと思いますが、地域が「自分ゴト」として思考する大きなテーマのひとつだと思ってます。 彼らがそう遠くない未来の気仙沼、日本の社会を背負って立つとき、 「2020の春、大人たちが動いてくれたこと」は必ず原体験になると信じています。 そのために私含め気仙沼の大人は今何ができるんでしょうか。 9年前の荒削りの星空を思い出して、書いてます。 知恵を貸してください!拡散も大歓迎です。 教育に関する課題感、アイディアなんでもいいので、コメント、直接メッセージ、お待ちしてます。 #気仙沼 #学びを止めるな (写真は以前のもので、まるゼミ生たちです) |