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りんご農園にて [2017年12月13日(Wed)]

「弘前市のりんごの生産量は日本全国の何割を占めているか知ってます?」

…皆目見当がつかない。いくらりんごの青森と言えど。長野もあるし。

「だいたいですよ。青森が日本の半分のりんごをつくってます。弘前はその半分をつくってます。だから20-30%ですね」

驚異的な数字だべー

「地元の人にとってはりんごはうんざりなんですよ。私も都会に出てたころはよく実家から大量にりんごが送られてきましてね。りんごは買うもんじゃない、どこかしらりんご農家の親戚からもらうもんでした」

どこかで聞いたことのある話だ。

「でもね、その弘前で私のような後継者がいる農家は何割だと思います?」

…。

「2割ですよ」

「そのうち、この景色は当たり前のものじゃなくなるんです」

これもどこかで聞いたことのある話だ。

---

青森県弘前市に出張でやってきた。
若手のりんご農家がりんご農園の中でお話を聞かせてくれる。


たった数十年後、弘前からはりんご農園が消え、三陸からは漁師が消える。

日本はどうなってるんだ?
この30年、平成をつくってきた大人たちは何を目指してきたんだろう。

正直、手おくれだと悲観するに値する数字だ。
唖然とした。
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